酒倶楽部ステップで人気の「D・カザル・ヴィエル・メルロー」の2008ヴィンテージが入荷です。
Domaine Cazal-Viel Merlot 2008 ドメーヌ カザル・ヴィエル メルロー2008 750ml 1,700円
カザル・ヴィエルの赤ワインと言えば、シラー種が主体のワインに人気があり評価も高いのですが、写真のメルロー種の赤ワインもまた非常に良く出来た美味しいワインなのです。シラーは比較的早く出荷されるのですが、このメルローは熟成期間が長く2008年ヴィンテージの出荷が今。もちろんその分まろやかで、しなやかな味わい!
2008年もののワインのリリースが今というのは、いわゆるグランヴァンと同じタイミング。こだわりの逸品なのです。カザル・ヴィエルのワインの特徴は南フランスのワインらしく果実味が豊かでバランスが素晴らしく、口当たりがやわらかく滑らかなこと。良いワインだと思います。
最近は日本で南フランス産のおススメのワインを見かける機会が本当に多くなってきた気がします。一応酒業界に所属する者として感じるのは、南フランスの良いワインは値段的に非常に過小評価されているのではないかということ。
先日、南フランスの美味しいワインを生産するワイナリーの方と話をする機会があり、その辺のことを聞いてみたんです。ワイナリーの方曰く「フランス国内ではワインの価格水準を格付けに依存する傾向がある。」「いくら美味しくても格付けがヴァンドペイやヴァンドターブルの場合には、最大の消費地であるパリでは安ワインのレベルの金額でしか購入されない。」と。
つまり、南フランスと言うだけで一色単にされていて、中には価格的に恐ろしく過小評価されているワインが存在すると言うことなのだと思います。今回ご紹介しているカザル・ヴィエルもそんな中のひとつのなのでしょう。
べつにグランヴァンや他のブランド品が価格的に過大評価されているなどとは言いたくはありませんが、自分で賢くワインを楽しむにはどちらが賢い選択かは明確ですよね。
酒類業者としてワインメーカーと話をして初めて分かる南フランスのポテンシャル!安くて旨いワインの宝庫なのです!
一番驚いた話の内容は「マーケティング・フィー」。「マーケティング・フィーって何?」って聞いたら「僕が日本んへ行くこと!マーケティング・フィーなしならもっと安くできるよ!」って。世界中が南フランスのワインに注目する理由が良く分かった次第です!
※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります
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