東京でのワインの試飲会に出かけたついでに、人気の立ち食い蕎麦屋さんでランチです。
到着すると、その決して大きくない立ち食い蕎麦屋さんの周りには、すでに長い行列。驚いたことにそこに並んでいる人達はほとんど全員がワイシャツ姿の30代40代の男性。いわゆる働き盛りのサラリーマンの方々ですね。
待つこと約30分、やっとそのお蕎麦屋さんとは思えぬモノトーンでオシャレな内装のお店に入ることができました。
【スープ付きの牛丼じゃないよ~!笑】
カウンターで出来たてのお蕎麦を受け取り、まずその豪快さにビックリ。盛りがいい。お蕎麦の上に牛肉やネギ、ノリ、ゴマが山のように盛られてる。お汁にも油が浮いてる。
そして、いよいよ心おどらせながら箸でお蕎麦をつかみ、お汁にくぐらせ口に入れてまたびっくり。
酒屋のオヤジはお蕎麦が好きですが、決して蕎麦通ではありません。そんな立場をご理解いただき、誤解を恐れずに感じたことを素直に表現させていただければ、「硬すぎじゃね~のコレ!」ってぐらい歯ごたえがある。ゴリゴリいわせながら噛みこんで食べる感じかも。
よく「麺にコシがある」とか言いますが、「どうしたらこんなに硬く麺を打てるの」ぐらいに歯ごたえバッチリ。
お汁の味わいも、いわゆる一般的なお蕎麦屋さんの味とはちょっと違って濃厚。そこに取り放題の生玉子や天かすを入れて食べるわけですが、そのお汁の味わいは埼玉の武蔵野うどんのそれにやや似た感じ。
初めて食べた食感と味わいに驚きましたが、これはこれで美味しい。でも正直、 40代後期の酒屋のオヤジには、ややあごが疲れてしまう感じでした。
それでも、なで30代、40代の男性にばかり人気があるのかが分かった気がしました。働き盛りの男がガッツリと、噛みごたえよく、濃厚なお汁で肉とともに食う。きっと、力みなぎる身体が求めてるんですね。
まさに肉食動物系のお蕎麦だなあと感じた次第です。
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