蕨市の南町にある老舗の洋食屋さんが閉店される。
大将の健康問題が閉店の理由なのだそうだ。近所の道順を説明するときには必ず名前が使われるような、ご近所のシンボルマークでもあるため、さみしく感じている方も多いのではないでしょうか。
【蕨の老舗洋食屋さんのお料理】
また、この洋食屋さんは我が家のガキンチョも含めた近所のそろばん教室に通う子供達にとってはあこがれのお店でもありました。
そのそろばん教室から競技会に選ばれて参加した子供たちは、競技会の後にこの洋食屋さんで好きなものが食べれました。オムライス食べて、その後にチョコレートパフェ食べるみたいな、子供にとっては間違いなくご馳走が食べれた洋食屋さんなのです。
時代の流れなのでしょうか、チェーン店以外のいわゆる街場の洋食屋さんはほとんど見かけなくなったように感じます。酒屋もまったく同じような状況にあるのですが、もっとヒドイかも知れません。
飲食店業界には、言い方は良くないかも知れませんが回転があります。閉店するお店さんがあれば、開店されるお店さんもあります。しかし街場の酒屋がなくなっても新規に開店する酒屋はありません。つまり飲食業界には魅力があるが、酒販業界には魅力がないということでしょうか。
少子高齢化で斜陽傾向にある業界は多いのだと思いますが、それでも古くから営業している飲食店さんには長年通い続けてくれているお客様がおられて、経営は新しいお店さんに比べると比較的が安定しているように酒屋としては感じます。いわゆるブランド力があるのです。
それでも健康の問題や後継者の問題など、様々な理由で営業を終えることになるわけです。立地条件や商品力だけではない難しい問題が個人経営の商売にはあるんですね。
・・・・・いやはや・・・大変だわさ・・・・(汗)
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