「なんだか、おしゃれで、美人で、ノッポな女の人と、無精ひげはやして、マフラーを首に巻き、細いズボンをはいた男の人がなんだか多くねぇ!?」みたいな街、青山での一人ランチ。
青山でのランチとなれば、どうしても寄りたくなるお店さんがあるんです。それも青山らしいファンシーなレストランではなく、焼き鳥屋さん。今回もそのお店さんに寄らせていただきました。
繁盛店のため1時過ぎまで待っての入店。
「こんなにスゴイ焼き鳥丼を食べれるお店さんは日本にもそうはないのでは!?」と本気で思うお店さんです。
大ぶりにカットされている焼き鳥は、なんとすべて焼き方がレア。それも肉の各部位によってミディアム・レアからベリー・レアまでいろいろ。
相当に良い肉を使っているとみえて、いやな臭みはまったくない。しかもランチのため、ランチ価格で食べれるのですから、まったくもって有難い。
どんぶりの隅にのせられている、やっぱり大ぶりのレバーがまた素晴らしい。フォアグラにも負けていないのではないかと思えるほど。
そのふわふわのレアーに焼かれた大ぶりのレバーの上から、テーブルに用意されているタレをちょっと加えかけて、さらに七味唐辛子をパラパラとふりかけ、やおら、その下に敷いてあるご飯とともにすくいあげ口の中へ。
いや~まったりとして、深みのある あっぱれな味わいです。
もともとレバーが苦手な酒屋のオヤジですが、まったく問題なく美味しく食べれるからスゴイ。
ささみと推測されるお肉は、ほとんど生でカツオのたたき程度に炙ってあるだけ。その上にたっぷりとワサビが乗っております。こちらもまた、厚切りのお刺身でも食べているかのよう。
いや~世界のどの国へ行ってもこんな上等な焼き鳥丼は間違いなく食べれないと思うし、日本国内でもこのレベルの焼き鳥丼が食べれるお店はそう多くはないのでしょう。それもランチ価格で。
盛りが良くてお腹がいっぱいになるのが ちょっと厳しくなってきた最近ですが、流石は東京のランチです。
やっぱり東京のランチ事情は偉大ですね!
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