ワイン専門誌「デキャンター.com」の記事によりますと、アマゾン・チャイナが直輸入のワイン販売を始めたのだそうだ。
今の世の中、儲かる商売ネタはみんな大手企業に持ってかれますが、世界一魅力的なワイン市場ともいえる中国で、世界的なネット販売の大手であるアマゾンが、自らワインを輸入して直接販売するという、なんともスゴ過ぎる商売を開始したのだそうです。
輸入するワインはカリフォルニアの7つのワイナリーのワインで、その中には元F1ドライバーのマリオ・アンドレッティのワイナリーであるアンドレッティ・ワイナリーも含まれているとのこと。
全てのワインは収穫量を抑えた高品質のワインで、価格は2,000円~6,000円。アマゾン・チャイナが中国で独占的に販売するのだそうだ。
中国中にある15のオペレーション・センターから、都心では朝に購入すれば、その日の午後には届くのだとか。
現在ワイン購入の27%がインターネット経由なのだそうだが、2020年までには47%まで増加すると予想されており、中国でのオンライン販売はとてつもなく大きな市場なのだそうだ。
ホントに儲かる商売ネタはみんな巨大企業に持ってかれますね。考えてみれば日本でも大手の企業はバブルのころに比べて何倍にも利益を膨らませているのに対して、中小はバブルが頂点としたらズーっと低迷したまま。もちろん街場の酒屋などは言わずもがな。
バブル以降の小売市場の変化は、利益の中小から大手への異動なのです。それでもまだ中国のワイン市場のような、いわゆるオイシイ市場があって、より有利な条件を持つ大手はキッチリ手を打って来るわけですね。
どうするべ~!?
酒倶楽部ステップの近くには、こんな状況下で奇跡のような業績を継続しているスーパーのヤオコーさんがあります。たぶんヤオコーさんには、酒倶楽部ステップのような小売店の生き延びるヒントがあるのではないかと考えて通ってはいるのですが・・・・・・・・・やっぱり地域に根ざしたブランド力でしょうかね。
酒倶楽部ステップならではの、ブランドイメージを地域の方々に持っていただくことが街場の酒屋として生き残る道のようです・・・・・・なんとかせねば(汗) !
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