最近の寒波で、本当に燗酒が身体に染み込むような旨さを感じますね!
「八一(やいち) 特別純米」 AL15% 一升2,400円 四合1,260円
新潟県長岡市にある、レンガ造りの風格ある大きな煙突が特徴的な高橋酒造さんの越後酒らしい穏やかさのある酒。杜氏の平澤さんや蔵人達が自然農法により育てた酒米を使い、澄んだ地下水と、雪深い越後の気候を活かして手造りにより造られます。
その穏やかな飲み心地は、まさに越後酒の良さが表れている印象。また燗を付ければ味わいのしなやかさが増しやわらかな味わいとなる、いわゆる「燗上がり」する味わいのお酒。
先ほど、我が家でも毎年お世話になっているお蕎麦屋さんに、年越し蕎麦の持ち帰りの予約をさせて頂きました。持ち帰って大みそかの夜に茹でて、そのお蕎麦に付いているお汁に付けていただくわけですね。手打ち蕎麦は家で茹でてもやっぱり美味しい。
美味しいと評判のお蕎麦屋さんに行って必ず思うのは、「せっかくだから旨い蕎麦前を飲りたい!」ってことでしょうか。飲んべーさんにとっては当然の思いですよね。
で、「今年は年越し蕎麦前に、どんな酒を飲ったら、その後の美味しいお蕎麦がより美味しく感じるの!?」ってなことが、飲んベーさんにとっては最重要課題の一つになるわけです(笑)!
そんな時におススメしたいのが、この「八一 特別純米」のぬる燗でしょうか!その穏やかでやさしさのある味わいには、ホントに癒される感じなのです。アテには、この時期ぐらいしか口にしない数の子あたりを少し、美味しいお蕎麦を食べる前にお腹が膨れないように気を付けながら、しみじみと感慨深く飲るわけですね。
そして身も心も温かく和らいだらところで蕎麦っくいの準備はOK!やおら冷たく締まった手打ちの年越し蕎麦をツルツルっと喉ごし良く、より美味しくいただくわけですね。
ちなみにお燗には「日向(ひなた)」「人肌」「ぬる燗」「上燗」「熱燗」と温度によって呼び方が変るのですが、この「八一 純米吟醸」は人肌~ぬる燗がおススメ。
ひとはだ燗が恋しい大みそか、艶やかに心のひだに染み込むのです!(笑)
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