大神社と酒蔵「日光東照宮」

先日、家族で日光東照宮へ行ってきました。

スゴイところですね!ビックリしました。大きい神社は日本各地にありますが、ここは群を抜いてますね!お見事!!金や銅がふんだんに使われており豪華、更にこんな広大な場所を、たった一年半で完成させたといいますから、凄まじい財力ですね。

さて、大きい神社がある地域には清酒蔵が多いのはご存知ですか?

日光東照宮へ寄進された清酒菰樽。

神社への寄進等があった場合の神社からのお返しに、地元の清酒が使われるのです。大きい神社は、お祭りも大がかりで詣でる方も沢山の数となります。その時に神社から渡される清酒の量も膨大で、一つの蔵では到底間に合いません。一つの大きな神社の需要を満たすだけでも、結構な数の酒蔵が周りに必要となるのです。

その時の酒は、神社の階段をまさか車では上れませんね。酒蔵の若い衆が肩に担いで運び込むのです。それはそれは大変な重労働!(気合だー!)だからこそ、有難みがあるのかも知れません!酒蔵の皆さん、御苦労さまです。

逆に清酒を神社に寄進される方も沢山おられます。のし紙が巻いてあり、神様の像などのたもとにお供えされてる一升瓶のアレですアレ。酒屋としては、どうしてもそれらの銘柄に目が行ってしまうのです。中には「え~こんなスゴイ神社に、こんな酒~!!」みたいな酒も見かける事が多々あります。

神様がお酒を飲むわけではありませんので、最後には誰かがかたずける事になるのだと思います。その時、高級酒とまではいかなくても、地元の酒蔵が真面目に汗水流して醸した酒を飲んで頂きたいなーっと、酒屋のおやじは何時も思ってしまうのです。地元の酒蔵の奇をてらっていない地酒をお供えして頂ければ、酒屋の目にも違和感なく映るのだと思いますよ!

今回の東照宮の見学は2月の閑散期だったため比較的空いていてタイミングは良かったのですが、子供連れだった事もありガイドさん無しでの見学でした。次回は是非ガイドさん付きで見て回りたいですね。でないと日本語の解説文が難しくて、子供に聞かれてもちゃんと答えられません(涙)!

それにしても、杉花粉症持ちには恐ろしくなるほどの杉並木です。見学に行くタイミングがもう少し後にずれ込んでいたら、きっと恐ろしい事になっていたのかもしれません!おそろし~!!

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