本日ボージョレーヌーヴォー2011の入荷でバタバタとしております。
街場の酒屋としては売れ残りを危惧するため、前年並みの入荷量でそれほど多くはないのですが、それでも種類が比較的多いため検品やら、ご予約分の仕分けやらで意外に神経を使います。
写真は酒倶楽部ステップで最もススメ品の「ジャン・クロード・ラパリュ」のボージョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー。自然派のワインで三ツ星レストランも採用するボージョレーです。味わえば、「あ~このワインは確かにブルゴーニュのワインだ!」と感じる、異次元レベルのヌーヴォーなのです。
酒倶楽部ステップでは「出来るだけお客様の希望にお応えしよう!」と考えております。これは、「素晴らしい酒蔵さんのお思いをお客様にお伝えしよう!」よりも先にあるべきだと考えております。また、お客様は明確な希望を酒屋に伝えてくれませんから、酒屋が感じとらなくてはいけないとも考えております。
年に一度のワインのお祭りなんだから、「こんな時は値段は少しぐらい高くても美味しいヌーヴォーが飲みたい!」と希望されるお客様には絶対の自信を持って、この「ジャン・クロード・ラパリュ」をおススメしたいのです。また、「美味しいヌーヴォーをプレゼントしたい!」と希望される方にもおススメです。
「ジャン・クロード・ラパリュ」のヌーヴォーと、他の大手流通業者が販売する流通量の多いヌーヴォーを飲み比べると、明確に味わいの違いを感じます。この違いこそがラパリュのワインの持つフィネスと呼ばれる味わいだと思うのです。このフィネスのある味わいがブルゴーニュのピノノワールとの共通点を感じさせるのだとも思うのです。
また「ジャン・クロード・ラパリュ」は、ハンドバックやケーキで主流の高額商品である、いわゆるブランドものではありません。他のヌーボーに比べ価格は高いですが、本質的価値や製造の努力から比べると「そうとうに割安」だと思うのです。
今年はボージョレー・ヌーボーも遂にペットボトル入りで500円で販売されるものがスーパーで登場するのだそうですね。これも、たぶん大多数の客様の希望に応えることになるため素晴らしい努力だと思います。お手軽に飲みたい時はこっちがイイですよね。
それでも、生産者のどなたかが言ってました「ボージョレーにバナナの香りはあり得ない!!」って。ボージョレー本来のテロワールを表現した、テクニックで味わいをつくりだしていない本物といえるワインは、やっぱり素晴らしいです。
「ジャン・クロード・ラパリュ」ボージョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー、おススメです!
※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります
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