スペインのレイシス1をコンサルした世界的な醸造家
ジャン・マルク・ラファージュ キュヴェ・ニコラ グルナッシュ・ノワール
2017年 750ml
現在在庫なし (2020.3月現在)
熟した黒い果実やカカオの香り 凝縮した果実味と丸みのある渋み エレガントな雰囲気が漂う満足感あるフルボディ
フランス ルーション地方 IGP コート カタラン
葡萄:グルナッシュ100%
しっかりした凝縮感、スマートな果実感に伸びやかなミネラル。15%なのにアルコールを感じさせないラファージュ氏の傑作ワイン
~以下 輸入会社の資料から~
ジャン・マルク・ラファージュ氏は、フランスのモンペリエ大学にて醸造学を専攻し、在学中に生涯の伴侶、エリアンヌ氏に出会いました。彼女もまたワインの醸造学を学んでおり、卒業後、二人は世界中の様々な場所で醸造に携わることになります。辛口評論家として知られるジャンシス・ロビンソン氏が高く評価した、「レイシス1」は彼の醸造コンサルタント時代に生み出されました。36歳でドメーヌを引き継いでからは、彼の醸造家としての第二の人生が始まります。コンサルタントをやめ、ルーションのテロワールを自ら表現するワインを造る仕事に専念するようになりました。奥さんのエリアンヌ氏が白ワインとロゼワインの醸造を担当。現在ではアメリカのインポーター「エリック・ソロモン」をはじめ、世界中で彼のワインが評価されるようになりました。畑は、レ・ザスプル、アグリ、ラ・テットの三つにエリアにあり、レ・ザスプルはピレネー山脈の麓にある標高400メートルの高所に位置し、アグリは、アグリ川沿岸の南向きの暖かい土壌にあり、ラ・テットは地中海に面した涼しいエリアにあります。地質が複雑に入り混じったルーション地方で存分に実力を発揮している生産者です。
TECHNICAL NOTE
モーリーとザスプルの畑に育つ樹齢80年以上の区画のみから収穫されたグルナッシュ100%で造られます。収穫時にはリーファーコンテナを畑に横付けして、収穫したブドウを一切劣化させることなくプレマセラシオンに臨みます。収穫量は15hl/ha。樽発酵、樽熟成。
■91 Points(2007VT)–Robert Parker, Jr., The Wine Advocate
醸造家:Jean Marc Lafage
ラベルのとおり 白い花や蜂蜜の香りに 癒される白ワイン
2018年 750ml
現在在庫あり (2020.3月現在)
白い花や 蜂蜜のような甘やかで 華やかな香りがいっぱい
透き通ったきれいな酸味と みかんのような果実味のあるきれいな辛口の白ワイン
スペイン ガリシア地方 DOリベイロ
葡萄:トレイシャドゥーラ
醗酵:ステンレス・タンク 熟成:ステンレス・タンク熟成1カ月
秘境リベイロのトレイシャドゥーラ種の魅力を直球で伝えるトレイシャドゥーラ100%の白ワイン。華やかな香り、果実味と心地よい酸味が広がります。
~以下 輸入会社の資料から~
生産の90%が地元で消費される為、スペイン国内でもよほどの目利きしか知らないガリシアの隠れた銘醸ワイナリー。あのジャンシス・ロビンソン氏をして、「このワインを見つけ出してくれたバイヤーに感謝!」と言わしめた区画限定のアルバリーニョを初め、地元品種に息吹を与えるワインで知る人ぞ知る存在です。
ワイナリー名の「コト・デ・ゴマリス」は、古い教区の名前でワイナリーがある村の名前にもなっている“ゴマリス(Gomariz)”から名付けられました。村名のゴマリスは「ブドウの樹の新芽」を意味する“ゴマリサ(gomariza)”という言葉に由来しています。
コト・デ・ゴマリスを最も有名にしているのは何よりも、修道士の手によりイベリア半島で最初にできたクロ(石垣)で囲まれたブドウ畑であり、その歴史は10世紀に遡ります。当時から “リベイロの黄金の道“として知られていた銘醸地にワイナリーを構えています。
畑のロケーション、土壌、栽培方法、設備、“何をとってもリベイロで最も素晴らしい”謳われるこのワイナリーの歴史は、1970年代後半、恵まれたテロワールと消え行く地ブドウの価値にいち早く注目した先代に始まります。現オーナー、リカルド・カレイラ氏の父カコがこの地に移り住んだ1970年代は、世界的にもまだクオリティワインに対する意識が低かったこの時代。そんな時代に8年もの歳月をかけて畑の植え替えを行い、フィロキセラ禍以前のこの地方のあるべき姿に戻しました。そうして手をかけた畑は、テロワールに対する深い理解の賜物。ゴマリスでは、ここでしか造れないワイン、土地の個性を表現したワイン造りを行っています。今では約32ヘクタールの自社畑で地ブドウ品種が40以上の異なる区画で栽培されています。畑は美しい石で築かれた段々畑になっているのが特徴です。
コト・デ・ゴマリスは、リベイロの前衛的な、または解釈によってはむしろ伝統の救済者として欠かせない造り手であり、リベイロが白ワインだけではなく特徴ある魅力的な赤ワインを生み出すことができるワイン産地であることを証明するパイオニアであり続けています。
TECHNICAL NOTE
ビオディナミ農法
醸造家:リカルド・カレイラ氏
いつもはテディベア教室の内容が多い、テディベア講師のえみですが、今日はワインの投稿です❗
昨日の夕食、鶏鍋に白ワインを合わせてみました🥂
1本目は「ゴデリア ブランコ2015」
1980円 税別
スペイン 葡萄品種:ゴデーニョ80%・ドーニャブランカ20%(個性豊かな土着品種)
華やかな香りで、グレープフルーツのような苦味が鶏団子に使われている生姜の苦味と合ってました。程よいボリュームで鍋の野菜の甘味とも相性が良かったです💕
2本目は「セ・ビアン・コムサ・ブラン」
1300円 税別
フランス 葡萄品種:ソービニョン・ブラン50% ヴェルメンティーノ50%
とてもすっきりしていて、シャープな口当たり。レモンのような酸味が感じられます。
食事に合わせる順番としては、1本目と2本目が逆でした💦軽い口当たりなので、どんな食事にも合わせやすいと思います。食前酒にもいいかな。夏の暑い時期にも美味しく飲めると思います😊
ボトルもおしゃれな感じ💖
「葡萄とくま」にて、絶賛販売中です💕
薄旨系の元祖ともいれる造り手の 気軽に飲めるブルゴーニュ
2017年 750ml 2,800円(税別)
現在在庫あり (2020.2月現在)
柔らかな口当たりで 赤いベリーの果実味と丸みのあるタンニンが エレガントにまとまっている
今月の和食須賀家さまでの ワイン会にて 蕎麦とあわせました。
蕎麦の香りと 麺つゆのだしの旨味 に この 優しい口当たりのこのワインが 絶妙に合いました
フランス ブルゴーニュ地方 AOCパストゥグラン・ルージュ
葡萄:ピノ・ノワール70%、ガメイ30%
パストゥグラン用の畑は2.5haほどの畑があり、ガメイの比率は1/3程度。シリュグらしい、抽出の少ない淡い色合いで、軽やかでチャーミングな果実感が魅力的。重すぎない、肩の力を抜いて飲める赤ワインを探している方にピッタリ!名門ワイナリーが仕込むパストゥグランはやはり素晴らしい!
~以下 輸入会社の資料から~
1960年創業の非常に小規模なワイン生産者。化学薬品を使用しない害虫対策など人為的で化学的な介入を厳しく制限することで、地球環境に配慮した高品質ワインを生み出す為の真摯な取り組みが随所に見られます。(平均樹齢は35年~40年)。
働くスタッフにも女性が多く、ワインにも女性らしい繊細さが表れています。収穫は40人もの人員を動員し全て手作業で行っています。(100%除梗)。
近年、クラシックなスタイルからエレガンス感溢れるスタイルへと見事な変貌を遂げ、新たなファンの獲得につながっています。
最近の試みとしては収穫した葡萄をなるべく潰さないよう醗酵槽に入れ、果汁を疲れさせないようポンプの使用を避け、バケツでの移動に切り替えたり、ピジャージュの回数を減らすなど、より昔ながらの手法に切り替えている事などが功を奏しています。
人為的な介入を制限することで本来のポテンシャルを十分に発揮し、純粋でエレガント、ジューシーで果実味溢れるスタイルを見事に表現しています。
数年前からDRC(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ)が使用しているものと同じ選別機械を導入したことにより、ヴィンテージの出来に関わらず、雑味や青味のない甘く熟した果実だけを選別できるようになり、品質が飛躍的に向上しました。
その味わいはワイン評価誌などで高く評価されており、今後、目の離せない造り手として注目を集めています。
ドメーヌ継承年:1960年
醸造家:マリー=フランス&ジャン=ルイ・シリュグ/Marie-France & Jean-Louis Sirugue
アルノー・シリュグ/Arnaud Sirugue
ドイツで初めて辛口に特化!型破りな試みに世界が注目!
ヴァイングート・テッシュ ローベンハイマー ザンクト・レミギウスベルク リースリング トロッケン
2013年 750ml 2,980円(税別)
現在在庫あり (2020.2月現在)
きりっとした酸味としっかりとしたボディー感 飲みごたえのある辛口
土壌違いでリリースしているシリーズ。
ローベンハイマーは火山土壌。
テロワールの違いだけで、醸造など 他のことは変えていないそう。
ミネラル感と ボディ感が一番ある この ローゼンハイマーが 気に入って 今回は仕入れてみました。
醸造家のテッシュいわく 2013年はとても良いヴィンテージだったそうです。
本国 ドイツでは完売。
今 数年の熟成をさせてから 味わうことができるのは 日本市場ならでは ということでした。
もちろん 今飲んで 十分美味しいですし まだ 数年の熟成による進化も期待できそうです。
ドイツ ナーエ地方 クヴァリテーツヴァイン
葡萄:リースリング
ピュリニー・モンラッシェ、サヴィニー・レ・ボーヌ、ルイィ各村内の畑より。平均樹齢50年のVV。ステンレスタンクで発酵後、8ヶ月間熟成。
(2012)「ジャンシス・ロビンソン 28.NOV. 2014」 17点
(2013)「ワイン アドヴォケイト」 91点
ナーエ地方でもっとも小さな単一畑のひとつで風化した火山岩や鉄分の豊富な粘土からなる。豊潤な果実味や複雑でエレガントなストラクチャーがこのテロワールの特徴です。
~以下 輸入会社の資料から~
ヴァイングート・テッシュの設立は1723年。以来、テッシュ一族により代々受け継がれてきた家族経営のワイナリーです。
300年近くの長い歴史を持つワイナリーですが、その趣きは1997年に10代目のオーナーとなったマルティン・テッシュ氏の登場により一変します。伝統を重んじるワイン造りをそのまま踏襲することなく、自身の感性に従って、パッケージやロゴの変更だけでなく、畑のほとんどすべてをリースリングのみに縮小するなど、まさに“型破り”ともいえる方法で次々と新しい試みを実践していきます。
その信念の核となっているのが、「辛口に特化したワイン造り」。
「テロワールの個性を最も忠実に反映する品種」といわれるリースリング種において、ワイナリーの宝であるバラエティに富んだ区画が育む味わいの違いを、正確にワインに写し取ることはごく自然なことでした。また、食事との相性を考え抜くマルティンにとって、唇に分かりやすい甘みが残る伝統的なドイツのリースリングは理解できないものでもありました。また、その為に、家族のお祝い用などに作る一部の貴腐ワインを除いては、一切の伝統的な甘口ワイン造りを止め、辛口に特化することにしたのです。そしてピュアなリースリングの特徴を生かすために、ワイン造りにおいては最低限の介入を心がけ「補糖なし、樽なし、補酸なし」のストレートな醸造を全てのラインナップで貫いています。
こうした新しい試みは批判にもさらされ、古くから取引のある人々の不信を買い4割以上の顧客を失ったそうですが、分かりやすく整理したシンプルなラインナップ、手ごろな価格、異業種の人々との積極的な交流などもあり、逆に若い世代をはじめとする新しい顧客層にテッシュの“新しい”ワインが広がることになりました。伝統的なドイツワイン界にあってマルティンの試みは異端児にも映りますが、深い知識と信念に裏打ちされたワインは、今では世界各地で確固たる信頼を集めています。
■学者として活躍
長い歴史を持つワイナリーに生まれたマルティン・テッシュ氏ですが、意外なことに初めからワイナリーを継ぐ意思があった訳ではないと言います。家族の中でも少し変わっていた、というマルティンは15歳で実家を出て微生物学者の博士号を修め、研究者として企業でも活躍します(日本の味の素の世界的なプロジェクトにも参加していたそうです)。
■ワイン造りへ回帰
実家の仕事で慣れていたワインの仕事には学生時代のアルバイトとして関わりを続けていましたが、研究者として過ごしていたある日、もっと情熱を傾けられるものは何かという考えを抱きます。その時念頭に浮かんだのがワイン造りでした。一旦は実家を離れたものの、地質学や微生物学を修めたマルティンにとって「自分でもワインが造れるかもしれない」と考えたことは自然なことでした。
■鋭い味覚の持ち主
知性派のマルティンは、自分の進む道をしっかりと見極めた高い理想を持つ人物。「自らの特性を生かしながら人とは違うことをする」という明確な信念の下、辛口ワイン造りに特化した理由の背景には、マルティンが類まれなる味覚の持ち主である、ということも関係しています。非常に鋭い味覚を持ち食事に対するこだわりも強いマルティンは、「料理には明らかに甘いものが少ないにも関わらずワインだけが甘いままであること」に違和感を覚えていました。自宅で調理するものにも決して出来合いの品は使わず自分で選んだ食材を使って自分たちで調理することを楽しむなど、食事に凡庸な北ヨーロッパにあってその感性の高さは目を見張るものです。
■鋭い感性が生む土地の個性を反映したリースリング
マルティンほど畑の特徴を徹底的に表現しようとする醸造家は、1990年代のドイツでは他に類を見ませんでした。初めからワイナリーの特性をリースリングに定めていたマルティンが1997年に父親から醸造所を受け継いだときにまずしたのが、チェーンソーを持って30ヘクタールのブドウ畑に入り、約半分の樹を伐採し、自分の考えをワイン造りで遂行できる規模にしました。ワインの種類もそれまで40種類ほどあったものを11種類まで激減させました。
リースリングへの追及はワイン造りにも表れています。例えば「同じ日に収穫、全く同じ方法で醸造するとどうなるか?」ということを思いつき、2002年ヴィンテージからは所有する5つの区画のリースリングを同じ手法で醸造することで、それぞれのテロワールが持つ違いを見事に表現しました。 また、ブドウ畑の持つミクロクリマの研究でも知られており、それらの知識を背景とした「他にはないワインを造ること」をコンセプトとしています。
TECHNICAL NOTE
醗酵:ステンレス・タンク ステンレス・タンクにてマロ・ラクティック醗酵 熟成:ステンレス・タンク熟成
設立:1723年
醸造家:マルティン・テッシュ
2020年2月 東京の展示会場にて