「恵比寿ノスタルジック横丁」東京ワインバー探検

古いお友達と会うことになり恵比寿へ。恵比寿といえば東京のワインバー激戦区の一つであり、せっかく恵比寿まで来たのだからワインバーにお邪魔しないのは、酒類業界人として実にもったいない。

久しぶりの再会です。そのため友人の一人は待ち合わせ場所で、酒屋のオヤジのすぐ目の前を通り過ぎ、そこに居たやや(だいぶ)恰幅の良い後ろを向いた男性の肩をたたき「ひさしぶり~!」だって・・・・・・・・(汗)!「どーせあたしゃ・・・・・・」止めときましょう・・・(涙)!

お腹が出て来て困ったものなのですが、「昔に比べればだいぶスリムになった!(笑)」と言うことで、気を取り直して恵比寿で最初のワインバーへ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこは恵比寿駅を出たところにある、古いビルの中にある商店街の一郭。こじんまりとした立飲みのワインバーで、グラスワイン、ビール、つまみとなんでもワンコイン。照明をおとした籠り感ある店内は何だか落着きます。

ここには、「なぜこのワインバーは男性の一人客がほとんどなのか?」がホントに良く理解できる「流石は恵比寿だ!」と納得できるほどの、えびす顔ではないスタッフさん達がおられました!「結局、おじさんになって人生分かった様でも、プライオリティーはそれなのね!(笑)」みたいな面の魅力も兼ね備えているワインバーでした・・・・・・・でも、こんど一人でお邪魔しようかな!って(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雨の中次に向かったのは1ブロックとなりにある昭和のノスタルジックな雰囲気が新しい、屋台村風のフードコート。この一郭に、これまたこだわりのワインバーがあったのです。いや~正直、かなり衝撃的な場所でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

周囲では焼鳥とかお刺身とかホッピーとか・・いわゆるそれ系のノリで楽しむ方が多い中で、そこだけ異次元の空間。あるのは野菜料理と高品質のワインのみ。でも、他店の焼鳥だのステーキだのを持ち込むのはOK!

ハンドメイドの非常に高品質だと一目で分かるワイングラスを、ワインのタイプに応じて使い分けます。置いてあるワインもかなりマニアっぽいもの。例えばトスカーナのカベルネ・ソーヴィニョンとサンジョベーゼのブレンドとか、あまり一般的には見かけないものばかり。それでいてどれも美味しい。

「どんなお客さんがこれほどのマニアっぽいワインを注文されるのかな?」と気になったのですが、店主の親切で丁寧な説明と、裏切らないワインの味わいで、ほとんどみなさんおまかせ。流石は恵比寿のワインバーさんなのでした。アッパレ!!

時間が経つにつれ場所柄か日本人以外のお客様が増えて来ました。日本に働きに来ている外国人の方々にとっても、この昭和の元気溢れる雰囲気の中で、ハンドメイドの本格ワイングラスに注がれた美味しいワインを楽しむのは魅力的なのでしょう。

 そんなこんなで、「やっぱり東京はスゴイや!」って結論になってしまった夜でした。

 

 

 

 

 

 

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