“ワイン”の記事一覧

「ジャン・クロード・ラパリュ」極少収穫の2012年、葡萄はきれいに濃縮!

フランス、パッション・デュ・ヴァンの伊藤先生のブログによれば、究極のボジョレーワインを追求している「ジャン・クロード・ラパリュ」2012年ヴィンテージは、他と同じように大変に厳しい試練の年となりブドウの収穫量は例年の50%以下だったが、きれいに濃縮されている十分な品質のブドウになったとのこと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上の写真は2週間前に収穫して、除梗しないマセラシオンカルボナック発酵したブドウを、2年前に手に入れた念願の100年前の木製垂直式プレス機で圧縮しているところ。

この木製垂直式プレス機では、重力により無理なくゆっくりと圧力がかかる。そのため、やさしく上品なジュースを絞りとることができ、ワインの品格・フィネスが一段と上がるのだそうだ。

 そして驚きは、”絞った後のブドウの皮が破れていない”こと。皮から汗のごとくゆっくりと流れ出るのだとか。

(ブドウを最初につぶしません。そのためブドウの一粒一粒が発酵タンクのような状態で発酵します。)

このプレスは、ゆっくり、ゆっくりと続くのだそうです。そうしている間に仲間が集まって来て延々とワイン談議。収穫を見極める緊張感と、連日の徹夜で疲れ切ったところに安堵感がでて、居心地の良い雰囲気となるようだ。こうして朝方までワインボトルのコルクが抜かれていくのだとか。

ワイン造りの細部までこだわった、究極のボジョレーを追求する「ジャン・クロード・ラパリュ」の2012年ヌーヴォーは、極端に少ない生産量ながら今年も素晴らしいワインとなるようです。

今年のボジョレーヌーヴォー発売開始日は11月15日(木)です。ぜひぜひ、究極のボジョレーヌーヴォー「ジャン・クロード・ラパリュ」を試してみて下さい。

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

世界的なワイン生産量の減少、低在庫水準でワイン価格は上昇へ!

ワイン専門誌「デキャンター.com」によれば、今年の世界的なワイン用ブドウの低収穫量を受け、ワインの生産量はここ37年の間では最低の水準となるのだそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

ザ・インターナショナル・オーガニゼーション・オブ・ヴァイン&ワイン(OIV)によれば2012年のワイン生産量は248.2億リットルで、2011年の264.2億リットルから減少する見通し。不足分をワインの本数にすれば13億本になるのだそうだ。

 これは1975年以来の低い生産水準で、南半球、北半球ともにブドウの低収穫量が原因。特にフランスやイタリア、アルゼンチンなどのメジャーなワイン産地の減産が影響した。

 「現在はワイン供給のために在庫分を出している状況」「特にバルク売りのワインが不足している。そのため仲買業者はメジャーではない国々のバルクワインに移っている。」とOIVの代表者。

 ワイン価格も上昇に転じている。スペインではバルクワイン価格が大幅に値上がり。カスティリャ-ラ・マンチャではバルクの白ワイン1リットルで0.48ユーロと2011年の0.28ユーロから上昇。

 イタリアでは1リットル当たりのピノ・グリージョ2012ヴィンテージが1.30~1・45で、先月の1.20~1.30ユーロから上昇。ニュージーランドでもバルクワインの価格上昇が著しい。

 フランス最大の2500の生産者が加盟する協同組合は、「今年は歴史的な状況だ!」としている。「この2年間の間にヨーロッパのワイン在庫は多少もないほどに底をついている!」。 「スペインの在庫もゼロ!」「イタリアの在庫もゼロ!」「もうヨーロッパでは不足分のギャップを埋められない!」とのこと。

 それだけに収まらず、今年のブドウ収穫量は世界的に歴史的な低水準。ニュージーランドは5分の1ほど2011年に比べ少ない。オーストラリアはここ5年間での最低収穫量。フランスでは平均20%の減産。イタリアでは何と1951年以降最低の収穫量。アルゼンチンの生産は24%のダウン。

 ここ10年ほどのワイン生産量は減少傾向にもかかわらず、世界の消費量は増加。OIVのデータによればブドウの栽培面積は7.59百万ヘクタールに2000年の7.85百万ヘクタールから減少。世界的なワイン生産量も2011年の265億リットルに2000年の280億リットルから減少。その間、消費量は225.7億リットルから244.3億リットルへと拡大した。

オランダの銀行、ラボバンクによれば、2012年の低収穫量と、米国、中国、ブラジル、他の新興国などでの消費の拡大、価格の上昇と、需給バランスは均衡状態に近いとしている。

日本国内でもこの先、少なくとも低価格ワインの価格上昇は避けられそうにないようです。

 

 

 

 

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「梨のささやき」みずみずしい梨の甘みがたまりません!

ブドウ以外の果物を使ったワインは意外にたくさんあります。でもなんだか味わいがいま一つなものが多いような気がしないでもありません。

そんな先入観を持ってこの「梨のささやき」を試飲してみて驚きました!みずみずしいフレッシュな梨の風味がイイんですよ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「梨のささやき 梨ワイン」 AL10% 720ml 1,260円 千葉県鎌ケ谷市産幸水100%使用

千葉県を代表する梨の産地、鎌ヶ谷市で育てた優良梨「幸水」を使った梨ワイン。ほのかな梨の香りと、甘くてみずみずしい味わい。冷蔵庫に入れて置いて、気軽に飲みたくなるような飲みやすさです。

たぶん、非常に女子会向きな味わいと言えるかも知れません。喉を潤すのに丁度良い感じの、この爽やかでフルーティーな「梨ワイン」さえあれば、後はメインのイベントである女子友達と・・・おしゃべりして・・・・・おしゃべりして・・・・・・・しゃべって・・・・・・・・しゃべり倒して・・・「うっそ~!やっだ~!!」ってなこと言っちゃって!(笑)お楽しみ頂けるわけですね。・・・・・・(すみません!汗)

かと言って最近増加傾向にある、甘口のお酒ファンの男子にもおススメ。でも、みんなと一緒の時に甘口の梨ワインでは、「おまえ、何でそんなの飲んでんの!?」な~んて言われちゃったりもするわけですね。だから男子の場合には”家飲み”がおススメ!

疲れ果てて帰って来た夜は、甘くて梨の風味がみずみずしい「梨のささやき」で癒されますよ~!!

お試し下さい。

 

 

 

 

 

 

 

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ボルドー2012は、やわらかなタンニンと豊かな果実味!

ワイン専門誌「デキャンター.com」によれば、今年のボルドーワインは、やわらかなタンニンと熟した果実味が豊かな、高いポテンシャルを持つブドウが収穫されたとのこと。しかしそのポテンシャルを現実のものとするには、優れたワイン造りの腕が欠かせないようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 サンテ・ミリオンの有名ワイナリーオーナーは、今年のヴィンテージを”偉大な年の2000年に近い!”としている。2000年ヴィンテージと同じように、非常に難しい天候が続いた後、終盤に素晴らしいシーズンとなった。

しかし、惜しくも雨が予想よりも数日早く降ってしまったため、”偉大な・・・”とはならないかも知れないが、それでもとても良いヴィンテージなのだそうだ。

 また、ポムロールの有名ワイナリーは、今年のヴィンテージは低いタンニンと良く熟した豊かな果実味があり、高いポテンシャルがあるとしている。

「今年の収穫は長くてゆっくり進むと考えていたが、実際には短期間に長く働くことになった。」「最初のタンクのアルコールレベルは14%にもなり、タンニンがやわらかく、良く熟していた。」

「今年のヴィンテージは良く熟した果実味のフレーバーがあり、高いポテンシャルがある。」「収穫時に雨は降ったが8月、9月と素晴らしく乾燥した天候が良かった。」とのこと。

 サン・テステフの有名ワイナリーは、ワイン造りでのケアを怠らなければ良いビンテージになると予想。コールド・マセラシオンやタンニン、アルコール発酵が始まる前の抽出が大切なのだとか。

想像するに今年のボルドーワインが、やわらかなタンニンと豊かな果実味ということは、飲みやすい早くから楽しめる味わいになりそうということか!?アルコール度数の高めの果実味豊かなボリュームある味わいになりそうですね。

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バリューボルドー100本テイスティング

「ボルドーワイン収穫祭 in 赤坂サカス」 2012年11月8日(木)・9日(金)・10日(土) 11:00~21:00

 

 

 

 

 

 

 

ボルドーワイン収穫祭 2012 実行委員会の主催により、バリューボルドーのテイスティング や ボルドーワインスクール、ワイン愛好家の著名人によるトークショー、「神の雫」原画の展示、ボルドー・ミュージックライブなど盛りだくさんの「ボルドーワイン収穫祭 in 赤坂サカス」が11月8日~11月10日に開催されるとのこと。

 この収穫祭のメインのイベントが「バリューボルドー」ワイン100本のテイスティング(有料)。前売りチケットが3800円で700円ほど当日券に比べお得。日本のワイン界を代表する10名が選出したおススメのお手頃ボルドーワインが100種類3800円で楽しめるのです。

その「バリューボルドー」とは?

価格帯が3500円以下の現在日本で流通しているボルドーワインを対象に、日本のワイン界を代表するプロフェッショナル10人が厳正なブラインド・テイスティングにより採点・選出した、品質と価格のバランスに優れたボルドーワイン上位100本のこと。

 ワインの世界的な聖地ともいえる財力に優れたボルドーだからできる、大変に贅沢なワイン・キャンペーンですね。ワイン好きにとっては大変にお得なキャンペーンではないでしょうか。また、9日(金)には神の雫の原作者である亜樹 直さんもトークショーに登場されるとのことで、マンガファンにもおススメです。

 フランスではワインを楽しむような、日常のこだわりを「アール・ド・ヴィーヴル」と称し芸術という意味の「アール」を含めるのだそうです。

この機会に自分流のボルドーワインを見つけてみて下さい。

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