“ワイン”の記事一覧

関東最大のワイン展示試飲会2013

日本にあるワイン輸入会社さんが70社ほど集まっての、ワインの大試飲会です。

予想はしていたのですが、最近の酒類業界の流れなのか、このワイン試飲会も大盛況の大にぎわい。限られた時間しかない状況では、出展している約70社のワインを全て試飲するのは不可能です。

そこで今回は1~2社に狙いを定めて試飲して来ました。いくつか気になったワインのご紹介をさせていただきます。

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【ヴァルフォルモサ・カルラ・レゼルバ・ブリュット(スペイン・カバ)】

非常にコスト・パフォーマンスの高いカバで、ヴィンテージ入りのカバのみを生産。ブドウは自社畑のもののみを使用。写真のカルラ・ブリュットは熟成感あるナッツやアーモンドの風味を持ったカバ(スパークリング・ワイン)。写真では分かりにくいかも知れませんが、筒状の箱に入っており、味わいもさることながら見た目に豪華。ギフト用のスパークリングワインとして重宝するのではないかと感じた次第。

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【ペスカイヤ(ピエモンテ)】

イタリアのピエモンテで2500円~6000円のワンランク上のワインのみを造るペスカイヤ。白ワインは「アイネイス」という品種の地ブドウを使い、赤ワインは「バルベーラ」「ネッビオーロ」「カベルネ・ソービニョン」で、どれも素晴らしく質が高い。なんでもピエモンテの三ツ星レストランを始めとする高級レストランやホテルがこぞって買い付けるワインなのだそうだ。

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”ピエモンテの魔術師”ペスカイヤ社長のジュゼッペ・グイドさん。日本酒も大好きなのだそうで、輸入会社の人と昨晩は3件ハシゴしたのだとか。なんだかとってもモテそうな、酒屋のオヤジもあこがれるちょいワルおやじ系のオシャレなお方!

その他アルゼンチンやスペインのワインなど非常にコストパフォーマンスの高いスタンダード・クラスのワインが多数ありました。今日は暑かったためか、特に白ワインが良かったように思いました。

また以前から試してみたかった、フランスの自然派のシリル・アロンソさんのワインは、エレガントでキレのあるキレイな味わい。流石!!でもその名はなぜか「PUR BBQ」。

最後にブルガリアのワインの神「酒神ディオニソス」の地のワイン。このギリシャとの国境近くの地は、長年人が立ちいらなかったためノーマンズランドと呼ばれる古代トラキア王国の地にあります。その地でブルガリアの固有品種であるマヴルッド種などを使った「新世界ワイン」ならぬ「原世界ワイン」。ホメロスの物語にも登場する古代トラキア王国の赤ワインなのだそうです。

味わいは濃厚でやわらかな、シラーやメルローを思わせる味わい。飲み応えがあります。

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【カタジール・エステイト(ブルガリア)】 

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「マルケス・デ・チベ」ホントにホントの安旨スパークリング・ワイン!

惜しまれながら閉店した、スペインにあった世界一予約のとれないレストランでも採用されたことのあるトという、驚異のコスパのスパークリングワインです。

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【カヴァ マルケス・デ・チベ ブリュット & ロゼ・ブリュット 750ml 現在の価格980円】

カヴァと呼ばれるスペイン産のスパークリング・ワインのコスト・パーフォーマンスが高いことは周知のとおりなのですが、その中でも群を抜いているかも知れません。

辛口のスパークリングワインとしてバランスが非常に良く、スムーズな洗練された味わい。シャンパーニュと同じ瓶内二次発酵による製法で手間暇かけて造られております。その評価も高く、ワインコンクールで金賞を獲得するほど。

そしてこのリーズナブル過ぎる価格!「味よし」「評判よし」「値段よし」の3拍子そろったスパークリング・ワインなのです。

 酒倶楽部ステップに来店される比較的ご高齢のご夫妻は、「スパークリング・ワインを夫婦で1本食事と一緒に飲むと、ちょうどいい量なんだよ!」と言います。

和食でも洋食でも、普段の食事に気軽に合わせて楽しんで下さい。

なんたって、あの”世界一予約が取りにくいレストラン”で採用されたこともあると言われているスパークリングワインですから、それなりのレベルであることは間違いないのです。

夫婦で気軽なスパークリングワインを1本開けて、楽しくて美味しい”快食”を楽しみましょうね!

ホントにちょうどいいんですよ!!

 

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「コッリ・ディ・ソンCS」北イタリア最北端の自然派ワイン。お得です!!

アドリア海の最も奥まった場所にある、北イタリア最東端フリウリのイソンツォで、カベルネ・ソーヴィニョンから造られる自然派の赤ワイン。

国際的代表赤ワイン品種であるカベルネ・ソーヴィニョンですが、イタリアらしさのある繊細で複雑な味わいのカベルネ・ソーヴィニョンです。

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パオロ・ヴェンチュリーニ 「コッリ・ディ・ソン カベルネ・ソーヴィニョン DOC フリウリ イソンツォ」 750ml 特別価格(在庫量のみ)

 酒倶楽部ステップでこのワインを購入された方は、「値段のわりにずいぶんと程度の良いワインだね~!!」と感じると思います。それも殺虫剤や除草剤、化学肥料を使わない造りの自然派のワイン。

その味わいは繊細さや、ハーブ、野花、野草のような複雑さのあるイタリアワインらしい味わい。黒スグリやスパイスのニュアンスがあり、ボリューム感は強すぎることがなくやわらでエレガントでやさしさのある味わいです。

どちらかといえば赤ワインの産地としてややマイナーなためか、ワインの並べられている店頭でなかなか手にとってもらえないタイプのワインかも知れません。しかし、しかしですね、だからこそお得なワインなのだと思うのです。

「お得なワインを賢く楽しみたい!」派のワインファンにおススメのワイン。価格はネットに書けません。

 お試し下さい。

 

 

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「ブルゴーニュふだん飲み」お得で安くても、やっぱり他にない味わい!

なぜ日本人にはブルゴーニュの赤ワイン好きが多いのでしょうか?

ある人は「いろんなワインを長年飲んでいる人達が、最後にたどりつくのはブルゴーニュの赤しかない!」と言います。

同じピノ・ノワール種のブドウを使っていても、他の国のピノ・ノワールを使ったワインとブルゴーニュのそれとでは、印象が違うのです。ブルゴーニュのワインには、どんなにお手頃なワインであってもナイーブな印象の”ブルゴーニュらしさ”があるのです。

誤解を恐れずにブルゴーニュらしさの味わいを一言で表現すれば、「うす旨」でしょうか。その「うす旨」のエレガントでデリケートな味わいが、ダシなどを使う「うま味」のある料理を食べ慣れた日本人の口に合うのではないかとも推測できます。

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 【安くてお得なブルゴーニュの赤ワイン(値段は書けません)】

 ブルゴーニュワインと聞けば、先ず”値段が高い”ことを想像される方も多いのだと思います。もちろん、ほとんどのブルゴーニュワインは、その生産量の少なさ、希少価値の高さ、独特なエレガントさのある風味などの理由により高価なものが多く、とても”ふだん飲み”できる価格ではないのかも知れません。

しかし、ブルゴーニュ・ルージュやそれ以下のランクのワインでは、ふだん飲みで手が届くワインもあります。もちろん酒倶楽部ステップのようなワイン流通の努力で、お得な価格を提示させていただいているわけですが!

あたりまえですが、基本的にはワインの味わいは価格に連動します。しかし、たとえ安価なブルゴーニュワインでも、その個性であるブルゴーニュらしさは兼ね備えています。

特に非常にブルゴーニュらしさが出ているといわれる、偉大なヴィンテージである2010年などは、安いランクでも5~6千円のブルゴーニュと比べても遜色のない味わいに達していると思うのです。

そして、今が美味しくて安いブルゴーニュ・ワインを楽しめる最後のチャンスかも知れません!

2012年ヴィンテージは歴史的に厳しい天候の年。収穫量も低く、スタンダードなレベルのワイン価格は質の割に高い。2013年も現在のところ期待しにくい天候状況。

いくら2010年ヴィンテージが素晴らしくても、スタンダードなレベルのワインは、若いうちにどんどん販売され売り切ってしまうため、市場から早い段階でなくなってしまいます。

また、アベノミクスによる円安の進行で輸入品は軒並み値上げ。

お得で、歴史的に見て品質の良いブルゴーニュワインを”ふだん飲み”で楽しめるのは今しかないのかも知れません!!

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「ジョヴァンニ・マリア・ケルキ」サルディーニャのブドウ作りの奇人!

あるいはマニアっぽ過ぎるワインなのかも知れません。古代ローマ時代のブドウを復活させた希少ワインです。

しかし、その品質は高く評価され、遂にはイタリア大統領府のワインリストに載り、ゴルバチョフ元大統領の晩餐会にも使用されたのだそうです!

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左【ジョヴァンニ・マリア・ケルキ  ルッツァーナ IGT】ブドウ品種:カリニュラーリ50%、カンノナ50%

右【ジョヴァンニ・マリア・ケルキ カリニュラーリ IGT】ブドウ品種:カリニュラーリ100%

 サルディーニャの西北、サッサリの街の南に ”ブドウづくりの奇人!” と呼ばれ「国内では知らない人はいない!」とまで言われている爺さんがいる。ジョヴァンニ・マリア・ケルキさんがその人。

サルディーニャに古代ローマ時代から伝わるぶどう品種である「カニュラーリ」を絶滅から守るため、まるで気が狂ったかのように自分の畑で毎日「カニュラーリ」のお世話を続けたのだそうです。

そして努力の末、遂に洗練されたワインとして「カニュラーリ」を復活させました。その品質は高く評価され、イタリア大統領府のワインリストに載り、ゴルバチョフ元大統領の晩餐会にも使用さたのでした。

まさに、ジョヴァンニ・マリア・ケルキさんは「カニュラーリの中興の祖」となったのです。

シガーやカカオ、ミルクの香りが漂い、ソフトでクリーミー、とろけるような舌触りのワイン。その品質の高さは日本の「イタリアワイン図鑑」でも特筆されているのだとか。

 生産量も在庫量も少ない非常にレアなサルディーニャのワインです。「特別なワイン」を楽しみたい、もしくは贈りたい方におススメです。

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

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