アジア最大級の食の展示会です。
ゆっくり見学する時間がなくて今年はザックリと見学。それでも、やっぱり世界各国から業者さんが集まっているだけあって、興味深い話や商品がありました。
先ず立ち寄ったのがチーズコーナー。オランダの5ヶ月熟成のゴーダチーズを試食。安心感のある美味しさです。オランダのチーズ農家さんは、熟成の浅いチーズは朝食に食べて、特別に3年ぐらい熟成したチーズは特別な日に上質な赤ワインとともに楽しむんですって。いや~ヨーロッパの豊かな食文化ですな~!
アメリカのベルモントのチーズも美味しかった。富裕層の多いイメージのある美しいニューイングランドから来日されたとは思えぬ素朴な感じのおじさん。なんでもその地域には日本人が結構な割合で住んでいるのだそうだ。「人口400人の地域に2人も日本人が住んでるんだから結構な割合でしょ(笑)!」だって。
フランスのブロックでは、いつもどうりワインの出品が多かったのだが、今回はいわゆる高級ワインや有名ワインが多かったような気がしました。やっぱりフランスワイン業界は高額ワインが売れてナンボなんでしょうかね。
スペインのブロックがなかなか興味深かった。輸入業者の決まっていないワイナリーなどは、酒屋のオヤジが酒屋だと知ると本音爆発「ロンドンとか東京とか、ワインが高過ぎだっつ~の!どこかで、だれかがも~けてやがる!!」みたいな。どの業者とは言えないけど(笑)!
スペインワインのコストパフォーマンスの高さには感心です。ヨーロッパ諸国にはかなりスペインのワインが輸出されているのだとか。だが同じヨーロッパでも国によって状況はいろいろ。
【ヴィンテージ入り高級ボックスワイン】
北欧で人気の高級ボックスワイン。価格は1万2千円ぐらい現地価格でするらしいのだが、環境問題もあり、ボトル入りではなく美味しいボックスワインが受けているのだそうだ。しかし、スペインではボックスどころかスクリューキャップでもワインに対する固定観念があり、まったく売れないらしい。
また、ヨーロッパの中でもオランダはワイン販売の競争が激しく、スペインワインをスペインで購入するよりも、オランダで購入した方が安いのだそうだ。
【ラ・マンチャの有機栽培ワイン「ヴィーニャ・セロン」】
目を引くワインボトルでした。家族経営のワイナリーでワインのラベルにご先祖様の写真を使っているんですね。クオリティも高く数えきれないほどのメダルをもらっているワイナリー。スペインのワインには本当にコストパフォーマンスの高いワインが多いと感じました。
シャルドネといえばシャブリなどフランスをイメージしますが、スペインとかイタリアとかのシャルドネって歴史も古くないし、生産量も少ないかも知れませんが、とってもコストパフォーマンスが高いのではないかと感じた次第です。
酒倶楽部ステップにとって今回の展示会では、おつまみ系の充実が図れそうです。美味しいくてお得なお酒とアテがご提供できるように頑張りたいと思います。
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