“ワイン”の記事一覧

「ピノ・ノワール」チリ産のブルゴーニュ・テイスト!!

千円台で楽しめるチリ産の評価の高いピノ・ノワール・ワインです!

La Mision Pinot Noir Reserva 2009  ラ・ミシオン ピノ・ノワール レゼルバ 2009年 750ml 1,450円

フランスのシャブリ・ワイン最高の造り手と賞賛された、ウィリアム・フェーヴェルさんがチリ、アンデス山脈の麓、標高600mのマイポ・ヴァレーで造るピノ・ノワール・ワイン。

フェーベルさんの経験とフランスの醸造、栽培チームにより、自社畑のブドウを100%使い生産されます。ブドウは青いうちに全体の40%を取り除いて収穫量を抑え、より凝縮された味わいのブドウを栽培。収穫はブドウを選択するため手作業。

醸造はブルゴーニュの伝統的な方法で行ない、その後、特別なブルゴーニュ樽で4ヶ月熟成されます。

美しいルビー色。チェリーやイチゴの典型的なピノ・ノワールの香りの奥にかすかなミネラル感が感じられます。口に含めば繊細なアアタックで軽やかながら、十分なタンニンあるストラクチャー。爽やかな酸と持続性のあるアロマが感じられます。エレガントで洗練された味わいのワインです。

 これほどのピノ・ノワール・ワインが千円台で購入できるのですから、大変にお得なワインといえます。最近アメリカではピノ・ノワールが大人気なのだそうです。日本ではその前からピノ・ノワール・ファンは大勢おられました。

しかし、この「ラ・ミシオン」レベルの超お得なピノ・ノワール・ワインが楽しめるようになったのは極々最近のこと。ちょっと前まで、この価格帯でこのレベルのピノ・ノワール・ワインはなかったと思います。

飲み代が厳しくなって来ている昨今、ワイン・ファン、特にピノ・ノワール・ファンにとっては大変に嬉しい状況なのです!

驚きのコストパフォーマンスを、是非是非お試し下さいね!!

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「ピノ ノワール」千円台で高評価の南仏ワイン!

南仏ラングドッグから来た極上ピノノワール。しかも値段は千円台です。

Chemin de Marquiere Pinot noir 2009 シュマン ド マルキエール ピノノワール 2009年 750ml 1,450円


味わいも良くお手頃な価格のワインを生産するとして注目されている南仏、ラングドッグ地方のピノノワール・ワイン。ラングドッグといえばシラーやグルナッシュが特に有名なのですが、唯一ラングドッグでピノノワール栽培に適した土壌で栽培されました。

中世の雰囲気をそのままに残すカルカソンヌから南に30Kmほどの場所に畑はあります。ピレネー山脈からの寒冷な気候の影響により、ラングドッグの中でも涼しい地域。海洋性の気候と、標高300mというこの畑の位置はブルゴーニュのブドウ栽培環境とよく似ているのです。

ここで15年前より、すご腕ぶどう栽培者であるナンヌ・ジョワイエーズさんによりピノノワールが栽培されていてます。今、畑は160haとなりラングドッグでは最も大きなピノノワール生産者なのです。

そしてジョワイエーズさんのつくるピノノワールの心底惚れ込んだ南仏専門の醸造コンサルタントのグザヴィエ・ロジェさんが、これまでに数々のドメーヌをコンサルタントした経験を活かし、このワインを造りだしました。

フランスの有力ワイン評価本でも大絶賛されており、ラングドックの秘境の、しかもラングドックらしからぬワインであるピノノワール100%ワインについて「繊細でバランスが良く新鮮な果実味と心地良さ、そして余韻、ピノノワールらしいアロマ全てを口の中で感じることができる!」と。

高級ブルゴーニュ・ワインに匹敵するエレガントさと、南仏らしい豊かな果実味が見事に融合したピノノワール・ワイン。この品質で一本1450円ですからピノノワール好きにとっては”買い”の一本ですね!

「これで1,450円なの・・・・・・・・!!」ってビックリする事請け合いですよ!ホント!

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ナパ・ヴァレー・オークションが最高額!!

先週末に行なわれたカリフォルニアのナパ・ヴァレーのバレル・オークションは最高落札額となりました!!

写真はカリフォルニアを代表するワインであるオーパスワン。

オークションの合計落札額は過去最高の2400万ドル近い額を記録し、昨年のオークションに比べ23%の増加となりました。

カリフォルニアの200のワイン生産者の、まだボトルに詰められていない先渡取引でのオークション。米国の景気回復が反映され、ケース単位での平均価格は1,546ドルで、リセッションの影響を受けた2009年から37%、2010年からは20%以上の価格上昇。

ワイン生産者の話では、このオークションの動向はワイン市場の将来を予想するためのバロメーターとなるとのことで、今後数ヶ月、数年とカリフォルニア・ワイン市場は楽観視できる程の改善傾向にあるとのことなのです。2年前の悲惨な市場状況から自信を取り戻しているのが感じられるとのこと。

今回オークションにかけられたワインのほとんどは2009年ヴィンテージのカベルネ・ソーヴィニョン。

また、このオークションでは単一ロットとしても記録をつくりました。有名ワイン評論家であるロバート・パーカーさんから非常に高い評価を得るカルト・ワインの「スケアクロウ」5ケースに12.5万ドルの値段が付いたのです。

競り落としたのは米国ベンチャーの創業者でも中国人実業家でもなく、なんと日本人!アッパレです!

東京にある有名カリフォルニア・ワイン業者のオーナーが競り落としました。曰く「私がオークションに参加したら、気に入った商品は何が何でも落とす!」と強気のご発言!まったくアッパレです!!

酒類業界に一応属している者として思うのは、酒類業界の中にはけっこう資産家の方がおられます。そしてその中にはマンモス級といえるような方もおられるんですよ。ホントに!!

考えてみれば「日本は不況で・・・!」とよく言われますが、日本にはホントに素晴らしい企業が沢山あります。不動産だって海外に比べれば高価なのだと思います。それに見合うぐらいの富裕層はおられるのです。

ちなみに「スケアクロウ」のオーナーは「オズの魔法使い」のプロデューサーであるJ・J・コーンさんの孫にあたるブレッド・ロペスさんと、映画監督でありワイン・プロデューサーのフランシスコ・フォード・コッポラさんの共同所有。天才ワイン・メーカーのセリーナ・ウェルシュさんにより66年の古木から少量収穫されるブドウにより造られるカルト・ワイン。

一次産品の値上がりによる恩恵を受け米国農家を中心に景気が回復していると聞きます。低金利政策による金融バブルは余剰資金を、安全で、利回りが良く、値上がりが期待できるところへ急激に動かします。その選択肢の一つにアートと並んで高級レア・ワインも間違いなく含まれそうですね。

映画「ウォールストリート」のゲッコーさんは言いました「バブルはいつでも起こる!そして今ではインサイダーをする必要もない!」と!

酒屋としては酒に賭けるしかないか・・・・・・・!!(汗)





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世界に広がるワイン産地

ワイン産地の世界地図は、この10年の間に史上かつてないほど急激に変化ました。

酒屋さんの雑誌「酒販ニュース」に、ジャンシス・ロビンソンさん(有名なワイン・ジャーナリスト)の「ワイン産地が急激に変化している」という記事が掲載されていました。ワイン産地増殖中というお話です。

変化の主な要因のひとつは温暖化による気候変動で、ごく最近までブドウが熟すのには涼し過ぎた場所に今ではブドウ畑が広がっているのです。

例えばドイツの有名醸造家は最近ノルウエーにリースリングを植えたました。またベルギーやオランダでもブドウ畑は広がっており、それらの中には素晴らしい品質のワインも少なくないのだそうです。

目隠し試飲でマーストリヒトの西で造られた「クロ・ド・オプレイオ・シャルドネ2001」をマスターオブワインのメンバー達が試飲したところ、ピュリニィ・モンラッシェと間違えるほどの素晴らしさだったとか。

オランダ産赤ワインでは、際立って上質なレゲント種を主体としたラインナップには、本当に圧倒される程なのだそうです。レゲント種のブドウはオランダのようにじめじめした気候では病気に強い特性を発揮するとのこと。

同じようにカナダのブドウ栽培も少しづつ北へ移動しており、日本でも最近は北海道でのワイン造りが盛んになっています。

中国ではブドウ栽培に最適な場所を探す試みが北限の地に限らず全土で続いています。最初に注目されたのは中国東部の海沿い山東省で、ここではシャトー・ラフィットが中国企業との新しい合弁事業の地として選んでいます。その他、中国北西部ではペルノ・リカールや現地民間企業のシルバー・ハイツ。その西ではグレイス・ヴァインヤーズなどがブドウ栽培を初めているのだそうです。

中国にはブドウ栽培の可能性について未知な土地がまだ930万k㎡以上あるのだそうです。

その他、オーストラリアやカリフォルニア、チリやアルゼンチン、スペインやオーストリアでも涼しい地区にブドウ畑を所有する動きがあります。

逆に赤道に近い場所でのワイン造りも、熱帯栽培技術の進歩のおかげで盛況なのです。ブラジルの北のはずれのヴァレ・ド・サンフランシスコ地方やタイ、ベトナム、インドといったアジア全域の思いもよらない場所でワインが造られているのだそうです。

イギリスのスパークリングワインも素晴らしいのだそうです。イギリス南部の丘陵地帯の土壌はシャンパーニュ地方とよく似た白亜の石灰質で、シャンパーニュの製法で造ると、今や本物のシャンパーニュと互角に戦えるものとなるのだとか。目隠しによる比較試飲ではイギリスのスパークリングワインがいつも勝ち、シャンパーニュが負ける結果になる程素晴らしいのだそうだ。

ワイン生産の分野でも最も注目される場所は、やっぱり中国のようですね。中国でのワイン産業はどう考えてもワインの生産、消費ともに大きな可能性があります。この先10年後には世界のメジャーワイン生産地のひとつになっているかも知れません。

中国ワインは今後要注目ですね!!



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「拉菲酒庄」Ch・ラフィットロートシルトはなぜ中国人に人気なのか?

なぜ中国人はCh・ラフィットロートシルトばかり追いかけるのでしょうか!?

 

高級ボルドーワインの人気は引き続き堅調で価格は右肩上がりを継続しております。中でも他を大きく引き離してボルドーワイン市場を引っ張っているのがCh・ラフィットロートシルト。

なぜか?Ch・ラフィットロートシルトが中国人ワインコレクターに強烈に人気があるからなのです!

話によると中国人ワインコレクターは銘柄には注目するのですが、ヴィンテージにはそれほど注目しないのだとか。ただ2008年のように縁起の良い数字が付くと強い興味を持つようです。

まず、Ch・ラフィットロートシルトを中国語表記にすると「拉菲酒庄」となり、中国人にとって好印象の字なのだそうです。

もともと15年程前に中国の輸入業者がCh・ラフィットロートシルトを輸入し、人々に広めていったのだそうです。中国語表記の好印象も手伝って人気となりました。そして1990年代の後半には全てを売りつくし、販売する在庫がなくなってしまったことがありました。

そうなりますと、中国国内でCh・ラフィットロートシルトを欲しい人が増えたにもかかわらず国内では手に入らなくなり、余計にCh・ラフィットロートシルトに対する欲求は強くなったのだそうです。そこで、その需要に応えるべく中国の輸入業者がヨーロッパなどで熱狂的に買いまくることとなったのです。

また中国政府の公式ワインにも採用されました。

Ch・ラフィットロートシルトこそは中国で最初にラグジュワリーワインとして知れ渡った、グッチ、ルイ・ヴィトン、ティファニーと同じくワイン番の高級ブランド品なのです。

また、ハイパーインフレが懸念される環境下で、資産運用のポートフォリオの一部として保有する富裕層も多く現れたました。その結果、一番好成績の資産運用先となり、更に需要を増やす状況となったのです。

こうなると、「価格が上がるから買うんだ!!」みたいな気性の荒い中華系特有の資金も入って来ている模様。だからこそ中国人以外は手が出ないような価格になっているかも知れませんね。

世の中の全てのCh・ラフィットロートシルトは香港、上海のワインコレクターやワイン投資ファンドに集まってしまいそうな勢いです!

そして資産運用のポートフォリオの見直しを迫られた時には、ワイン市場は調整期へと向かうのだと思います。しかし、アジアを中心に新たな富裕層は増加しており、誰にとっても割安感のある水準への価格調整は起こりそうもなさそうです。

次回はワイン投資に注目してみたいと思います。

 

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