“ワイン”の記事一覧

ワイン消費のセンチメントは都心から好転していくのか!?

日本経済新聞によれば、景気回復期待や株高による資産効果の影響がワインの消費に表れているとのことだ。

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【日本経済新聞の記事】

新聞によれば自宅でお酒を飲む「家飲み」にアベノミクス効果がでているのだそうで、都心部のワインショップで個人が買うのは1,000~1,500円のワインが1年前の売れ筋だったが、今では2,000~3,000円に上昇しているとのこと。

また、シャンパンやウイスキーの高価格帯の商品も売れ行きがいいのだそうだ。

都心の中心部のワインショップでは小売価格が3万円以上するフランスやイタリアの高級ワインの入荷を昨年の2倍にしているが、「店に並べると即売り切れ!」とのことで、特に有名フランスワインの10万円程度の商品の人気が高いのだとか。

シャンパンの売れ行きも好調で売れ筋は4,000円台。逆に1,000円台が中心のスパークリングワインは前年実績を下回っているとのこと。

専門家の話では、「消費者心理の改善で高めのお酒を求める傾向はしばらく続く」としている。

確かに今春の株上昇時には、高額なお酒の売れ行きが少しは良かった気がするのですが、上記のようなうらやまし過ぎる都心中心部の傾向が、「戸田橋を越えて波及して来るの?」ってことが蕨市あたりの街場の酒屋としては気になるところなんです。

まさか10万円のワインがバンバン売れるようなことにはならないと思うのですが、それでも接待よりも贈り物が好まれる昨今。接待に比べれば10万円のワインは安いかも知れないし、負担も少ないわけです。

酒屋として消費者の期待に応えるためには、高額ワインの在庫は避けて通れない時代なのかも知れません。

一応1本20万円ぐらいまでのレア・ワインの在庫はあるのですが、酒倶楽部ステップの魅力を高めるために恐るおそるではありますが、お客様にギフトとしての価値観を感じていただけるようなワイン在庫の幅を広げるべきではないかと感じた次第です。

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

「クリュ・ブルジョア」は品質保証。やっぱり美味いボルドーワイン!

「クリュ・ブルジョア・デュ・メドック」のセミナー試飲会に参加してきました。

簡単にこの「クリュ・ブルジョア」を説明すれば、ボルドーのメドック地方の8つのアペラシオン(メドック、オーメドック、リストラック・メドック、ムーリス、マルゴー、サン・ジュリアン、ポイヤック、サン・テステフ)のワインを、さらにヴィンテージごとに品質の認定を行ったワイン。

認定のポイントは品質とトレーサビリティーで、第三者により年ごとに審査される。「クリュ・ブルジョア」とは300年以上前からあるワインの格付けで、格付けの中で最も古いのだそうだが、現在の方法は2009年にスタートしたばかり。

認定審査時に数量まで決定され、番号入りのシールがボトルに貼られ、トレーサビリティーが可能なシステムとなっている。

2010年ヴィンテージでは約1000件の申請があったが、認定されたのはそのうちの260シャトーのみ。それでも2008年ヴィンテージよりはだいぶ多いのだそうだ。

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【クリュ・ブルジョア・デュ・メドック連盟のフランソワ・ノニ副会長】

生産者は平均30ヘクタールほどの畑を持ち、家族経営でワイン造りを行っているとのことだが、御先祖様はその昔、イギリス王室などとのワイン貿易で隆盛を極めたボルドーのブルジョア階級。ボルドーで最も歴史を持つ場所とのことだ。

 そのためワインファンのための観光地としても大変に魅力のある場所なのだそうだ。

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品質はグランクリュワインと比べてもそん色がないほどで、あのロバート・パーカーさんからも「コストパフォーマンスが良い」と評価をいただいているのだそうだ。いくつかのシャトーのワインは非常に人気があり価格も高くなってしまったが、それ以外はお得感のある安定した価格設定とのこと。

ちなみに「ワイン投機には向いてません!」とおっしゃってました。

 クリュ・ブルジョアの認定を受けたワインを試飲して感じたのは、「やっぱりボルドーワインは旨い!」ってことでしょうか。

有名産地の「ポイヤック」や「サンテステフ」などのワインはもちろんですが、あまり馴染みのない「ムーリ・サン・メドック」や「リストラック ・メドック」などのワインもフレッシュな果実味があり美味しい。

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 流石はブランド大国のフランス。「クリュ・ブルジョア」のブランド力は、値段はお得なのですが、その信頼性とともに高い水準にあるようです。

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「無添加あじろん初しぼり 2013」記録的猛暑は期待が持てます!

今年の猛暑は甲府で最高気温40.7度、お隣の勝沼では40.5度と今までに経験したことのない暑さでした。

その好影響なのか、今出まわっている果物やトマトは、甘くておいしい。もちろん、もちろんワインに使うブドウにもこの好影響が出ていると考えるのは想像に難くないわけですね。

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【蒼龍 あじろん初しぼり 酸化防腐剤無添加】 720ml 2013年収穫ワイン ご予約承り中。ご予約特価 1本1500円(通常 1575円)

お早目のご予約をお願い致します。

 勝沼の幻のブドウと呼ばれる「アジロンダック種」のワインです。生産量が少なくほとんど山梨県外に出てこないのですが、山梨県を訪れてすっかりとりこになってしまう方は少なくありません。

このアジロンダック(あじろんの黒ぶどう)は、勝沼町周辺において昭和初期のころまで広範囲に栽培されていた古いタイプのブドウ。病害虫に強く、低農薬で栽培でき、完熟すると黒蜜のような強い芳香を出します。

 このワインの人気の理由は、その味わい。辛口の赤ワインなのですが、ほんのりとした甘みのある強い果実味があり、渋味や酸味があまり気にならない味わいで、どこか懐かしさを感じるような風味ではないでしょうか。

そして、日本の食卓で夕食時に毎日楽しんでいただけるタイプのワインだと思います。

「オレはワインみてーなスッペーような酒は飲まねーんだよ!」みたいなイメージをワインに対してお持ちの方がハマってしまうワインなんですね(笑)。

 また、最近徐々に明らかになっている、赤ワインが健康へ与える好影響を試すのに最適な赤ワインとも言えるかもしれません。安心の国産で、毎日飽きずに、おいしく日本の食卓に上るお料理とともに楽しめて、健康に長生きできる可能性があるわけです。

 記録的猛暑による、今までにない凝縮感がある果実味が期待できるワインです。

ぜひぜひお試し下さい。 

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「蔵王スター2013(山形県)」今年はリンゴや梨が甘い。それにブドウも・・・!

猛暑の8月も今日でお終い。やっと朝晩は過ごしやすくなってきましたね。

嬉しいことに、この猛暑は秋が旬の果物をよく熟させたようです。リンゴが甘い、梨が甘い、そしてブドウも甘い!当然、よく熟して糖度の上がったブドウを使った国産ワインへの期待も膨らみます。

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【蔵王スター(山形県)】

国産ワインとして評価が高く、本格派の日本ワイン(純日本(山形)産)でもある蔵王スターワインの蔵元、タケダワイナリーさんの2013年新酒販売のご予約を承っております。

タイプは3種類: 【蔵王スター 特別限定醸造 2013年収穫 1、白・甘口  2、白・辛口  3、赤・辛口 】各720ml 10月31日までのご予約特価 1200円 (通常1280円)

ご予約はお早めにお願い致します。

 大正時代から続くワイナリーで、15ヘクタールの自家農園と契約農家からの山形県産ブドウ100%にこだわり、そのワインの評価は特にプロと呼ばれる人達の間で高まっております。

白の新酒は手摘みのデラウエアで、フルーティーで爽やかな味わいが特徴の甘口と、ごくわずかに発泡を感じられる霧キリッとした酸味が心地良いライトタイプの辛口。

赤の新酒はマスカット・ベリーAをマセラシオン・カルボニック製法で醸造、フリーラン(プレスせず、タンクの下の口を開いて自然流出するワイン)のみを瓶詰めしています。やさしく芳醇な香りとフレッシュな味わいが楽しめる辛口。

 過去に経験したことがないほどの猛暑と、ちかごろの果物の甘さから推測するに、2013年の日本ワインは大変に期待が持てますね。特にエレガントさのあるタケダワインナリーさんの赤ワインに、猛暑による果実味の凝縮感が加わってどんな印象になるのか楽しみです。

「2013年の日本ワインを飲まなくて、なに飲むの?」「そんでいつ予約するの?・・・今でしょ!」みたいな状況でしょうか。

ご予約をお待ちしております。ご予約はメール、電話、ファックスでお願い致します。

 

 

 

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ボジョレーの最新トレンドは「素晴らしいワイン=自然派ワイン」

ボジョレーの現在の現地状況はなかなか伝わって来ませんが、今年2013年もまた2012年に引き続き難しい年となる可能性はあるようです。

今年の寒い春、遅い夏の訪れ、雹嵐の被害、収穫時期の遅れと、決してパーフェクトなヴィンテージではなさそうでなのです。

しかし、2012年ヴィンテージのボジョレーで品質の違いが造り手によって大きく違ったように、たとえ不遇な環境下でも、細かい手作業と経験による苦労をいとわない方法で克服し、採算が合わないとしても品質を第一に考える造り手のワインは期待を裏切りません。

そんな品質重視で、身体にやさしい、地球環境にやさしいワインを造る生産者が、今やボジョレーを代表する自然派と呼ばれるワイン生産者たちなのです。そしてその中で、今最も注目されているのが酒倶楽部ステップでもご予約を承っている「ジャン・クロード・ラパリュ」。

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 この自然派のワイン造りとは、大手のメーカーにはリスクが大き過ぎて出来ない製法なのだそうだ。なぜならブドウの皮に自然に付いている健全な自生酵母により発酵をおこなうから。それには農薬などに頼らない自然なブドウ栽培でなければいけません。また、健全でないブドウが混ざっていてもいけません。

いわゆる一般的な90%以上の醸造家は、ブドウを発酵槽に入れるときに、SO2酸化防腐剤を大量投入してしまい健全な自生酵母を殺し、人工酵母により醸造するのだそうです。

 自然派のワイン生産者は、収穫した健全なブドウを除梗せず、そのまま発酵槽へ入れます。その後に難しい専門的なテクニックはありますが、ブドウの房を潰さずに発酵、そして出来るだけ搾り出すことなくゆっくりとジュースをとり出すのです。

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搾った後のブドウ

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ブドウの皮から汗のごとくジュースが流れ出たジュースには、やさしく上品なフィネスが備わる。

 日本では自然栽培の「奇跡のリンゴ」が注目されていますが、「自然派ワイン」がフランスで注目されてる理由にも、根底には同じような考え方や危機感があるように思えます。

便利で利益の上がる農薬を世界中で使ったがために、世界中で蜂がいなくなってしまい、蜂蜜が世の中からなくなってしまうような社会を変えたいとの思いが、「奇跡のリンゴ」や「自然派ワイン」に関心を持つ人達を増やしているのではないかと思うのです。

健全な地球環境があってこその人間です。自然環境を尊重し、その環境を表現する自然派ワインには、単においしい以上のなにか、理想や主義みたいなものが感じられるのだと思います。

ジャン・クロード・ラパリュ ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー2013 750ml ご予約受付中!

10月31日までのご予約特価 3500円(通常3900円)。ご予約はメール、ファックス、電話でお早めにお願い致します。

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

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