東京の下町に出かけて道をたずねれば、「おぅ!このみちを まっつぐでい!!」ってホントに ”江戸っ子でい!” みたいな下町なまりで答えてくれるから楽しくなります。
最近酒屋をやってて驚くのは、若い人が「立石の・・・・でしょ!しってる、しってる!!」みたいに下町の酒場事情にメッチャ詳しいこと。たぶん「まっつぐでい!」なんてきっぷのいい感じの会話と、庶民的な安くて旨い煮込みなどのアテ、それから独特の飲み方の焼酎が、ホントに新鮮に感じるのだと思います。
そんな酒場に行くだけで楽しい気分になりそうですね。また「せんべろ」な安い、うまい、早いをハシゴするのもイイですね。
【下町の酒場といえばコレみたいな商品】
江戸の庶民の生活ルールであった「江戸しぐさ」に「ながっちり はいけね~ってんだい!」ってのが、あったか、なかったかは分かりませんが、庶民がひしめく江戸の下町では、そんなルールが必要ではなかったかと思うのです。
「おう!おやじ、煮込みとキンミヤくんな!」
トクトクトク・・「そうだそうだ、コップに山盛りについどくれ・・・・おっととっと」「この山盛りの酒のよう、山んとこをキューっと飲ってよう、上にすき間ができたらよう、角打ちの上のしょう油瓶に入ってる梅液をチョロっとたらしてよぅ、きゅーっと飲るんでい!」
「この煮込みはうめーな、この大きく切ったモツがいいね!こんだけでキンミヤがお茶碗3杯はイケるッテンだ!なぁ」「ながっちりはいけねーよ!さっと飲んで、さっとけーるんでい!」
「で、江戸っ子の勘定てな~こうやんでぃ!みみのあな~かっぽじって、よく聞いてやがれ!」「おい、おやじ!あいにくと細かい銭っきゃもってねーんだ!おっことしちゃいけねぇーからよ、手え出してくんな!」
「ひい、ふう、みい、よう、いつ、むう、なな、やあ、おい、おやじ、今なん時でい?」
・・・・・・・・「へい、四つでい・・・・・(汗)!」・・・・・・お後がよろしいようで!
失礼いたしました(汗)!
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