“ワイン”の記事一覧

「ソアーヴェ」世代や性別に関係なく好まれる

 

 

ここ10年~20年の間に、ほとんど日本中どこへ行っても、イタリア料理のお店を見かけるようになりました。

イタリア料理が日本人の口に合うのは、もう周知の事実でしょう。

また、お料理だけではなく、イタリアのワインも日本で受け入れられて来ました。

そんな状況下で、年齢や性別に関係なく好まれるイタリアの白ワインをご紹介いたします。

特にご高齢の方に好まれる白ワインでもあります。

sanmishele

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【ソアーヴェ】

北イタリアのヴェネト州のソアーヴェ村とその周辺で生産される、上品でエレガントさのある辛口の白ワイン。

酒屋のオヤジもヴェネトのワインは大好きです。

白ワインの他にも、赤ワイン、スパークリングワインと、どれも好み。一度は訪れたいと思っているワイン生産地のひとつです。

和食にももちろん合います。特に繊細な味わいのお料理には、その真価を発揮することになるのだと思います。

その辺りが、ご高齢の方を含む幅広い世代の方に好まれる理由でしょうか。

また、ソアーヴェのほとんどが、リーズナブルな価格設定なのも魅力のひとつといえます。

「シャブリ」のワインは価格にかかわらず「シャブリ」の味わいが楽しめるように、「ソアーヴェ」もまた価格にかかわらず、その地の味わいが楽しめます。

春の山菜や和食にもよく合い、世代や性別に関係なく好まれる北イタリアの白ワイン「ソアーヴェ」は如何でしょうか?

 

 

 

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

「チェラーズオーロ ダブルッツオ2015」今年も入荷です

 

 

年に一度だけ出荷される、人気のロゼ・ワインが今年も入荷致しました。

2016041011070000.jpg

 

 

 

 

 

 

 

【ファルネーゼ ファンティーニ チェラズオーロ・ダブルッツオDOC 2015】 イタリア辛口 ロゼ・ワイン

フレッシュで、小さな赤い果実を思わせる味わいは、甘くはないがオフ・ドライとも言えるフルーティさ。酸味もしつこさはなく、ソフトでやわらかい。長く心地の良い余韻が続く。

デイリーな価格のワインにもかかわらず評価が高い、かなりのお値打ち感あるロゼ・ワインだと思います。

また、アブルッツオのモンテプルチャーノから造られるロゼ・ワインを他に知りませんが、かなりの可能性を示しているワインではないかと思う次第です。

この時期の春の食材によく合う味わいです。

旬の味わいとともに、フレッシュでリーズナブルなイタリアのロゼ・ワインは如何でしょうか?

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

「ボルドー2015」特別感ある偉大なヴィンテージ

 

 

天候に恵まれたボルドーワイン2015は偉大なヴィンテージのひとつとなるようだ。

著名ワイン評論家ジェームス・サックリング氏のブログによれば、2015年ヴィンテージは本当に素晴らしく、華麗な色合いに熟していて、リッチ、ヴェルヴェットのようなタンニンを持ち、たくさんの驚きを感じる味わいとのこと。

2016040415370000.jpg

 

 

 

 

 

 

 

2015年ヴィンテージは偉大なヴィンテージの中でも、パワフルな2009年や2010年のようなタイプではなく、2000年や2005年のようなパワフルさと繊細さをあわせ持つタイプのようだ。

特にメルローを主体とした右岸ボルドーの出来が素晴らしく、ポムロール、サンテ・ミリオン、リュサック・サンテミリオン、ラランド・ポムロールなどが際立っているとのこと。

五大シャトーの中では、「Ch・マルゴー」がなんと言っても素晴らしく、ワインレースのポールポジションとも呼べるような出来。

ジェームス・サックリング氏が今回2015年ヴィンテージのボルドーワインのテイスティングで最高スコアである100点を付けたのは8銘柄。

「カノン」「ラフルール」「ラ・ミッション・オーブリオン」「マルゴー」「ペトリウス」「トロタノワ」「パヴィー」「「オーゾンヌ」

2015年ヴィンテージとは、1980年代の偉大なヴィンテージを思い起こさせるネオクラシックなスタイルとのことで、濃縮感のある味わいと言うよりも、バランスの良い伸びやかな味わいとのこと。

偉大なヴィンテージの中でもカリスマ性のある特別感あるヴィンンテージのようだ。

 

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

「ブルゴーニュ」コート・ドール北と南の価格差

 

 

酒類専門の情報サイト「ザ・ドリンク・ビジネス」で、ブルゴーニュのコート・ド・ボーヌ地区にあるヴォルネイ村の老舗ドメーヌ、マルキ・ダンジェルヴィーユの現当主であるギヨーム・ダンジェルヴィーユ氏の主張を掲載しておりました。

ダンジェルヴィーユ氏曰く、「コート・ド・ボーヌ」と「コート・ド・ニュイ」のワインの価格差は、ばかばかしいほどにかけ離れていると。

もちろん値段が高いのは有名ブランドの多い「コート・ド・ニュイ」で、安い方は「コート・ド・ボーヌ」。

この主張に納得する方は少なくないと思います。お得なブルゴーニュのワインリストでも見れば、それはほとんど「コート・ド・ボーヌ」のワインなのですから。

2016040317010000.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

シャンボール・ミュジニーと同じく、優雅で女性的なワインの産地として知られるヴォルネイですが、「コート・ド・ニュイ」のワインと比べれば2~3倍の価格差があるのだそうです。

もちろん「コート・ド・ニュイ」の有名生産地、ヴォーヌ・ロマネ、ジュヴレ・シャンベルタン、などの有名ブランドワインでは、価格差が2~3倍どころではないことは周知の事実なのですが。

「オレの絵はゴッホのひまわりより上手なのに、なぜ60億円で売れない?」みたいな話かも知れません。

マーケティング力の違い、ブランド力の違い、グランクリュ銘柄の数の違いなどが要因でしょうか。

それでも、コート・ド・ニュイと比べれば、「投機資金から守られている地域」とも言えるようです。

「ザ・ドリンク・ビジネス」の記事には、2010年ヴィンテージの市場価格の比較も掲載されておりました。

ヴォルネイとシャンボール・ミュジニー、ミュジニーの比較

Domaine Marquis d’Angerville, Clos des Ducs, Volnay Premier Cru, 2010 = £1800
Domaine Robert Groffier, Les Amoureuses, Chambolle-Musigny Premier Cru, 2010 = £2,500
Domaine Georges & Christophe Roumier, Musigny Grand Cru, 2010 = £48,000

ワインの世界は奥深いですが、ワインの価格も奥深いものがあるようです。

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

「テルモ・ロドリゲス」スペインのテロワールを表現する

 

 

スペインで最も有名なワインメーカーのひとりである、テルモ・ロドリゲス氏のつくり出すカジュアル・ワインのご紹介です。

カジュアルといっても、その品質はかなり高い。

2016033014490000.jpg

 

 

 

 

 

 

 

【アル・ムールベードル ティント モナストレル】スペイン赤ワイン

バレンシア州の最南部、地中海に近いこの地方のぶどう畑の歴史は古い。

そこにはスペインで最も重要な品種のひとつ、モナストレルが育つ。フランスの南ローヌなどではムールヴェドルと知られる品種だが、実はスペインが起源の品種。

長らくバルクワインや補助品種として使われ、不当に低い評価を受けていました。テルモ・ロドリゲス氏はこの品種のポテンシャルに注目し、モナストレルのみを使用したワインを造ることに成功したのです。

コンクリート槽での発酵、ステンレスタンク熟成でシンプルに仕上げた、果実味にあふれた、やさしい味わい。

2016033014480000.jpg

 

 

 

 

 

 

 

この超イケメンがテルモ・ロドリゲス氏。

スペイン全土に残された、在来品種の古木が残る畑を探し、毎日飲めるワインから、スペイン品種の最も高貴な姿まで表現するテルモ・ロドリゲス氏。

国際品種や世界市場に踊らされることなく、スペインワインの真価を問うてきた姿勢は、今や若い醸造家たちの憧れでもあるのだそうです。

平たくいえばスペイン全土で、小さい区画の条件の良いブドウ畑からワインを造っているわけですね。

つまり、テルモ・ロドリゲス氏の功績は、古木やテロワールなどのスペインワインの埋もれた資源の中興の祖と言えます。

 

ちなみにテルモ・ロドリゲス氏がつくり出す最も評価の高いワインは、リオハでテンプラニーリョから造る「ラス・ベアタス」で、年間に500本ほどしか造られないとのこと。

スペインのテロワールを表現したワインが飲みたいのなら、この方が造るワインは間違いないようです。

スペインで最も有名な造り手のひとりである、テルモ・ロドリゲス氏のワインは如何でしょうか?

 

 

 

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

ページ
トップ