“ワイン”の記事一覧

「カヴェディーニ・レチョート」ホワイトデーのご提案

 

 

ホワイトデーの準備はできましたでしょうか。

たとえば、本格的にホワイトデーを楽しもうと思えば、やっぱり気のきいた音楽、料理、そしてお酒でしょう。

また気のきいたスイーツも、もちろん必要不可欠。

そんなホワイトデーの贈りもののご提案させていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【カヴェディーニ レチョート・デッラ・ヴァルポリチェッラDOCG】イタリア甘口赤ワイン

上品な果実の甘味に酸、スパイシーさ、凝縮感がありつつも、重すぎずさわやかな甘さ。洗練されたエレガントな余韻のあるワインです。

そのほど良いスパイシーさは絶妙で、甘口ながら飲み飽きさせないバランスの良さがあります。

複雑で奥行のある味わいは、きっと優雅で贅沢な気分にさせてくれることでしょう。

また「レチョート」の歴史は古く、北イタリアの高級ワイン「アマローネ」の原型ワインなのです。

 

最近、うちの近所にケーキ屋さんが出来たんです。なぜこんな場所に!?みたいなところではあるのですが、先月のバレンタインデーには見事に行列ができておりました。

酒屋のオヤジもうちの細君殿とその行列にならびスイーツを購入させていただいたのですが、そのお店の売り場で大きな幅を占めていたのが様々なフレーバーのマカロンでした。

食べやすくて手も汚れにくく、お茶菓子にもなりやすいマカロンとは、手土産や贈りものとして、とても気がきいているスイーツではないかと感心した次第です。

 

「マカロン」とこの「イタリアの極上甘口赤ワイン」の組み合わせ・・・・酒屋のオヤジのレベルで発想できる、ベストなホワイトデーの贈りものとしてのご提案です。

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

「見た目に美しいワイン」ホワイトデーのオルタナティヴ・ウェイ

 

 

「年度末で忙しくてしょうがないけど、これだけはスルーしちゃあいかんでしょ!」

「バレンタインデーでいただいた義理は、きっちりお返しせねば。」

そこで、酒屋からのご提案です。

 

 

 

 

 

 

<見た目に美しいワイン>

ホワイトデーの贈りものとしてのお酒なら、やっぱりワインが最適でしょう。それも女子への贈りものなら、見た目にルッキングッドなワインの方がベターではないかと思う次第です。

もちろん味わいだって良くなければいけないのですが。

キレイな花をもらえばうれしいように、お酒だって見た目にキレイな方がもらってうれしいのだと思います。

 

ちなみに、個人的にはホワイトデーにスイーツはかなり危険だと考えております。一般的に、うちの美魔女殿も含めて、女子のスイーツに関しての知識はハンパないんですね。

多くは語りたくないのですが、近所のケーキ屋さんで適当に買ったようなスイーツだと・・・・(汗)!

スイーツはブランドが大切ってことなのかな・・・・・・。

 

むずかしく言えば、ホワイトデーの贈りものにおけるオルタナティヴ・ウェイがワインではないかと思う次第です。

ホワイトデーの贈りものに、見た目に美しいワインは如何でしょうか?

 

 

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

「Ch・トロロン・モンド」肉感的に優雅な魅力

 

 

さて、前回に引き続いてボルドー、サンテ・ミリオンの生産者「Ch・トロロン・モンド」の当主であるパリエンテ氏を囲んでの会の続きです。

今回は、「Ch・トロロン・モンド 2006、2009、2010」と食事のマリアージュ。

まずは2006年ヴィンテージ。2006年ヴィンテージは「Ch・トロロン・モンド」が格付けで特一級に格上げされた記念すべきヴィンテージなのです。

 

 

 

 

 

 

2006年ヴィンテージは、まさに今からが飲みごろといった印象。シルキーというよりもベルベッティな厚みのある滑らかさ。

マリリン・モンロー的とも言えそうな、肉感的な魅力を感じる味わいでした。

ワインアドヴォケートのテイスティングコメント:

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野生酵母を思わせるか仄かな肉の香りを湛えた2006年は、重量感のある活力に満ちたブラックチェリーと桑の実の印象的なアロマが香り、空気に触れるにつれ仄かなヨード香を帯びてくる。飲み始めはダークラムとカシスの風味を湛えたミディアムボディの味わいが広がる。若いうちはアルコールの高さほど感じられないフルボディで、快楽に満ちた贅沢なスタイル。硬質なタールの風味が後味に広がる。飲みごろ:2016-2026年。


 

 

 

 

 

 

<ブラック・コッドのシヴェソースとのマリアージュ>

ブラック・コッドとは銀鱈のことのようですが、赤ワインが加えられていると感じられるシヴェソースというソースが添えられたことで、トロロン・モンドとの相性は素晴らしいものでした。

どちらかといえば淡白な味わいの鱈だからこそ、この赤ワイン系のソースが合い、またボリューム感ある赤ワインが合うということでしょうか。この見事な三段論法とも言える芸術的マリアージュにはうなってしまうほどでありました。

 

 

 

 

 

 

<世紀の当たり年である2009年、2010年と牛フィレ肉のマリアージュ>

2009年、2010年ともにパーカーポイントは99点。

あまりにも素晴らしい当たり年なようで、ポテンシアルの高さも素晴らしい。まだまだもったいない味わいなのです。

他方、ワイン収集家の方にとっては、最高のヴィンテージと言えるでしょう。

アルコール度数は16%レベル。芳醇でパワフル。たぶん収集家の方々にとっては、たとえこれら2009年、2010年のワインをワインセラーに入れっぱなしで忘れ去ったとしても、その後のまだ若々しさを感じる味わいに驚いてしまうようなレベルではないかと思う次第です。

「いったいいつになったら飲みごろを迎えられるのか!?」みたいな凄まじい当たり年感あるヴィンテージのワインでした。

牛フィレとのマリアージュはもちろん素晴らしいのですが、個人的にはジビエなどのもっと個性の強い味わいの肉と合わせてみたい印象でした。

 

優雅で肉感的、そしていわゆる自然派のためか温かみのある味わいが、大変に素晴らしい偉大なワインだと感じた次第です。

素晴らしい体験をさせていただきました。

関係者の皆様、本当にありがとうございました。是非、当店でも扱いたいと思います。

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

「Ch・トロロン・モンド」当主を囲む会

 

 

ボルドー、サンテ・ミリオン地区で最大規模のワイナリーである「シャトー・トロロン・モンド」の現当主であるグザヴィエ・パリエンテ氏が来日され、食事会が催されました。

大変にありがたいことに、そんなまったくもってハイエンドな集まりに、場違いではありますが酒屋のオヤジを呼んでいただいきました。

当主のパリエンテ氏はフランス人らしく、とてもオシャレで情熱的な方。サングラス、ピンクのシャツ、寒い日に素足に革靴と、自身の主義を貫き通すような、いわゆるちょい悪おやじ系な印象の方。

ワイン造りにも自身の主義を貫き通しており、環境に優しく創造的で革新的なアプローチを長年に渡り続けてこられ、2006年ヴィンテージでついに各付けで特一級シャトーに認定されました。

なんでもぶどう畑の1/3は馬だけを使って耕作し、過去10年間に殺虫剤や農薬は一切していないのだとか。

今回、素晴らしい食事と一緒に味わった「Ch・トロロン・モンド」は、2013、2012、2011、2006、2009、2010のヴィンテージ。

ざっくりとした味わいの印象は、非常に”肉厚”で”温かみ”を感じるような味わいでした。たぶん情熱的な味わいと表現できるかもしれません。また、その高めのアルコール度数と成分の凝縮感は、高い熟成の可能性を感じさせます。

 

 

 

 

 

 

【Ch・トロロン・モンド 2013 2012 2011 と 鰻とあん肝のミルフィーユ】

はっきり言って、まだ飲むにはもったいないヴィンテージばかりですが、それでも山椒の風味が加わった鰻に、この厚みのあるボルドーワインが素晴らしく合うと感じました。

この3つのヴィンテージの中で現時点でもっともバランスの良さを感じたのは2012年ヴィンテージでしょうか。

また、特筆すべきは2011年ヴィンテージでしょう。

一般的にはあまり天候に恵まれなかったと言われる2011年ですが、まったく他の2つのヴィンテージと比べても遜色がありません。「これが2011年なのか!?」と感じる味わいなのです。

当主のパリエンテ氏曰く、このヴィンテージはもっとも製造原価が高く、損をして造り上げたとのことで、通常の5台以上の手間暇をかけたとのこと。

そのため2011年ヴィンテージはボルドーの中でも1、2の評価を受けているとのことでした。

あまりにももったいない体験のため、次回も引き続き2006、2009、2010ヴィンテージに関して書きたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アルコール度数が高めなためか、ひどい酔っ払い顔なため、一部顔を隠させていただきました。酔っぱらっちゃってスミマセン。

それにしてもムッシュ・パリエンテはダンディな方でした。

カッコいい~!!

そして、楽しかったデス

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

「ブルーノ・パイヤールNec Plus Ultra 2003」パーフェクト・ガストロノミー

 

 

 

まったくもって立場にそぐわない分不相応な体験ではありますが、ガストロノミーの世界をのぞかせていただく機会をいただきました。

「街場の酒屋なんぞが、こんな場違いな場所にまで出っ張って来て、何やってんだろうか?」みたいな自己矛盾とも言える違和感を感じつつも、そのまったくもってブルジョア級のご馳走には、もはやその光景からしてうっとりとさせられた次第です。

 

 

 

 

 

 

 

【ブルーノ・パイヤールNec Plus Ultra 2003 とキャビアの前菜】

見た目からしてパーフェクトなガストロノミーでしょう。

ブルジョア的、セレブ的・・・自身の場違いな違和感があるにせよ、この圧倒的な優雅さのある景色の世界観は素晴らしい。

熟成ヴィンテージ・シャンパーニュとキャビア。もはや女房殿になどにはまったく話せないような最上級なマリアージュと言えます。

飲みもののシャンパーニュは、世界的に著名な料理人であるジョエル・ロブション氏が惚れ込んだと言われている「ブルーノ・パイヤール」のNec Plus Ultra 2003。この「ネ・プリュ・ウルトラ」とは究極という意味。

その味わいは、まったくもってただ者ではない。「えも言われる味わい」とは、まさにこんなことなのでしょう。

現在最も注目されているとみられるシャンパーニュの2002年ヴィンテージはポテンシャルが高い分、まだリリースがないとのことですが、2003年ヴィンテージは生産量は極めて少ないが熟成が早いようで、先にリリースされた様子。今楽しむのにもっとも適したシャンパーニュのヴィンテージとのことです。

熟成感ある香りと、その熟成感としっかりとした果実味が織り成すバランスは「・・・・・ワオ!」どころの話ではないぐらいに素晴らしい。

芸術的に美味しいスパークリングワインを楽しみたいと思えば、やっぱりシャンパーニュなんですね。感動しました。

前菜は一見キャビアに見えますが、実は手間をかけた料理。キャビア、ジュレ、蟹、ムースなどが層になっておりました。

 

 

 

 

 

 

お城のように豪華なレストランで、優雅に着飾った方々の中にあって、蕨あたりから出っ張っていった酒屋のオヤジは自己矛盾的な気持ちを抱えながらも、まったくもって心優雅で、うっとりとした気分にさせていただいた次第です。

2003ブルーノ・パイヤールNec Plus Ultra 価格2万円~3万円

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

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