「本間様には及びもせぬが、せめてなりたやお殿様」
山形県酒田市の本間家、将軍家を除いては、江戸時代に間違いなく日本一の大富豪だったのであります。堂島の米相場において相場の神様と言われた本間宗久の本拠地。
昔に栄えた場所には、必ずと言って良いほど旨い酒があるのです。ここ酒田では「上喜元」。全国新酒鑑評会では7年連続金賞受賞!(全国で3蔵のみ)。大吟醸酒はJALのファーストクラスに採用されております。
「上喜元」純米酒 一升 2,480円
この酒田酒造さん、質の高い清酒しか造っていません。一番下のランクの酒でも、かなりのレベルの高さを感じる味わいなのです。ちなみに、この純米は一番下のクラスではありません。
酒屋のおやじは、いつか酒田市を訪れてみたいと思っています。そして、本間家が遺した繁栄の遺物を見てみたいですね。多分そこには、本間家が繁栄していた時代から続く高級料亭があったりして、様々な文化が残っているのだと推測されます。
また、なぜ現在に続く財閥へとならなかったのか?本間宗久と言えば、あのジョージ・ソロスだって、ウォーレン・バフェットだって知ってるに違いない米相場の神様。せめて野村証券ぐらいになっていても不思議ではないのですが。何があったのでしょうか?
※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります
投稿日:2009年11月7日
カテゴリー:清酒
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