“ワイン”の記事一覧

旨安お得ワイン試飲会+超お得ワイン!!

またまたワインの試飲会。今回は旨安なお得ワインを得意とする輸入会社さんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

中国の景気減速を反映してかフランスワインの出し値が下がったようで、フランスワインが多かった。もちろん引き続きチリワインのコストパフォーマンスの高さは感じるのだが、ひょっとしたらフランス、イタリア、スペイン、チリと旨安ワインのコストパフォーマンスの違いはそれほどないのではないかという気もするわけです。

ボルドーあたりの低価格ワインも結構イケるわけで、後は「果実味の豊かなワインが好き!」とか「軽やかな飲み口が好き!」とかのそれぞれの人の好みによって評価が分かれるような気がします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 流石はボルドーワイン、ほとんどのワインは2009年ヴィンテージなのですが、なぜか同じ様な価格で1999年ヴィンテージが並んでいたりもします。当然熟成感あるやわらかな味わいに変化しており、”古い”というだけで非常にお得な気がします。このあたりからボルドーワインの層の厚みみたいなものを感じた次第。やっぱりボルドーワインは偉大ですね!

この他に、ある意味、ヒジョーに超お得と言えるワインがあった!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ドメーヌ・フランソワ・マルシェ ラ・グラン・リュ2006」という名前のブルゴーニュワインで、何とあの「ロマネ・コンティ」と「ラ・ターシュ」の間に位置するブドウ畑のワインなのだそうだ。

裏ラベルに畑の地図が描かれていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 味わいは「ロマネ・コンティー」+「ラターシュ」÷2か!?どうかは分かりませんが、確かにグランヴァンと呼ぶにふさわしい優雅さ!

なぜこれが超お得かと言えば、ロマネ・コンティが百万円かそれ以上、ラターシュが数十万円なのに比べて非常にお得感ある価格の3~4万円。

ある意味ヒジョーに割安感のあるワインかも知れません。ご興味のある方はお問い合わせ下さい。

 

 

 

 

 

 

 

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「ラングドック(南仏)」ワイン試飲展示会

9月、10月とワイン需要期を目前にワイン試飲会が集中してます。

今回は南フランスのラングドック地方のワイン試飲会。最近は「リディスカバー・フレンチワイン」と呼ばれる傾向もあり、若いワインメーカーがオーストラリアやカリフォルニアなどで修業を積み、フランスにも戻り新たな魅力を持ったワインを生産する傾向があるようです。ひと昔前の、いわゆる教科書的なフランスワインから変化して来ている様子なのだとか。

中でもラングドックなどの南フランスワインはコストパフォーマンスの高いワインが多く、また日本へのワイン輸入業者も多いことから、大変に興味深い試飲会が期待されます。

 

 

 

 

 

 

 

 

だれもが認める南フランスワインのポテンシャル。いわゆる有名どころもその南フランス・ワインのポテンシャルと、コストパフォーマンスに引かれ、ラングドックで非常にレベルの高いワインを生産しております。

 

 

 

 

 

 

 

 

写真奥のオレンジ色のラベルのワイン3種類はブルゴーニュで活躍されているあのグロ家のアンヌ・グロさんと夫ジャン・ポール・トロさんが南仏ミネルヴォアに進出して造っているワイン。待望の2009年ヴィンテージがリリースされたのだそうです。非常になめらかで果実味のしっかりとした味わい。

手前の白いラベルのシャートー・マリも凝縮感あるエレガントな味わいのヴィオディナミ農法による良く出来たワインでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 写真奥の白いラベルのワインは「ラ・キャピテール・デュ・ドメーヌ・ド・バロナーク2008」で、あのシャトー・ムートンロートシルトが、「オーパスワン」「アルマヴィーヴァ」に続いて、ムートンと同じ製法でAOCリムーで造るワイン。間違いなく高級ワインなのですが、価格はカジュアル感ある設定。

今ではもう「ラングドックのワインとは・・・・!」みたいなイメージは描きにくくなっているようですね。しかし「南仏のワインはお得感あるワインが多い!」とのイメージはますます確かなものになって来ている様な気がします。

 最後にちょっとイイ感じのカジュアルワイン。

 

 

 

 

 

 

 

 

 マーガレットの花がかわいいAOCサンシニャンのベルルーという標高の高い場所で家族経営により少量生産される「ドメーヌ・パン・デ・マルグリット」。果実味の凝縮感があり、同時に繊細な上品さとシトラス系を思わせる爽やかさのある味わい。

良く出来た個性的なワインだと思いました。

 どのワインもシラーやグルナッシュ、カリニャンといった南仏の伝統的なブドウ品種を使っているのですが、テロワールの多様性や新しい技術により、様々な個性を持ったワインが南仏にはあるようです。

南仏ワインは今後も面白そうですね。

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「一番収穫デラウェアにごり2012初仕込」甘いデラウエアーの風味。

フルーティーな甘さで、お酒っぽくないのがイイですね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マルスワイン 一番収穫 デラウェア にごり 2012初仕込 AL 8% 500ml 830円

甲府盆地で収穫されたばがりのデラウェアぶどうだけを使っています。みずみずしい香りに 口に含んだときの甘さ、フルーティさがたまりません。

 しぼりたてのぶどう果汁が若々しいワインへと醸されていく、その新鮮な風味をそのままボトルの中に詰め込んだワイン。甘いデラウェアぶどうの香りが豊かに広がるフレッシュな味わいです。

この手の、甘みのある飲みやす~いワインがお好きな方って、実は沢山おられるんですよね!よ~く冷やして、食前とか食後に楽しむのがおススメ。

正直、飲んえべーさんとか、「ワインとは・・・・・・!(汗)」みたいな意見をお持ちの方にはおススメしません。飲んベーさんにとっては、アルコール度数8%の500ml入りじゃ一気飲みしたって、もの足りないですよね。

また、難しいことを言わずに素直に「おいし~い!みずみずしい甘さがイイ~!!」みたいな、普段あまりお酒を飲まれない方でも気軽に楽しめる酒だと思うのです。

”新鮮な摘みたてのブドウジュースのお酒”みたいなノリで楽しんで頂きたいお酒です。

限定品です。ご興味のある方はお早めにお求め下さい。

 

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「ファルネーゼ」テイスティングセミナー

「日本のイタリア料理屋さんでは、ファルネーゼのモンテプルチャーノが定番的イタリアワインでは!?」と言っても過言ではないほど人気のワインメーカーさん。

世界のイタリア料理ブームに合わせるように1994年に設立され、その後急成長したワインメーカーさん。その良さは何といっても「品質の良さとお得感ある価格」。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ファルネーゼの新社長ヴァレンティーノさん。

ファルネーゼは前社長であるカミッロ・デ・ユリウスさんにより1994年に設立されました。

戦後の貧しいイタリアでは、イタリアに残れるのは子供の中の1人だけ。残りの兄弟はみんな海外に新天地を求めて出国したのだそうです。カミッロさんもイタリア・アブルッツオを後にし、イギリスへと移り住んだのでした。

その後カミッロさんはイギリスで成功。レストランを三つ経営し、ワインの輸入もされておりました。しかしカミッロさんには夢がありました。60歳を過ぎてから、その夢であるワイン造りを生まれ故郷のアブルッツオに戻り始めたのでした。

そして過去に何度もイタリアのベストワインに選ばれる程の評価と、世界74カ国に輸出される程の人気ワイ何リーに短期間で成ったのです。そのカミッロさんも今年の7月にこの世を去られたとのこと。素晴らしい人生だったと思います。

ファルネーゼのワインはライトトーストの樽を使うことにこだわりがあり、全体的に軽快で爽やかさがある飲みやすい味わい。スタイリッシュな今の時代に合った風味のような気がします。

ローマの隣でイタリアの南に位置するアブルッツオのテロワールも素晴らしく、夏でも山の上に雪が残っており、そこからの山風がブドウにフレッシュさをあたえるのだそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

上の写真はアブルツッオの景色。写真には写っていませんが海も大変にキレイで、ブルーフラッグと呼ばれる環境認証を受けているのだとか。

ファルネーゼのおススメワインです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドン・カミッロ 750ml 

ファルネーゼ創業者のカミッロさんの名前を付けた、モンテプルチアーノ85%、Cソーヴィニョン15%の赤ワイン。個人的に好きなチェリー系の風味で、やわらかな飲み心地。創業者の名前を付けた理由がよく分かるような良く出来たワインだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エディツィオーネ・チンクエ・アウトークトニ No.11 750ml

ある意味ファルネーゼを象徴するワインではないでしょうか。ヒュー・ジョンソンさんがファルネーゼを訪れた際にアイデアが出されたワインで、イタリアの土着品種のブドウを5種類ブレンドしたワイン。前例がないため重厚な高級瓶に入れられているにもかかわらず格付けはヴィノ・ダ・ターボラ。味わいは見た目の重厚さに反して意外と軽やか。

イタリア料理の拡大とともに急拡大したイタリアワイン市場ですが、世界に認められ、その流れに乗り急成長したワインには、それなりの理由があるんですね。

ファルネーゼが設立した当初からイギリスと日本へは輸出されているため、世界の中でも日本へは優先的に人気ワインが送られてくるのだとか。日本の輸入会社さんも世界に先駆けて、当初からファルネーゼを扱うとは、これまたスゴイ目利きの能力ですね。

いやはや、おみそれ致しました!

 

 

 

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アルザス&ローヌワインセミナー

アルザスワイン委員会さんとローヌワイン委員会さんなどが主催する「アルザス&ローヌワインセミナー」に行って来ました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アルザス地方とは非常に魅力的であり、興味深い場所です。アルザス地方の土壌は、他の地域に類のない多様性があるのだそうで、ブドウの種類の数よりも地質などのテロワールの数の方が多いのだとか。そこから様々な個性を持った上質なワインが生まれるわけです。

あまりにテロワールによる個性が多いため、原産地認証はAOCアルザスだけではなく、より細かく分けたコミューン名やリュー・ディと呼ばれる、住所にはのらない昔からの小さい地域の呼び名が付け加えられるとのこと。

アルザスのワインと言えば比較的値段の良いものが多くて、なかなか馴染みが薄い感じもするわけです。しかし、今回のセミナーと試飲で感じたのは、その価格を考慮してもアルザスの白ワインは素晴らしく質が良いこと。逆に割安感のある価格と品質と言えるかも知れません。

フレッシュな爽やかさがあり、果実味豊かで、素晴らしいアロマ。単一品種によるピュアーで純粋なミネラル感ある風味。樽を使わないため樽風味のないブドウとテロワールだけのキレイな味わい・・・・などなど・・・・・いや~素晴らしい!

また、アルザスの代表的ブドウ品種であるリースリングは長熟が可能で、このセミナーで講師を務められた地質学者の先生は、リースリングワインの1863年ヴィンテージを最近飲む機会があったのだそうですが、まだ味わいにフレッシュさが残っていたとのこと。

 また2010年ヴィンテージのアルザスワインは特別な年で、冬が長くー26度まで気温が下がり、夏も長かった。つぼみがダメになってしまいブドウの収穫量は約30%減少したが、よいブドウが収穫できたのだとか。アルザスの2010年はおススメなのだそうです。

花や果物、ハーブを思わせるふくらみのあるアロマと、酸がしっかりとしていてミネラル感のある味わい。「リースリング」「ピノ・グリ」「ゲベルツトラミネール」・・・・どれも素晴らしい!  

すっかりアルザスの白ワインのファンになってしまいました!

一方ローヌのワインの方もローヌらしいボリューム感のある、まとわり付くような濃厚さと複雑味をあわせ持つ赤ワインが素晴らしい!「あ~肉が食いてぇ~!!」って、正直お昼が迫っていたのもあり感じた次第。

この日のローヌワインで興味深いと感じたのは、シラーを95%使った低価格のロゼワイン。爽やかなベリー系の香りとドライな味わい。良く出来たロゼワインだと感じた次第。それにお得。

その他、ローヌと言えば自然派ワインが多く生産されておりお得感のある自然派ワインが多いようですね。

 やっぱりフランスワインは偉大だ!

 

 

 

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