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「Ch・レスティニャック ラシガス」超自然派ボルドースタイル

 

 

「超自然派のボルドーワインだぁ・・・・!!!」

昨日に引き続き、やたらと気合の入った(もはやエキセントリックと言えるかも知れない!)自然派ワインばかりを手がけておられる輸入会社さんの試飲会からのネタです。

前回もご紹介させていただいた、ベルジュラックの超自然派ワインメーカーである「シャトー・レスティニャック」のトップ・キュベが素晴らしいというお話です。

 

 

 

 

 

 

【シャトー・レスティニャックのワイン各種 右奥がラシガス】

<シャトー・レスティニャック ラシガス、ヴァン・ド・フランス2015>

ぶどう品種:メルロー 牡蠣殻混じりの青色泥炭土壌。除梗後1~3年使用した開放式古樽(バリック)にてピジャージュを行いながら1ヶ月の間発酵。

1~3年使用した樽で12ヶ月間熟成。その間に1度だけ澱引きし、フィルターに掛けずに瓶詰め。SO2完全無添加。

自然派ワインに精通されている輸入業者さん曰く、「こんな方法は見たことがありません。」と言うほどに唯一無二であり、また微妙な感覚を必要とする手作業が必要な、ある意味リスキーな製法なのだとか。

この製法でワインを造るための条件とは、とにかく非常に健全なぶどう。そして、もちろん無農薬でなければできない健全なぶどうの果皮についている天然酵母でしょうか。

それでも毎年ひと樽ぐらいは失敗があるというから、やっぱりエキセントリックであり、大手の商業化されたワインメーカーにはまったくもってマネの出来ない製法のようです。

味わいは自然派ならではの味わいの深み、ふくらみを持ったボルドースタイルで、熟成によるポテンシャルが期待できる味わい。

価格もボルドーワインだと思えば、ハッキリ言って安い。

もし自身がワインのコレクターなら、ぜひコレクションに加えたいと思うようなワインではないか、と思った次第です。

 

ボルドースタイルの超自然派ワインは如何でしょうか?

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

「スロバキア ワイン」2000年の歴史ある自然派

 

 

「スロバキアでワインとか造ってんの!?・・・・・って言うか、スロバキアってどこ・・・???」

 

かなり気合の入った自然派ワインばかりを手がけられておられる輸入会社さんの、試飲会に参加させていただきました。

そこにあったんです。スロバキアのワイナリー「スロボドネ・ヴィナルストヴォ」のワインが。

共産主義により畑が接収されてしまい、荒廃してしまった時期もあったのだそうですが、古い醸造所で昔に書かれた農場の資料を発見したのを機に復活したワイナリーのワインです。

その製法はもちろん伝統的なその土地の特徴を表現する造り。

スロバキアでは今でも、ワインとは購入するものではなく自分の家で造るものなのだそうで、そのためかワインの商業化はあまり進んでいないのだとか。

つまり手造りワイン(クラフト・ワイン)ファンにとって、非常に魅力的な産地と言うことでしょうか。

 

 

 

 

 

 

【スロボドネ・ヴィナルストヴォのワイン各種】

すべて自然派ならではのピュアな風味が素晴らしいのですが、なかでも特徴的な2種類をご紹介します。もちろん酒倶楽部ステップでもご購入できます。

<オランジェ2015>

ブドウ品種:ピノ・グリ100% 10%の果汁とともに房丸のままぶどうを炭酸ガス環境下で発酵。軽い醸しがマセラシオン・カルボニックと並行して35日間ステンレスタンクにて行われる。フィルターには掛けず醸造中にSO2も使用しない。ビン詰の時のみ僅かにSO2添加。

オランジェの名前の通り、いわゆるオレンジワインです。味わえば味わうほどに、その奥深いオレンジワインならではのいぶし銀とも言える味わいがクセになりそうな風味です。

 

<アルテル・ナティヴァ2012>

ブドウ品種:フランコカ・モドラ100% 最良のぶどうから造られたトップキュヴェで、2012年は格別に素晴らしいフランコカ・モドラが収穫出来た。野生酵母の自然な働きで発酵。醸造中にSO2は使用せずビン詰めの時のみ僅かに添加。

フランコカ・モドラとはオーストリアのブラウフレンキッシュと同品種で、中央ヨーロッパでは広く古くから栽培されている品種とのこと。ピノ・ノワールに似たエレガントさを持つ味わいです。香りはピノ・ノワールよりもやや肉厚な印象。

 

ちょっと前にジョージアの伝統的製法のワインを味わって驚きましたが、このスロバキアのワインにも驚きました。

ワイン造りの長い歴史を持つ中央ヨーロッパの伝統的手造りワインは、今もっとも面白そうな気がする次第です。

スロバキアのワインを試してみては如何でしょうか?

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

自然派ヴェルデホ・・・・爽やかで香りの良い白ワインの”凄コスパ”

 

 

自然派であり、独自の製法による高い品質の白ワインながら、価格は千円台と非常にお得感あるスペインワインのご紹介です。

 

 

 

 

 

 

【ボデガス・ペドロ・エスクデーロ フェンテ・ミラノ・ヴェルデホ】750ml @1600円+税

マセラシオン・カルボニック、プレスワイン、樽熟ワイン、そして残糖あるワインの、ヴェルデホを4種類の方法で別々に醸造し、それぞれのワインをブレンドしてヴェルデホの魅力を最大限に引き出している。

ピュアな味わいのなかに熟したメロン、パイナップル、ハーブなどの清涼感ある風味が漂います。

 

なぜこんなワインが、こんなにお得感ある価格なのか?

それは、産地のルエダのブランド力にあるようです。

隣りの赤ワインの名産地であるリベラ・デル・ドゥエロでは、生産者が白ぶどうを持っていないため、ルエダで造られる白ワインに自社ブランドをつけて販売しているのだとか。つまり桶売りが多い産地なんですね。

そのためか、ルエダには工業的で大量生産型ワインが多く、このエスクデーロのような自然派の生産者は少ないのだそうです。

しかし、ルエダの特にエスクデーロの畑のテロワールは素晴らしいのです。

そんな状況下だからこそ、高品質の自然派ワインがお得感ある価格で楽しめるのでしょう。

 

驚きのお得感!爽やかで香りの良い自然派の白ワインは如何でしょうか?

 

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「Ch・レスティニャック・プルーフ」生きてるワイン

 

 

日本ワインのジャンルには生(なま)ワインと呼ばれるワインがあります。

もともと世界中のワインはすべて生なのですが、「これこそが生(なま)の、生きたワインだ!」と呼べるワインがあるとすれば、この超自然派と呼べるようなワインではないかと思うのです。

ネオ・ヴィニュロンと呼ばれる生産者が造る、超自然派ワインのご紹介です。

 

 

 

 

 

 

【シャトー・レスティニャック・プルーフ2015】

自然環境は毎年違うため、造るワインもその年に合わせて毎年変えて造られるワイン。

ぶどう栽培でもっとも重視していることは、土壌に多様な微生物が共存する環境を生みだすことなのだそうで、そのために畑は馬で耕作しているのだとか。馬は最高に良い仕事をしてくれるのだそうです。

人為的介入を最小限度にしか行わず、ひたすら微生物たちのための環境を整備する独自の農法を行っているようです。

そのワインは、ユネスコの文化遺産に登録されたジョージア(旧グルジア)の伝統的ワイン製法で造られたワインと同じように、ワインにはまだ発泡がわずかに残っており、ワインの生命力を感じさせる、まさに生きたワインと言った印象です。

遠い昔の伝統的味わいに近いということでしょうか。

しっかりとしてキレイな果実味に、森の中に迷い込んだようなハーブ感ある風味がなんとも心地よい風味です。

「自然派ワインの魅力とは?」がよく分かるワインではないかと思う次第です。

超自然派ワインは如何でしょうか?

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

バリューを気にしてフランスワインを選ぶ

 

 

フランスワインをメインに販売されている輸入業者さんの試飲会に参加させていただきました。

いつも感じることは、フランス産でもイタリア産でもスペイン産でも、その国の南部のワインにお得感があることでしょうか。その状況は何年経っても変わらないようです。

小規模生産者が多く、農業協同組合ものが多いためなのでしょうか。産地や生産者のブランド力の弱さがお得感につながっているような気もします。

それでも、お得感という点のみにおいては、南部のワインは輝きを放っております。

この試飲会でもそんな輝いているようなお得感のある南フランスのワインを見つけました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【AOC コート・デュ・ラングドックの超お得感ある赤ワイン】

グルナッシュとシラーによるややアルコール度数が高めの南フランスらしい果実味のしっかりとした味わいのワインです。

 

もうひとつ発見したお得感あるフランスワインはボルドーのセカンドワイン。それも一般的なヴィンテージのものです。

セカンドではなくファーストのボルドーワインは、もちろん高価であり、また長熟に十分耐えうる造りがされているためか、特に当たり年のヴィンテージでは、まだまだ飲みごろに達していないのです。

長期に保存して飲みごろに達するようにデザインされているため当然と言えば当然なのですが、いつまで経っても味わいが堅いのです。

それがセカンドワインの一般的なヴィンテージのものは、10年を待たずに飲みごろに達するようです。また価格もお得。

ボルドーワインの素晴らしさをお得に味わえるわけですね。

 

バリューを気にすれば、南フランスの南フランスらしい葡萄品種から造られるワインと、ボルドーの一般的ヴィンテージのセカンドワインがおもしろいと感じた次第です。

酒倶楽部ステップのワインで試してみては如何でしょうか?

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

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