“ワイン”の記事一覧

「ヴィンテージの良いワイン」父の日のワインセレクション

今年は父の日の贈りものにワインを選択される方が増えたように感じます。

父の日のお祝いで家族で食事しながらワインを飲むとすれば、飲むワインは2~3本で、主に赤ワインといった感じでしょうか。

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最初にプロセッコかヴィーニョ・ヴェルデあたりで爽やかに乾杯。今日の様なやや蒸し暑い日には爽やかに身体にしみ込みます。

爽やかな味わいでリフレッシュした後は、ご馳走を頂きながらぼちぼち赤ワインに移って、深みのある香りとうま味をご馳走や、おしゃべりとともに楽しみます。きっとお父さんもニコニコ顔。

こんな時におススメしたいのが、デキが良い年の有名産地のお手頃ワイン。マニアっぽさはないかも知れませんが、知名度はバツグンのブルゴーニュとバローロです。

ブルゴーニュの2010年ヴィンテージとバローロの2007年ヴィンテージはどちらも最高に良い年。しかも円高時代の輸入品のためお得感も十分。

これらのワインのお得さはそれぞれ次の年のワインを飲めば分かります。味わいがかわることはもちろん、価格も上方向にかわるわけですね。

 気軽に最高のヴィンテージをお父さんに楽しんでいただきましょう。それもお得に!

お父さんはきっと上機嫌で、「ブルゴーニュはねぇ・・・・・・・」「バローロはねぇ・・・・・・・」みたいな、ワインの世界をたっぷりと語ってくれると思いますよ!(笑)

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「プレミアム・マディラ」歴史上の大物に愛された官能的アロマ

プレミアム・マディラワインのセミナーです。

その昔、マディラワインの人気は非常に高く、ヴェニスの商人が1455年に「マディラワインは世界で最も素晴らしい酒だ」と記している。米国初代大統領のジョージ・ワシントンやイギリスのウィンストン・チャーチルなどにも愛された酒なのです。

特に好んだのはイギリス貴族で、貴族のご婦人方はハンカチにマディラワインを垂らして香りを楽しんだのだとか。そんな話を聞けば、熟成された複雑で官能的な香りがヒジョーに貴族っぽく感じられるから不思議です。

プレミアム・マディラワインとはマディラワイン全体の20%しかない、しっかりと熟成されたマディラ・ワインのこと。その他80%はほとんど料理用でフランスなどに輸出されるようだ。

マディラ島は大型客船が立ちよるような観光地であり、その地での花火はギネスに載っているほどの規模。島の名産品であるマディラワインは観光で訪れた人に人気なのだそうだ。

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マディラワインを簡単に説明すると「長く酸化熟成された甘酸っぱいワイン」でしょうか。酸化熟成された同じような味わいのお酒にオロロソや紹興酒、日本酒の古酒などがあるのだと思いますが、そのなかでのマディラワインの特徴は爽やかさのある酸味。

名前にドライと書いてあっても全て甘口で、酸が多く含まれていることから爽やかさやスパイシーさを感じるのです。また、良く熟成されたプレミアムマディラには、いわゆるヒネた感じはまったくありません。

ヴィンテージは20年以上の熟成されたものに表記が認められており、100年以上は問題なく品質を保つ。お値打ち感も強く1850年ヴィンテージのワインが10万円とちょっとで購入できるのだとか。

料理との相性も良く、特にリッチな味わいの料理と相性が良いとのこと。都内の某有名フレンチレストランのシェフソムリエさんは、三ツ星をもらう日本料理の料理長さんにフォアグラと合わせて、イギリス移民の7代目が造る「アルバダ」というマディラをお出ししたら「まるで古みりんですな~」と感心されたのだとか。

 

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1913年創業のイギリス系マディラワイン生産者の7代目。フォアグラと絶妙な相性の「アルバダ」を持って。

濃厚な味わいのフォアグラに合わせて、造りの良い良く熟成された官能的味わいのマディラワインを楽しんだなら、なぜ歴史上の有名人がマディラワインを好んだかが、たぶん酒屋のオヤジのようなレベルでも十分に感じとれるのではないかと思った次第です。

ちなみにマディラワインに使われる樽には、有名スコッチウイスキーの名前が横に書いてあり、マディラワインに使った後にマディラ樽としてウイスキーの熟成に使われるのだそうだ。スコッチウイスキーで1850年ものなら、ものスゴイ金額なのにマディラワインは何で・・・・・・・!?

マディラワインの古酒は完全無欠の超アンダーバリューなお酒と言えそうです!

 

 

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イタリア料理の巨匠に愛されるワイナリ―

イタリアの北部ヴェネト州とロンバルディア州に「カヴァルキーナ」「ラ・プレンディーナ」「トッレ・ドルティ」の三つのワイナリ―を所有するルチアーノ・ピオーナさんのセミナー。

質よりも量が重要視されていた時代から、代々ピオーナ家の使命として質を重視したワイン造りを行ってきたのだそうです。

ピオーナさんの考える良いワインとは、「記憶に残る味わいのワイン!」。世の中においしいワインはたくさんあるが、その中でも記憶に残るようなワインであること。

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1985年イタリアで初めてミシュラン三ツ星を獲得した、イタリア料理界の巨匠であるグアルティエーロ・マルケージさんお気に入りのワイン生産者のようで、イタリア料理界の巨匠のために瓶詰めされたワインもあるのだそうだ。

また、イタリアで人気の観光地であるガルダ湖周辺のレストランでもピオーナさんのワインを出すところが多いのだとか。地元でとても人気があり、ヴェローナの多くのレストランのワインリストに掲載されている。

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「記憶に残るワイン」を目指しているだけあって、ピオーナさんのワインには個性を感じました。白ワインも赤ワインもうま味の密度が濃い印象なのです。

白ワインに使うフェルナンダ種をプレス前に凍らせて細胞をこわして味わいを抽出。赤ワインではヴァルポリチェッラと名乗ってはいないが、メルロー種のパッシメント(ブドウを陰干しする製法)を使いカシスリキュールを思わせるような味わいの豊かさを出している。

また、白ワインのソーヴィニョン・ブランでは、食事と一緒に楽しむイタリアワインで、風味が強すぎるのは良くないと考え、フリウリから一種、ロワールから二種と計三種のクローンを移植してブレンド。今後はプレス前に凍らせる方法も取り入れる。

ワイン造りに対し、独自の哲学を持って常に進化させて行くピオーナさんのワインが、地域の多くのレストランに支持されている理由が分かったような気がした次第です。

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フランスワインは中国から報復のための見せしめにされるのか!?

外交の駈け引きとは恐ろしいですね!お互いに制裁したり、制裁をちらつかせたりしながら譲歩するんですね。特に対中国での外交は激しいんでしょうか。とにかく一人勝ちはなさそうな世界のようです。

で、今回中国が「報復で制裁しまっせ」って言ってるのがEUのワインで、フランス産のワインはその約6割。

新聞によれば中国製太陽光パネルに対する制裁課税を決めたEUに対し、報復としてEU産ワインを対象にダンピング調査に入るのだそうだ。

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【日経新聞の記事】

中国は課税回避をEUに猛烈に働きかけ、その取り組みが功を奏しドイツを含め、EU加盟27カ国のうち過半が課税反対に回ったとされるが、フランスが賛成に回ったためフランスをけん制するための駈け引きと見られているようだ。

 もしダンピングのための課税が実施されると、フランス産ワインの約1億4千万リットル、金額にして約800億円分に対して課税される可能性があるのだそうだ。

 そうなればフランス産ワインを含むEUのワイン産業が打撃を受けるのは必至。EU以外のワイン輸出国であるアメリカ、オーストラリア、チリなどが中国へのワインの売り込みをさらに強化してくるわけです。

中国ではワインの消費がまだまだ急増中。世界で現在最も魅力的な市場の一つと言えます。しかし、国民一人あたりのワイン消費量はまだまだ低く1.6リットルほど。

 今後さらにワインの需要が拡大するとみられる中国が、フランスを相手にワインを切り札に使うのは当然といえば当然なのかも知れません。

それにしてもワインといえば、やっぱり世界中どこへ行ってもフランスなんですね。「やっぱりフランスは自国のワイン業界を守ってくんなきゃね!ほとんど世界遺産レベルの産業なんだから!有名ワイン産地に原発とかもどうなんでしょ!?」って思った次第です。

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6月のワイン会は スパークリングワインの飲み比べ

6月16日 は ステップ ワインとチーズ デリシャスの会 です。2012.12.2 ワイン会 013

 

 

 

(写真は以前のワイン会で提供したワイン)

今回のテーマは 「夏に愉しみたいおススメワイン」ということで

ペティヤン や  シャンパンなど スパークリングワインを 中心に飲み比べたいと

思います。

≪ ロゼ スパークリングワインの 飲み比べ ≫

① イエローグレン ジュエル ピンク ⇒ 今 流行りの低アルコール の スパークリングワイン

② ブノワ クロー エグランタン ロゼ ⇒ ロワールの超自然派がつくる ペティヤン・ナチュレル

③ シリル アロンソ PUR ? ポワン・ダンテロガシオン ⇒ ボージョレの自然派がつくる リキュールみたいなロゼペティヤン

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≪スパークリングワインの 奥深さを知ろう≫

④ ラ・ヴォーグ・ブルー ⇒ 青のスパークリングワインワイン会Oct11 004

⑤ ザ・ペッパーミント パドック スパークリング ⇒ ハマっている人も多い オーストラリアの赤スパークリング

 

≪シャンパンも いろんな味があるよ 贅沢にも シャンパンの飲み比べもします≫2013060314460000.jpg

⑥ イヴ・ルーヴェ キュヴェ・セレクション ブリュット ⇒ フランス最高のワイン評論家も大絶賛のレコルタン・マニピュラン

⑦ ピエール・カロ エフィス  ブラン・ド・ブラン ブリュット ⇒ ボランジェにも葡萄を提供

⑧ ボランジェ・グラン・ダネ ⇒ 007のジェームス・ボンドも愛するワイン

他 赤ワイン、白ワインを 予定しています。

ステップ ワイン と チーズ デリシャスの会

6月16日(日) 13:00~15;00

ステップ 2階にて 

会費 お一人様  5000円(税込)

旬のフレッシュチーズと 手作りのパン、おつまみもご用意します。

気軽で楽しい飲み会ですので 是非 ご参加くださいませ。12Sep10ワイン会 010

お申込みの〆切りは 6月9日(日) お電話でも メールでも構いません。

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