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和食とワインをあわせてみよう!

今年も

ステイホームのゴールデンウィークが

始まりましたね。

 

葡萄とくま は

スティホームを エンジョイホームにできるような

そんなワインを揃えるよう努めています。

 

普段の食事に 一杯のワインを添える。

食事もワインも ペアリングすることにより

さらに 美味しくなる。

そんな毎日を送れるお手伝いをしていきたいです。

 

さて、

「おだしとワイン 究極の出会い」というセミナーに

参加してきました。

 

先生は

銀座の老舗フレンチレストラン アピシウスの

情野 博之ソムリエ。

 

今回のセミナーは業界関係者向けの内容でしたので

銀座の寿司店でのワインへの取り組みを例にして

和食の店で ワインを積極的に販売するメリットを

お話くださいました。

 

和食の味の基本は 「出汁」ですよね。

出汁がワインに合えば

その出汁を使った料理はワインに合うはず!

 

セミナーでは

合わせ出汁とポン酢出汁 を

シャンパーニュとシャブリ

そして

ブルゴーニュ ピノ・ノワール

とあわせました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

出汁は 旨味のかたまりなので

シャンパーニュや シャブリ、ブルゴーニュの赤ワインともに

出汁と ワインの甘味が 倍増されるような感じでとても

合いました!

 

驚きなのは

ぽん酢だし。

 

出されたぽん酢だし自体も美味しかったのですが(笑)

 

ぽん酢の酸味と ワインの酸味が

相乗効果で美味しいです!

酸っぱいものには 酸のあるワインが合いますね。

 

シャンパーニュや ピノ・ノワールとも

ぽん酢だしは合います。

それぞれの甘味が引き出される感じでした。

 

情野ソムリエの話では

このぽん酢だしをつかったちょっとした料理。

例えば

ぽん酢だしに わかめや茹でたタコをあえたりしたもの

は ピノ・ノワールに合うということでした。

 

この論理だと

酢で絞めたこはだや しめさばなどもピノ・ノワールに合うのだとか。

 

気軽に 和食にワインを合わせられそうですね。

 

普段の食事にあわせるポイントの一つとして

「出汁にあうかどうか」にクローズアップしてみる。

 

お家時間のお食事で ちょっと一工夫してみてください。

 

菜の花に旅路

お客様から

菜の花をいただきました!

 

路地でとった菜の花とのこと。

 

仲間内で評判の

菜の花スポットがあるらしいのです。

その中でも

柔らかめのものを摘んできたそう。

 

さっそく

茹がいて

いただきました!

 

香りも良くて

微かな苦みが 春を感じます。

 

そして

合わせたワインは

リタファームさんの

 

十六夜 旅路 自然発酵 2020

 

 

 

 

 

 

 

「旅路 たびじ」という名のブドウを

天然酵母で発酵させた 白ワインです。

 

「旅路」は

北海道 小樽の塩谷で 発見された

自然交配で生まれたブドウ。

現在は

北海道の余市町や仁木町でしか

作られていない珍しい地葡萄だそうです。

 

食用で育てられているものは

種なし葡萄にして

販売されているそうですよ!

地元では

すごく

人気があるみたい。

 

私も

食べたことはないのですが。

食べてみたいですね。

 

 

リタファームさんのワイン

旅路は

ブドウらしい果実味と

後味にある苦味が印象的な辛口のスタイルです。

 

ワイナリーのコメントには

生姜のような香りとあります。

 

確かに

和製ハーブのような

穏やかな香りがあります。

 

苦味が

合いそうなので

今回の菜の花に合わせてみました!

 

 

 

 

 

 

 

 

思った通り!

苦味が

合わさって

口の中で心地よく

溶け合います❣

 

新玉ねぎとも

同じような理由で

会いました!

 

お皿のチーズは

サヴォワ地方のチーズ

「トム・ド・サヴォワ」。

 

 

 

 

 

 

もちろん

こちらも合いました!

 

春食材の心地よい苦味と

旅路の苦味

春を感じる素敵な夕食でした。

 

 

 

 

 

 

リタファーム&ワイナリー

十六夜 旅路 自然発酵2020

 

在庫は まだあります!

お早めに!

シャトー・ヌフ・デュ・パフ と まぐろのカマ

ワインを勉強し始めたころ

印象的なワインの一つが

今日ご紹介する

「シャトー・ヌフ・デュ・パフ」。

 

ワインって

美味しいだけでなくて

その背景を知るのが

楽しいなあと思ったワインです。

 

すでに ご存じの方も多いかと

思いますが

フランス ローヌ地方のAOCワインです。

 

「パフ」というのは 「教皇」の意味なんですが

名前からも想像できますが

とても歴史があるワインなんです。

 

「シャトー・ヌフ・デュ・パフ」で

「教皇の新城」という意味。

フランスでは

略して

「シャトー・ヌフ」と呼ばれているそう。

 

14世紀にローマ法王庁が

ローヌ地方のアヴィニョンに移転したことに

ワインの名前が由来しています。

 

赤も白 も 造られる AOCシャトー・ヌフ・デュ・パフですが

圧倒的に赤ワインが有名です。

グルナッシュを主体とするブレンドですが

合計13種類の葡萄のブレンドが認められています。

 

黒い果実を煮詰めたような凝縮した果実味と

濃厚さで ワインの王様の風格があるワインです。

 

一般的に 価格が高い

シャトー・ヌフ・デュ・パフですが

今回

ご紹介するのは

お買い得価格の シャトー・ヌフ です。

 

 

 

 

 

 

 

シャトー・ファーゲロール

シャトー・ヌフ・デュ・パフ 2017

 

その歴史が 14世紀まで遡れる

最古の地所の一つです。

2017年ヴィンテージは

ワイン評論誌ワインアドヴォケイトで90点

そして

価格は 普段の食事にも合わせられそうな

3000円台の価格と

超お買い得です。

 

まろやかな口あたりで

凝縮したブラックベリーやカシスに

ブラックペッパーや甘草などのスパイス

丸みを帯びたしっかりとしたタンニン

しつこ過ぎず エレガントにまとまった

満足感ある赤ワインです。

そして

今まさに 飲み頃です。

 

今回は マグロのカマの煮つけに

合わせてみました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マグロのしっかりとした脂と

甘く香ばしい味付けの風味が

シャトー・ヌフ・デュ・パフに

ぴったり!

 

おススメのペアリングです。

東京ワイナリー 越後屋さんご来店❢に 感謝💓

東京にある

ワイナリーって ご存じですか?

 

最近は

テレビなどメディアでも

取り上げられているから

知ってるって人も多いかしら。

 

アーバンワイナリーと言われ

東京に限らず

パリやニューヨークなど

消費者により近い場所に

醸造施設が造られるのが

一つのトレンドになっています。

 

現在

私が知る限りでも

東京23区内に

5軒ほどのワイナリーが

ワインを醸造しています。

 

その先駆けともいえるのが

東京都練馬区大泉学園にある

東京ワイナリーさんです。

 

 

 

 

 

 

 

こちらのワイナリーは

越後屋美和さんという女性が

お一人で起こしたワイナリーで

基本

越後屋さんが 醸造から販売まで

お一人でこなしていて

Facebookなどを

通じて集まった有志がワイン造りを

手伝っています。

 

大泉学園駅から

徒歩15分くらいの住宅地にワイナリーは

あります。

 

もと新聞配達店だった建物といいますから

ワイナリーとしては

その小ささに驚きます。

 

今回は

車で伺いました!

蕨からは 下道で 1時間弱です。

 

 

 

 

 

 

醸造用タンクが

所狭しと並んでいます。

 

東京都内で育った葡萄を

使用した東京スペシャル

現在 タンク熟成中

もうすぐ

ブレンドされて

瓶詰めし

発売となるそうです。

 

別タンクでは

群馬県沼田のリンゴを使用した

シードルが発酵中。

ここ最近、気温が低い日が続いているので

タンクに 毛布のようなものをくくりつけて

温度調整されていました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小さいけど

可愛らしいワイナリーです!

 

 

2020年収穫の新酒を

仕入れさせていただきました!

 

 

 

 

 

東京ワイナリー 

ナイアガラ ドライ 2020 (長野県朝日村産の葡萄)

東京ワイナリー 

デラウェア 2020 (山形県高畠町産の葡萄)

東京ワイナリー 

カベルネ・フラン ロゼ 2020 (長野県原村の葡萄)

 

帰宅後

カベルネ・フランのロゼを 早速 開けてみました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結構オリがあります。

越後屋さんは

オリも混ぜて飲んでね!って

仰っていました(笑)

 

クランベリーやレッドチェリーの

赤い果実の香りに ラベンダーのようなハーブ

小さなスミレのフローラルな香りもあります!

 

酸味が強めですが

フレッシュな果実味と微かなタンニン

アルコールが低めなので

くいくい飲めちゃいました!

 

 

 

 

 

味噌ベースの寄席鍋

豚肉やゴボウなど

甘味と土っぽさがあり

シンプルな味わいに

とても合いました!

 

 

そして

本日は サプライズ!

 

越後屋 美和さんが

葡萄とくまに

ご来店くださいました!

 

埼玉に御用があったとのこと!

さらに

いろいろとお話できて

とっても嬉しかったです!

 

葡萄とくま ご来店記念に

ベアと東京ワイナリーのワインをもって

写真に納まっていただきました!

 

 

 

 

 

 

熱意があって

気さくで

誠実なお人柄❣

 

全国の

葡萄やリンゴの栽培者から

ワイン醸造の委託をうけるそうです。

 

北海道や 長野からも依頼があるそうです。

 

近くにワイナリーはたくさんありそうだけど

やっぱり

越後屋さんに

醸造してもらいたいんですね。

気持ちがわかります!

 

東京ワイナリーのワイン

まだ

飲んだことがないという方は

是非

お試しくださいね❣

 

普段の食事と一緒に干支ワイン

今年は丑年。

最近は

干支ラベルのワインも

いろいろなものがありますね。

 

今日ご紹介するワインも

毎年ラベルが干支の絵に変わるワインです。

 

 

 

 

 

なんだかキャッチーですよね(笑)

 

絵本作家の谷口智則さんが描いています。

「100にんのサンタクロース」という絵本を

描かれた作家さんです。

 

ワインは

オーストラリア

ニューサウスウェールズ州カウラにある

家族経営の小さなワイナリー、

ウインダウリ エステート。

 

ワインの名前は

「 OVER THE RAINBOW 」

 

日本向けに造ってもらっている

スペシャルワインとのこと。

 

国の架け橋という意味合いを込めた

名前ですね。

 

 

 

 

 

 

 

白は

シャルドネ100%。

 

熟したオレンジや白桃の香りに

微かにヴァニラな香り。

たっぷりとした果実味と程よい酸味の辛口です。

 

 

 

 

 

 

この日は

アペリティフ代わりに

ゆでたホウレン草やブロッコリーと

合わせてみました。

 

マヨネーズをつけたブロッコリーと

とても合いました!

クリーミーな酸味がマッチしたんだと思います。

 

ホワイトソース系のもの。

グラタンやホワイトシチュー。

白身魚のフライや 鶏肉のソテーにも合いそうです。

 

 

 

 

 

 

 

赤ワインは

シラーズ100%。

 

完熟したベリー系の香り。

甘いジャムの香りに

かすかにキャラメルのようなスパイシーさがあります。

 

中くらいのボリュームで

カシスジャムのような甘味と

程よい酸味

そして 角が取れた渋味。

 

ヴィンテージも2000年なので

まだまだ フレッシュ。

ヌーヴォーともいえる!感じ。

ジューシーでフレンドリーな味わいです。

 

 

 

 

 

豚すき焼きで

合わせてみました!

肉の甘味ととっても合います!

牛よりも ソフトな味わいの豚が

いいかもしれないですね。

 

実は

食事とのペアリングより、

ワイン単体でも愉しめる、

ジューシーでフレンドリーなワイン。

 

特別なお料理ではなくても

普段の食卓で愉しめる、

やさしい味わいのワインですよ!

 

ウインダリーエステイト

オーバー・ザ・レインボー シャルドネ 2019

オーバー・ザ・レイボー シラーズ 2020

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