今回ご紹介するワインは、ブルゴーニュでは珍しいモノポール(単独所有)もの。
それも鍛え抜かれた舌を持つ、オーヴェルジュ(宿泊施設付きのレストラン)のオーナーシェフでもある、前オーナー(1995年~2008年)の秘蔵コレクションです。
【オーセイ・デュレス クロ・デュ・ムーラン・オー・モワーヌ キュベ・ヴィエイユ・ヴィーニュ モノポール 2000】Alc13%
962年からクリュニー派の修道士たちによってワインが造られていたという歴史あるドメーヌ。オーセイ・デュレスの谷間に構える中世の面影を残す建物と、その内側に空いた500ある穴の鳩小屋は、宗教的遺産、建築遺産として登録されているとのこと。
ワイナリー名にもなっている「クロ・デュ・ムーラン・オー・モワーヌ」とは、その昔にシトー派修道僧によって発見された神秘的な区画。このクリュニー修道院が所有していた区画を、962年から6世紀にわたってシトー派の修道僧によりブドウ栽培が行なわれて来たのだそうだ。
この僧侶たちによって大切に守られて来た区画は、コート・ド・ボーヌの丘に挟まれた中心部に位置しています。
「2000年ヴィンテージ」は1995年~2008年までのオーナーであった、オーヴェルジュのオーナーシェフでもあるエミール・アニック氏が造ったワインの蔵出し古酒です。
絶妙な熟成香、穏やかでエレガントなチェリー系の果実味、まさに飲み頃を迎えている味わいのブルゴーニュと言えます。
飲み頃のモノポールもの蔵出しブルゴーニュ古酒は如何でしょうか?
※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります
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