“ワイン”の記事一覧

「ラ・プス・ドール ヴォルネー1er Cruクロ・デ・60ウーヴレ・モノポール2011」

 

 

素晴らしいワインです!

流石はブルゴーニュのワイン。エレガントでピュアー、洗練されていて奥行きのある味わいは、ほんとうに素晴らしいと思います。

 

 

 

 

 

 

【ラ・プス・ドール ヴォルネー プルミエ・クリュ クロ・デ・スワッサント・ウーヴレ モノポール2011】

輸入会社さんの資料によれば、かつてロマネ・コンティのオーナーであったデュヴォー・ブロシェ家の所有地の一部が、ドメーヌ・ド・ラ・プス・ドールなのだとか。

ラ・プス・ドールの所有する区画のなかには、ブルゴーニュ大公家が所有し、その後フランス王家のものとなったとされるものもあるとのことで、まさに名門のワインと言えるでしょう。

紆余曲折あって現オーナーの所有となり、多額の資金を投じて、醸造施設や発酵用の木桶、他の設備も一新されました。

1999年に完成した醸造施設は6層構造になっており、収穫から醸造、樽熟成、瓶詰めまで、ポンプを一切使わず重力でブドウ果汁やワインが流れる仕組みになっているとのこと。

また、ブドウ栽培はすべてビオロジック農法がとられているとのこと。

 

流石はブルゴーニュと言えるワインです。

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

「マーティンボロー・ソーヴィニョン・ブラン」フレッシュ&ピュア

 

 

ワイン輸入会社さんの試飲会に参加させていただきました。

いくつか印象に残ったワインをご紹介してみたいと思います。

 

 

 

 

 

 

【マーティンボロー・テ・テラ・ソーヴィニョン・ブラン】SB100%

”フレッシュ&ピュア” ハッキリとした味わいの白ワインです。

ニュージーランドを代表するソーヴィニョン・ブランの産地といえばマールボロですが、対岸のマーティンボローは、マールボロ以上にニュージーランドらしさを感じる産地と言えるのかもしれません。

クリアーでフレッシュ、柑橘系を思わせる風味のミネラル分をありありと感じる味わいは、これぞニュージーランドのソーヴィニョン・ブランと言えるような味わい。

個人的には、世界でもっともクリーンといわれるニュージーランドの風景が、味わいから感じとれるような気もします。

また春らしい味わいでもあるような気がします。

春の山菜の天ぷらに合わせてみては如何でしょうか。

 

 

 

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

カジュアル価格で大満足!のイタリアワイン

イタリア カンパーニャ州の 協同組合が造るワイン

協同組合というと あまり期待してはいけないと いった印象を持たれるかも知れませんが

この協同組合は 馬鹿にできません。

カンパーニュ州 ベネヴェント県(ナポリから50kmほど) に 1960年に 33名でスタートした彼らは現在 1000名の組合員で2000haの畑から高品質のワインを生み出しています。

2006年から 天才エノロゴといわれる リカルド・コタレッラ氏を迎え、ワインの品質はさらに向上。

「ガンベロロッソ」の最高賞の常連です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回ご紹介するのは この協同組合の造るワインの定番アイテム。

赤は アリアーニコ / 白は ファランギーナ という カンパーニャの土着品種

どちらも その品種の 良さを最大限に表現する 味わいになっています。

 

赤は たっぷりとした果実味と 柔らかな渋味 酸味とのバランスも良く 全体にスタイリッシュで骨格のある味わい エレガントであり ボリュームもありで 満足感たっぷり

 

白も たっぷりとした果実味と軽やかな苦味を感じるハーブの風味 ミネラル感もありで すっきりとした中にバランスの良い旨みを感じる辛口 まさに料理を引き立てる味わいです

この「ファランギーナ」 古代ローマから栽培されていて 古代ローマの美酒「ファレルノ」の原料とも言われるほど古い葡萄品種。 まだ 飲んだことがないよ!という方は是非 試してみてください。

 

 

ラ・グアルディエンセ アリアーニコ

ラ・グアルディエンセ ファランギーナ

各 1,480円+税

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

ホワイトデーにあま~いワイン

 

 

ホワイトデーの準備はととのいましたでしょうか。

ケーキとかビスケットとかをひっくるめて最近では「スイーツ」と呼びますが、つたない酒屋のオヤジの経験から申しますと、その辺で購入したいわゆるスイーツでは、ひょっとしたら受け取られた方は、言葉にも顔にも出さないかも知れませんが、ホワイトデーの贈りものとして、やや喜びに欠けるかも知れないと危惧してしまったりもするわけです。

それなら・・・・・いったいどこでその気の利いたような、よろこんでいただけるであろう、いわゆるスイーツを買ったらよいのか?

そこで、酒屋としてはおススメしたいのが、あま~い本格派のワインとのセット。

あま~いワインに、まあ、ふつうに美味しいだろうスイーツを添えるのはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

 

【甘口ワイン各種  アイスワイン、レチョート、貴腐ワイン 】

スイーツ市場の環境もおどろくほど変化したようです。数年前にうちの近所に本格派のパティスリー(フランス系ケーキ屋さん)が開店したんです。

今までは都心からのおみやげでしか食べることのなかった、ミルフィーユとかマカロンとかが近所で買えるのですからおどろきます。

都心の有名店でなくても十分に満足できるんですよ。「もー近所でいいじゃん!」って感じでしょうか。

そんな普通に美味しいスイーツに本格派の甘口ワインが付けば、それは受け取る方にもよろこんでいただけるのではないでしょうか。

スイーツと、本格派の甘口ワインの組み合わせは、なかなかのもではないかと思うのです。

 

ホワイトデーに本格派の甘口ワインは如何でしょうか?

 

 

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

「トロ・ボー」丸み、バランス、フィネス、特別感

 

 

ブルゴーニュの名門ドメーヌから来日された5人の女性ヴィニュロンヌの5人目は、ショレ・レ・ボーヌの小さな村にある偉大なドメーヌ「トロ・ボー」。

トロ・ボーのワインはどれも果実味が豊かでタンニンが丸く、とても洗練されたスタイル。

またヴィンテージごとのブレも少なく、村名ショレ・レ・ボーヌなどは、レストランの定番として常時ワインリストに載せておけるアイテム。

 

 

 

 

 

 

<酒倶楽部ステップ ワイン担当と トロ・ボーのナタリー・トロさん>

グランクリュのコルトン・シャルルマーニュ、コルトン・ブレッサンド、コルトンを筆頭にプルミエ・クリュのアロース・コルトン、サヴィニー、ボーヌ、お膝元のショレ・レ・ボーヌなどを生産されております。

ナタリーさんにとってのワイン造りは、ブドウがとにかく大切でありドメーヌの仕事のほとんどは畑の仕事。また設備も大切であり、手摘みされたブドウは酸化する前に、直ちに醸造工程入るシステムを構築しているのだとか。

ナタリーさんのもっともおススメしたいワインは村名のショレ・レ・ボーヌ。30年前にはフランス人でさえ知らなかった名前で、この場所にグラン・クリュ、プルミエ・クリュはなく村名アペラシオンが最上。

果実味豊かでやさしさのある味わいが特徴です。

2016年ヴィンテージは84歳のお父さんも初めて経験したほどの大被害を被りましたが、残ったブドウから出来上がったワインは、いわゆる”ブルゴーニュタイプ”の2002年や2010年に似た爽やかでストラクチャーのしっかりとした素晴らしいワインになりました。

2017年は暑い一年でブドウが良く熟し、質、量ともに素晴らしい。2009年以来でもっともよい年になったとのこと。

 

 

 

 

 

 

<トロ・ボー コルトン グラン・クリュ 2010 と 黒毛和牛ローストビーフ>

コルトン・コンブの区画のワインですが、非常に小さいためコルトンのみのワイン名。

・・・いやはや素晴らしい。流石の2010年ヴィンテージだからなのか、コルトンだからなのか、トロ・ボーだからなのか、たぶんそれらのすべてが要因なのでしょう。うなるほどの美味しさです。

2010年はドメーヌ好みの味わいと語っておられましたが、フィネス、力強さ、丸み・・・・素晴らしい。

酒屋のオヤジが聞き間違えていなければ、コルトンでは20年前よりピノ・ノワール・フィンヌをいう品種を栽培しているのだそうで、ブドウの実をつけすぎない品種なのだそうです。

このワインの特別感はその品種から来ているものなのかも知れません。

 

ナタリーさんおススメの料理は、ブレス鶏のロースト。低温で長い時間をかけてローストし、最後にちょっと温度を上げて仕上げます。鶏肉のお腹にはタイム、塩。胡椒、切ったレモンを詰め、外側には塩、胡椒、バター。ブレスはコート・ドールの隣なのだそうです。

ポイントは、もちろんブレス鶏を使うこと。トロ・ボーらしいやさしさのある味わいのワインに合うのだそうです。

畑仕事中心の丁寧なワイン造りが伝わるような上質さが素晴らしいドメーヌです。

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

ページ
トップ