たぶん、どこの会社さんも決算が同じ時期に集中していることが、この原因なのかも知れません。
ステップも9月が決算。一般的には在庫を少なくさせたりするのですが、ステップの様な街場の酒屋では逆に3月や9月に在庫が積みあがります。
いわゆる決算対策の特別条件が、あちらこちらから出るんですね。
円安などによる物価の上昇で、在庫の価値が上がっていいような気もするのですが、どこもそううまくは行かない様です。
消費者心理も、消費税、光熱費、ガソリン価格、食品価格等の値上がりで、日々の暮らしにかかる負担感が重くなり、特に嗜好品などはその反動で節約の対象になってしまうようです。
今日の朝日新聞の記事のなかには、「・・・・いったん買い物かごに入れた1本500円ほどのワインを棚に戻した。妻に予算オーバーと言われたから・・・・・」などと世間の状況が書かれておりました。
・・・・・・・なるほど今年の9月は特別条件の迫力が違うわけだ!っと合点がいった次第です。
【朝日新聞さんの記事】
今年の9月の状況を柔道にでも例えれば、あっちこっちから巴投げみたいな大技を街場の酒屋に対して繰り出してくる感じでしょうか(笑)!
決算だってのに、まだまだ在庫は積み上がるかも知れない(汗)!
たぶんそんな状況はどこのお店さんでも小売り価格に反映するのだと思います。
特に有名な輸入酒などの一部はすごく値上がりしている一方で、すごく安い価格で販売されている商品もあるというような、混沌とした小売りの現場になっていると言えるかも知れませんね。
つまり、賃金の上昇を伴わない物価の上昇は、小売価格を2極化させるってことでしょうか。
「今まで2~3千円で売ってたものが千円以下で売られてて、試しに買って飲んでみたら、あたりまえだがそのコスパの高さにビックリした!」
・・・・・・・みたいなのも、これからの楽しみ方かも知れませんね。
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