日本で活躍するワイン・コンサルタントのネッド・グッドウィンさんが超難関の「マスター・オブ・ワイン」に合格!
おめでとうございます!
ロンドン生まれのオーストラリア育ち、フランスやアメリカでソムリエとして活躍したグッドウィンさん。現在は日本でワインのコンサルタントとしてご活躍されているのだそうです。
マスター・オブ・ワインは1955年設立の非営利団体。世界ワイン業界の発展に資する人材育成を目的とし、試験・ワイン論・論文の三部門の試験合格者にマスター・オブ・ワイン称号を授与しています。現在総数は世界23ヵ国で281人。合格は至難とされているのです。
日本人でこのマスター・オブ・ワインを取得している人は現在のところいません。フランス人でも数人だったと思います。香港、シンガポール、日本と各1人ずつ居ますが、アジア系では香港で活躍されている韓国生まれでアメリカ育ちのジェニー・チョー・リーさんだけ。大変に難関の資格なのです。
グッドウィンさんが今後日本で活躍されると、外食産業でのバイ・ザ・グラスによるグラス売りのワインが増えそうです。合格した論文のテーマが「バイ・ザ・グラスから見た日本のレストランのサービスやソムリエ」だからです。
以前、グッドウィンさんの書いたワインのバイ・ザ・グラス販売に関する記事を読んだことがあります。それによると、「ワインのボトル売りは粗利率を低くして、バイ・ザ・グラスでのワイン販売で利益を上げましょう!」といった記事だったと思います。良いことですね!
グッドウィンさん曰く「日本は知識のある愛好家が多く、熟成したワイン文化があるが、フランスやイタリアの有名なワインばかり飲まれている。コンサルタントとしてパーカー・ポイントに頼らず、私が探し出したワインを基に、楽しめるワインリストをレストランに提供したい。」との事。(パーカーさんは世界的なワインの超有名なグル!)
是非、グッドウィンさんに活躍して頂き、日本の外食産業におけるワイン市場をもっと豊かにしてして欲しいと思います。日本の新しいワインのグルに期待しましょう!
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