“ワイン”の記事一覧

「エニーラ」ブルガリアの超コスパ・ボルドーワイン

ボルドーワイン・ファンには是非おススメしたいボルドースタイルのブルガリアワインです。

それもブルガリアのワインがたまたまボルドーワインに似ていたというわけではなく、最初から企画された非常にコストパフォーマンスの高いボルドースタイルのブルガリア・ワイン。

なんでもこのブルガリアのベッサ・ヴァレー・ワイナリー設立のために出資したのは、ボルドーのシャトー数件のオーナーであり、スゴ腕が有名な経営者の、なんと欧州一の名門ハプスブルグ家末裔であるステファン・フォン・ナイペルグ伯爵という方なのだそうだ。

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【エニーラ 2008】メルロー48%、シラー40%、カベルネ・ソーヴィニョン5%、プティ・ヴェルド7% 750ml 1900円外税

 輸入業者さんの資料によれば、ジャンシス・ロビンソンさん曰く「是非、ボルドー愛好家にブラインドで飲ませてみたい」と。

 また、ロバート・パーカーさん曰く「ナイベルグ伯爵は驚くほどおいしいワインを産みだした。注目すべきお買い得品だ・・・・・・・・・」と絶賛。

ブルガリア・ワインとしては異例の注目を集めているのだそうだ。

 これだけの品質のワインを2000円以下の価格で販売できるのは、やはりコストの違いでしょうか。完全無欠のハイ・コスト・パフォーマンスなボルドータイプのワインと言えます。

 欧州一の名門の末裔であるナイベルグ伯爵家の紋章があしらわれたそのラベルには、品質に対する絶対の自信も表しているのかも知れませんね。

是非、ボルドーワイン・ファンに試して頂きたい、たっぷりとした凝縮感あるボルドータイプのブルガリア・ワインです。

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「J・クロード・ラパリュ2013」ヌーヴォーはAL度数低めで果実味に深み

ボジョレーの新リーダーであるジャン・クロード・ラパリュの収穫の状況が伝わって来ました。

今年は1980年以来の遅い収穫となったのだそうで、4、5、6月の寒い春が原因で3週間ほどブドウの成長が遅れた。開花時の不天候で結実が不安定になり、ミランデール化と呼ばれる小粒になったブドウが多いとのこと。

8月には畑の一部に雹が降ったが、その後に乾燥が続いたことから幸いにも雹が当たった部分も乾燥して腐ることはなかった。

結果としてラパリュでは健全なブドウを収穫することができたのだそうだ。

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【手作業による収穫に集まった学生や醸造家の卵たち】

 ミランデール化したブドウはラパリュにとっては大歓迎で、そんなブドウからは濃縮したジュースが搾れる。

そして、今年のジャン・クロード・ラパリュのボジョレー・ヌーヴォーは、「アルコール度数は低めですが、果実味には深みのあるタイプになるでしょう」とのことだ。

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ラパリュのすごいところは、ブドウ栽培から瓶詰めまですべての工程を細かくして、「ここまでやるか?」という手間暇をかけ、細心の注意を払ってやってしまっていることなのだそうだ。ロマネ・コンティでもここまではやっていないほどだという。

その象徴が上の写真のロマネ・コンティより浅いカジェット(箱)。収穫してから発酵槽に入るまでブドウが重量で潰れるような危険はゼロなのだとか。

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 ブルゴーニュ地方を襲った雹嵐で、専門家は「雹の被害にはあったが、畑の管理状態の良いところからは素晴らしいワインが出てくるでしょう」とコメントしておりました。それはまさにジャン・クロード・ラパリュのことだと思います。

手作業で一房一房見極めて、良い状態のブドウだけを使う生産者のワインは、今年もいわゆる大量生産のそれとはまったく違った仕上がりを見せてくれるようです。

グイグイといけるタイプでありながらラパリュ独特の上品さ、深みを楽しめるヌーヴォーを今年もご期待下さい。

 

 

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「グレイワッキ ソーヴィニョン・ブラン」パイオニアが造る、これぞNZワインだ!

ニュージーランドのワインといえば、もちろんフレッシュでいきいきとした風味が特徴的な白ワインの、ソーヴィニョン・ブランが超が付くほど有名ですね。

いわゆる”ソーヴィニョン・ブラン好き”のワインファンのほとんどは、このニュージーランドのソーヴィニョン・ブランを好むような気が酒屋としてはするわけです。

ニュージーランド全体のワイン生産量の中で、ソーヴィニョン・ブランの生産量は約60%を占めるのだそうですが、そんなニュージーランドのソーヴィニョン・ブランの中でも、特にお得感を持っておススメできる上質なワインが今回ご紹介させていただく「グレイワッキ」です。

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【グレイワッキ ソーヴィニョン・ブラン(マルボロー)】750ml 2600円外税

 ワインを鼻に近付けた瞬間に一気に伝わる鮮烈なNZのソーヴィニョン・ブラン特有のフレッシュさ。ふんわりとしたなかに、ありありとしたグレープフルーツや洋梨を思わせる清涼感ある風味がお見事。

「・・・・なんだかこのソーヴィニョン・ブランって、スゴイ存在感なんですけど・・・・でもグレイワッキって聞いたことがないような・・・・・・・」って思ったら、ここのオーナー兼ワインメーカーのケヴィン・ジュッドさんはスゴイ人だった。

ケヴィン・ジュッドさんとは、マルボローのワイン造りのパイオニアの一人。あの「クラウディ・ベイ」で25年に渡りワイン・メーカーを務めた後、更なる可能性を求めて奥さんとともに立ち上げたブランドが「グレイワッキ」で、2009年が初ヴィンテージなのだそうだ。

 実は先日の試飲会にそのケヴィン・ジュッドさんが来日しておりました。その存在感あるワインの味わいに驚いていたら、ケヴィンさんが「ぼくのこと知ってる?」って。グレイワッキの名前も知らなかった酒屋のオヤジとしては不覚にも「・・・・すいませんが、ぜんぜん知りません・・・・」って言っちゃったんですよね(汗)。

そしたらクラウディ・ベイで25のヴィンテージをリリースしたって教えてくれて、「・・・・クラウディ・ベイっていったら、あのルイヴィトンとかモエシャンドンとかの超ハイエンドなブランド会社のグル―プでしょ・・・・・・(汗)」ってビックリ。そりゃ存在感も安定感もあるわけだと、感心すると同時に恐縮した次第です。

実はケヴィンさんはワインメーカーであると同時に、プロのカメラマンでもあります。ワイナリーやブドウの写真集を出しているのだそうで、なんとケヴィンさんの作品のカードを頂いちゃいました・・・・サインもらっとくべきだったか(汗)!

感性の豊かな人は何をつくらせても素晴らしいなあと感じた次第でした。

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ケヴィン・ジュッドさんの作品

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「D・ベルナール・ドラグランジュ」お手頃蔵出しブルゴーニュ古酒

生産者のセラーから蔵出しされた、贅沢でお得感あるブルゴーニュ・ワイン古酒です。

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 【ドメーヌ・ベルナール・ドラグランジェ  ボーヌ 1988】 750ml(赤) 3124円外税

 輸入業者さん曰く「生産者の蔵出し古酒で、非常に状態が良く、液面も高い。夏場は出荷を止めていたのが秋になり出荷が解禁されたブルゴーニュ・ワインです」とのこと。

「ブルゴーニュの真髄は長期熟成した味わいにある」との信念のもと、ボルドーのシャトーと見紛うほどの立派なドメーヌの広大カーブには65万本ものワインを保管することが可能。その他にヴォルネイにも10万本のカーブを持っているのドメーヌなのだそうだ。

自社カーブで長期熟成させてから販売する方針を貫いており、古酒は地下2階の温度12度のカーブでキッチリとゆっくりと熟成させます。

基本的にはリコルクは行わず、必要と判断したボトルのみリコルクしているのだそうだ。

 

ある意味これほどお得で、贅沢なワインは非常に少ないと感じます。完璧な保管状況で20年以上を過ごしたブルゴーニュワインがなんと3千円とちょっとなんですから。

ちょっとした人生のハレの日に、じっくりと、おごそかに味わって見て下さい。

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「グリーノック・クリーク」ぶっ飛びの旨さだ!

それは、ある輸入会社さん主催の試飲会に参加させて頂いたときのことです。

たくさん並んだ試飲用ワインの一番最後に、なんと、なんと、オーストラリアのカルトワインの一つである「グリーノック・クリーク アリスズ・ブロック・シラーズ」が置いてあるじゃ~ないですか!(笑)ビックリです。

素晴らしい!流石は太っ腹な輸入会社さんです。

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【グリーノック・クリーク アリスズ・ブロック・シラーズ】750ml (オーストラリア・バロッサ・ヴァレー)

 流石はカルト・ワインの一つ。このワインのテイスティングの印象を例えて表現すれば・・・・・

「それまでピストルの良し悪しを試して、細かいことを気にして「あーでもない・・・こーでもない・・・・」なんて考えながら試し打ちして来てたら、最後の最後に巨大バズーガが登場して、その違いすぎる威力にぶっ飛んだ!」

・・・・・みたいな感じでしょうか。迫力が違いすぎるのです。

 ともすれば、ブルゴーニュやシャンパーニュなどの繊細な味わいのワインの場合、試飲会で一口含んで吐き出すだけでは分かり難く、本当の良さを知るにはある程度飲まなくては分からないようなこともあるのだと思います。飲み進むほどにそのワインの良さが伝わってくる感じでしょうか。

ところが、この「グリーノック・クリーク」のワインは、流石にパーカーポイント100点の常連ワイナリーです。

ワインを注いだだけで・・・・・「このワイン・・・ただものではないな・・・(汗)」ってことが分かるんです。そして一口含めば、普段ワインをあまり飲みつけない人でも、そのぶっ飛びの旨さや、明らかに上質ワインであることが感じられるのです。

輸入会社さん曰く「このワインを一人で一本飲もうと思えば、近くにお医者さんを置いておくべきだって言われるぐらいなんですよ~!」と。飲めばこの意味は分かるような気がすると思います。

 その試飲会の後、早速この「グリーノック・クリーク アリスズ・ブロック・シラーズ」を注文させていただこうと思ったら、その試飲会で既に売れ切れたとのことで、来年まで入荷がないとのこと。流石のインパクトです。

しかし、酒倶楽部ステップにはこの「グリーノック・クリーク」で最高峰のワインの在庫が、実はあるんですよ・・・・(笑)それが下の写真です。

この、ぶっ飛びの旨さのハイエンドの「グリーノック・クリーク」にご興味のある方は、ご連絡下さい。

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【グリーノック・クリーク ローエンフェルト・ロード・シラーズ 2006】

 

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