“ワイン”の記事一覧

「チェザーリ ジュスト」芸術的イタリアンブレンド

 

 

イタリアの高級ワインであるアマローネは、コルヴィーナ種のブドウをアパッシメントと呼ばれる乾燥させてから造られます。

そのコルヴィーナと、メルローをブレンドさせた、ワインの世界のイタリアン現代アートとも呼べるようなワインのご紹介です。

カジュアルなアマローネとも言えますが、この絶妙なバランスはホントに魅力的と感じます。

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【チェザーリ ジュスト】 コルヴィーナ(アパッシメント)、メルロー

素直に「おいしい!」と言っていただけることの多いのがアパッシメント系のワイン。

そんなアパッシメントに、他のブドウ品種をブレンドさせました。たぶんワインの世界ではエポックメイキング的なアイデアではないかと思います。

多くのボルドーワインは、主にカベルネ・ソーヴィニョンとメルローのブレンドで造られるのが伝統的。

他方、北イタリアのヴェネトでは、アパッシメントしたコルヴィーナで造るアマローネやレチョートが伝統的なのです。

そこに国際的な品種のメルローをブレンドしたのですから、まったくもって斬新的といえます。

コルヴィーナの凝縮感と、メルローのフレッシュ感のハーモニーはお見事。イタリアワインの現代芸術とも言える味わいだと思う次第です。

高額なワインではありません。

「ちょっとおいしいワインが飲みたい!」そんなときに如何でしょうか?

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「家バル」のすすめ

 

 

日本では居酒屋、イギリスではパブ、そしてスペインの酒場がバル。

バルとは、「タパス」とか「ピンチョス」と呼ばれるおつまみをつまみながら、酒を飲む酒場。

そんな、いかにも南ヨーロッパ的なスタイルの酒の楽しみ方を、家庭で気軽に楽しんでは如何でしょうか。

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<ドライ・シェリー、瑞々しいワイン、オリーブ、パテ、テリーヌ、ドライトマトのオイル漬け・・・・>

酒倶楽部ステップでは、「家バル」を楽しんでいただけるような、缶詰やビン詰のおつまみが少し増えました。

パテはどちらかといえばフランス風かも知れません。パテをアテに赤ワインとは、いかにもフランス的なのですが。

「レバー入りポークパテ コニャック風味」「テリーヌ・ド・カンパーニュ」などは、やや油分を含んでいるため、少し酸味のある瑞々しいワインがよく合いそうです。

上の写真に写っている赤ワインと白ワインの「ル・マゼ」は、出来るだけワインに負荷をかけないよう南フランスからタンクで運ばれ、日本のワイナリーで瓶詰されたワイン。だから瑞々しい。

オリーブやドライトマトには、上質なシェリーは如何でしょうか。

キリッと冷やした「フィノ」にグリーンオリーブは良く合いそうです。また、ドライトマトやブラックオリーブには「オロロソ」がイイ感じでしょう。

缶詰やビン詰をアテにして、気軽に楽しむ家バルは如何でしょうか?

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「マルヴァジア ネーラ」南イタリア土着品種の実力

 

 

南イタリア、プーリアの評価が高く、お得感ある土着品種から造られるワインをご紹介します。

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【ゾッラ マルヴァジア ネーラ】AL13.5% マルヴェジア・ネーラ100%

通常はブレンドに使用される事が多いマルヴェジア・ネーラを単一で仕込んだワイン。収穫量が非常に少ないため、このブドウ品種だけではリリースできないからです。

<主な評価>「ルカ マローニ ベスト年鑑2015」で91点。「ヴェロネッリ2015」で90点

この地で樹齢の古い素晴らしい畑を見つけたため、マルヴェジア・ネーラ100%のワインを造ることにしたのだそうです。

また、プーリアの非常に乾燥した気候をいかした「自然なアパッシメント」のブドウを使うことにより、非常にリッチな味わいに仕上がっております。

香りは濃厚、乾燥したブドウからのニュアンスが感じられます。余韻が非常に長く、複雑なニュアンスを持っています。

それほど古いワインではないのですが、古酒のようなニュアンスも感じます。

いわゆる”ワイン市場のエスタブリッシュメント”的な味わいではありません。しかし、その個性をうまく引き出している非常に良く出来たワインだと思います。

南イタリアの評価の高い個性派土着品種ワインは如何でしょうか?

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「イ・ムーリ ネグロアマーロ」南イタリアならではの圧倒的コスパ

 

 

フランス、イタリア、スペインと伝統的なワイン産地では、なぜか南に位置する産地のワインが非常にお得なのです。

特にイタリアの場合には、高級ワイン産地はすべて北の地域。南の地域といえば、評価は高いが、高い各付けのワインがなかったり、少なかったり。

そんな南イタリアに位置するプーリアの凄まじくコスト・パフォーマンスの高いワイン、「自然のアパッシメント」から造られるワインのご紹介です。

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【イ・ムーリ ネグロアマーロ】AL13.5%

「自然のアパッシメント」とは、ブドウが乾燥して、自然にアマローネで使われるブドウと同じような、水分の抜けたブドウになること。

アマローネでは、ブドウを収穫してから特別なセラーで3~4ヶ月陰干しします。箱の中で実と実が密着しているため湿度のコントロールが難しく、リスクの高い複雑な製法なのです。

しかし、プーリアでは非常に乾燥した気候のため、畑で、自然に、しかも約2週間の短期間で同じ効果が得られるです。畑は風通しがよく乾燥しているため、ブドウを腐らせる病気やカビ菌の心配もありません。

質の高い「アパッシメント」のブドウが低コスト、低リスクで得られるため、この驚異的なコスト・パフォーマンスの高いワインを造ることが可能なのです。

カシスやブラックベリーなどの黒い皮の果実の強い香りが広がります。しっかりとしたタンニンがありますが、口当たりはヴェルヴェットのようにしなやかで、バランスのとれた味わい。

豊かな風味が、長い余韻にまで続きます。

この「自然なアパッシメント」のワインが、千円とちょっとなのですから、これはもう圧倒的といえる南部ならではのお得感ではないでしょうか。

お得感ある「自然なアパッシメント」のワインは如何でしょうか?

 

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「グレカニコ」シチリア土着品種の魅力

 

 

イタリアの白ワインらしいサッパリとした飲み口でありながら、南に位置するシチリアならではの厚みのある果実味が楽しめる白ワインです。

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【カンティーネ・パオリーニ コンテ・ディ・マタロッコ グレカニコ】グレカニコ100%の白ワイン

土着品種のブドウから造られる伝統的なワインは、いわゆる”ワイン市場のエスタブリッシュメント”的な完璧さを求める味わいではありませ。

しかし、単に味わいが良いだけでなく、その大地を感じさせるような郷愁のある味わいが、なんとも美味しい。

イタリアの伝統的スタイルの白ワインの多くがそうであるように、サッパリとしていて、クリアな透明感ある味わいながら、南に位置するシチリアのワインらしく厚みのある果実味を感じる味わい。

メロンや桃などの肉厚な果物に、レモンやライムを搾って爽やかにしたような印象です。

近年、価格が高くなった有名産地のフランスワインを横目に、イタリアワインが世界的に注目されております。

主に伝統的有名産地のワインが注目されているわけですが、イタリアワインのもう一つの魅力は無数にある土着品種から造られる伝統的なワインの魅力でしょう。

魚介類を好むシチリアの伝統的ワインですから、もちろん魚介類には合うのです。

あまり冷やし過ぎないのがおススメです。

シチリアの土着品種「グレカニコ」から造られる白ワインは如何でしょうか?

 

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