今や香港は高級ワイン・オークションの中心地なのです!超高級ワインは香港に集まる!
2010年前半、香港の高級ワインオークション市場は米国を抜き世界最大となった!
サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、香港の高級ワインオークション市場での売上は、今年前半でHK$400m(US$51.4m)以上となり米国を抜いたのだそうだ。
高級ワインオークション市場をリードするクリスティーズやサザビーズは、高額の高級ワインのオークションを高値の見込める香港市場へ徐々に切り替えているらしい。
ワインオークション会社のアッカー・メラル&コンディット社では、5月末にアジアでの史上最高オークション額HK$152mを記録した。この額はオークション市場全体でも史上2番目の記録。このオークションではメインにブルゴーニュのワイン造りの神様と呼ばれる超レアワインのアンリ・ジャイエが出品され最高値を付けた。その他DRCのモンラッシェ、ロマネ・コンティー、ラ・ターシュなどや、Chマルゴーのセラーから出たワインなどが出品され高値を付けたのだそうだ。
このオークションのワインは、現在高級ワイン取引において、いろいろな物議を醸していると言われている、アメリカの高級ワインコレクターであるエリック・グリーンバーグさんの「インペリアル・セラー」と呼ばれるところから出品されたもの。グリンバーグさんの香港ワインオークション市場での売上は、これまでにHK$150mを上回ったらしい。
バイヤーの99%はアジア人。もちろん中国本土や香港のお金持ちが中心!日本人は・・・・・・・???(汗)
世界全体では景気回復の遅れを反映してオークションは低調。一昨年の時点で最大市場であったアメリカの昨年のオークションによる販売額は36%減少した約US$106m。全体では15%減少のUS$233m。アジアのパワーを感じます。もっとも日本ではまったく感じられないのですが!(汗)
ワイン関係の記事によると、中国本土や香港の高級ワイン購入は、土地やゴールドと同じく投資(投機)のための購入がほとんどらしい。将来の転売を目的として購入されたワイン。いったいどれぐらいの価格で、どこの人達の購入を予想しているのでしょうか?
この問題は、中国政府の強い経済政策の方針だけで中国経済を拡大し続けるのか?バブルは防げるのか?にかかっているのかも知れませんね!
高級ワイン市場がオランダのチューリップにならなければ良いのですが!(汗)
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