“ワイン”の記事一覧

「リースリング」VS「マルベック」

「ブラジルって・・・いったいどうしちゃったの・・・・・・???」「優勝候補じゃなかったの!?」

負けなしなのに不運なPKと、日程の不運による体力的に厳しい条件下にもかかわらず、気迫のこもったキレのあるプレーを見せてくれたオランダのロッベンがすごく印象に残った試合でした。

それにしてもブラジルはどうしちゃったんでしょうかね?エースストライカーのネイマールがいないこともあるのでしょうが、前回のドイツ戦からまるで歯車がかみ合わなくなってしまったかのような印象です。

今回のブラジル大会におけるブラジルの悲劇は、今後長くその失敗の本質が何だったのか研究されてもおかしくないぐらいの不可解さが残ったように思います。サッカー王国と呼ばれるブラジルの国民にとっては、今回のワールドカップほど記憶には残ったが、だからと言って話題にしたくない大会はないかも知れませんね。

さて、明日の朝はいよいよ決勝戦「ドイツVSアルゼンチン」。たぶんドイツとアルゼンチンでは、とんでもなく盛り上がっていることと思います。

ワールドカップの期間とは、世界的にアルコールの一大消費期間でもあります。残念ながら日本を含むアジア・オセアニア地域では、その不運な開催時間のためにアルコール市場は盛り下がり気味ではあるのですが・・・(汗)。

もちろんアルコールの主役はビールでしょう。自国の代表が出ているワールドカップをアテにしてのビールほどうまいものはないのです。

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【リースリング(ドイツを代表するブドウ品種)VSマルベック(アルゼンチンを代表するブドウ品種)】

それでもせっかくの決勝戦ですから、ご馳走食べてワイワイやってからの観戦を予定されている方々も多いのではないでしょうか。そこで選ばれるワインとなれば、ドイツを代表するブドウ品種であるリースリングを使った白ワインか、アルゼンチンを代表するブドウ品種であるマルベックを使った赤ワインでしょう。

どちらのワインを選ぶかは、ドイツとアルゼンチンのどちらのチームを応援しているかによるのだと思います。ここでチリワインとかフランスワインとかでは、なんだか盛り下がっちゃいますからねェ。

世界的なアルコールの一大消費期間の最終日に、「リースリング」と「マルベック」のどちらがより支持されるのか?気になるところです。

・・・・・・リースリングの甘口から辛口まである多彩な味わいとキレに勢いがあるような・・・・べつに深い意味はないのですが・・・・(汗)!

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アルゼンチンだ~!こりゃあ肉食ってマルベックだ~!!

いや~手に汗握る熱戦の末、最後のPKを征したのはアルゼンチンでしたね。

ド素人オヤジとしては、メッシとロッペンのゴール前の切込み合戦を期待しておりましたが、ほとんどまったく両人ともに仕事をさせてもらえなかったようです。お互いに相手の強みをよく研究した、すごく良い試合だったと思います。

お互いのことをよく研究しているだけでなく、戦い方のスタイルもなんだか似ていたような気がします。強固なディフェンスと、一気にワンタッチでロングのたてパスを飛ばすような戦い方は、酒屋のオヤジも一緒に見ていた子供たちも、なかなか朝御飯が食べられないような、なかなか目が離せない状況でした。

飲んべーにとっては、イッパイ飲まなきゃもったいないような試合でもありましたね。でも、そんな時間帯だからこそ生中継が見られるわけで、酒屋のオヤジにとってはブラジル時間での開催は理想的かも知れません。

ということで、アルゼンチンと言えば、やっぱり肉厚な果実味のヴォリューム感ある赤ワインのマルベックでしょう。そしてマルベックに合う食べ物と言えば赤身の肉。

オランダと素晴らしい試合を見せてくれて、最後にPKを征したアルゼンチンに敬意を表して、肉料理とアルゼンチンの赤ワイン「マルベック」は如何でしょうか?

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【アルゼンチンを代表する赤ワインのマルベック】

店のセラー内にあるアルゼンチンのマルベックを探したら、意外に種類が多かった。これは、価格に対する味わいのコストパフォーマンスの高さによるものだと思います。

ドイツの辛口白ワインでサッパリとした料理を食べた後に、できれば南米らしく岩塩で味付けした炭火焼の牛肉をアテにして、アルゼンチンのマルベックなんてのは今度の週末にいい感じではないでしょうか。

・・・・・そんでもって、その後はドイツのアイスワインか!(笑)

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「シルヴァーナ・クラシック」ドイツの完璧さに敬意を表して!

今朝のワールドカップ準決勝ドイツ対ブラジル実戦は、ヒドかったって言うか、スゴかったって言うか、大変な試合になっちゃいましたね。

まさか優勝候補のブラジルが1対7で大敗してしまうとは・・・・まさかの想定外。エースとキャプテンが欠場したとはいえ、ブラジルのドイツに対する戦い方は完全に間違っていたようです。

たぶん1対1の勝負ならブラジルが全員勝っちゃいそうな気がするんですけどね。

スーパーシュートはありませんでしたが、ドイツのパスやポジショニングはまるでコンピュータ制御されてるかのような素晴らしさ。ラテン系の芸術的サッカーを、ゲルマン系の合理的サッカーが徹底的に叩き潰したような印象をド素人オヤジは受けた次第です。

さて、話は変わりますがフランスではワールドカップをTVで観戦する3人に2人が、宅配ピザを食べながら観戦するのだそうです。そこでピザ屋さんは対戦チームによってトッピングの具材を変えるのだとか。

ちなみに日本戦の時には、あるピザ屋さんのトッピングはスモークサーモンとジャガイモだったらしい。ある意味、対戦チームに敬意を表してのトッピングではないでしょうか。

日本では朝食の時間とTV中継が重なるため、飲み食いしながらの観戦とは行きません。

しかし、ここまで素晴らしい試合を見せてくれたドイツ代表チームに敬意を表して、ドイツチームのごとく完成度が高いワインを今朝のサッカー話とともに楽しむのは如何でしょうか?

ドイツの和食に良く合う辛口で、なおかつ気軽に家飲みできる価格の白ワインをご紹介します。

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【ケスター ヴォルフ シルヴァーナ・クラシック】

キレが良く、しっかりとした味わいの辛口ワインで、食中酒としてどんな料理にも合わせやすい味わい。酸味がやさしく、フルーティな辛口の味わいは特に和食によく合います。

ドイツの農業会議所や農業共同協会で高い評価を得ている白ワインです。

・・・・・・それでは、「プロースト!」

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「プロセッコ」スパークリングワインのトレンド

先日は素晴らしいシャンパーニュを試飲させていただき感動したばかりなのですが、世界で消費されるスパークリングワインのトレンドには変化が見られるようです。

新聞にも掲載されていましたが、最近では北イタリアのスパークリングワイン「プロセッコ」の出荷量が、スパークリングワインの最高峰「シャンパーニュ」を超えているとのこと。

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【プロセッコの第一人者ザルテットのプロセッコ・エクストラ・ドライ】

プロセッコとは北イタリアのヴェネト州あたりのDOCG(地域認証)で、一般的には、「プロセッコ=辛口でアルコール度数が低めのスパークリング・ワイン」と理解されている。

世界の人々は本当に特別なシーンではシャンパーニュを選ぶようだが、ややカジュアルなシーンではプロセッコを選ぶ傾向にあるとのこと。価格帯が違うため、当然の傾向と言えばその通りなのですが。

これは飲めば明らかだと思いますが、例えば「3,000円レベルのシャンパーニュとプロセッコではどちらを選ぶ人が多いのか?」ってことですね。この価格帯は、前者にとってほぼ下限、後者ではほぼ上限。満足感は後者のプロセッコにあると感じる人が多いのではないでしょうか。

それ以外の理由として、世界的に低アルコールのお酒が好まれる傾向にあることが関係している様です。

アルコール度数が低い分、味わいにボリューム感とか厚みが少なかったり、熟成によるポテンシャルが期待しにくかったりしますが、その分フレッシュな果実味や飲み口の軽い、飲みやすさがあるのです。

特別な日にはシャンパーニュ、気軽なハレの日には飲み口の良いプロセッコで楽しんでみては如何でしょうか?

でも・・・・プロのセッコ(辛口)って、「なんでそんな名前なんだろ?」って思うのは酒屋のオヤジだけでしょうかね(汗)!

 

 

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「J.ラサール」ホントにエレガントで女性的なシャンパーニュ

酒屋のオヤジのような飲んべーにとって、酒屋は本当に恵まれた仕事なのかも知れません。

スパークリングワインの最高峰であるシャンパーニュの試飲セミナー会に呼んでいただきました。

シャンパーニュのプルミエ、グラン・クリュに50区画の畑を所有し、年間約110,000本を生産されている「J・ラサール」の現当主シャルタンさんによる初めての来日セミナーです。

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酒屋のオヤジとしては、実は・・・・その正直に言えば、ちょっとシャンパーニュは苦手でした。そのしっかりした味わいが、なんとも頭が痛くなりそうで・・・いや実は頭が痛くなったことがあるのですが・・・・深酒して・・・・(汗)!もうちょっと果実味があって、イージーな飲み口の北イタリアあたりのスパークリングの方がイイかな!・・・・・みたいなイメージが正直あったんです。

しかし、今回この「J・ラサール」を試飲させていただき、そんな完全に間違った観念は吹っ飛んでしまいました。だって「素晴らしく上品でエレガント!」。もしもシャンパーニュで同じ1万円を支払ってベタなブランドものを購入するなら、この「J・ラサール」を間違いなく選びたいと考えた次第。

「このエレガントで上品なフェミニンさはなんだ?」その一つの答えが経営者にあるようです。栽培から醸造、販売まで女性3代の家族によって運営されているのです。創業者の奥さんであるお祖母さんはもう90歳を超えているのだが、まだ現役で運営にたずさわっているのだそうだ。

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【写真はなんと4代の女性達】

現当主であるシャルタンさんは、「私たちのシャンパーニュには、女性ならではのエッセンスが詰まっている」と。またラベルにも細かな気遣いがあり、デゴルジュマン(澱引き)の日付が記載されているのだそうだ。

「そんなこと知ってどうすんの?」みたいな印象はありますが、実はワイン好きにはそんな詳細を気にされる方もおられるのです。

たまたまこの日は酒屋のオヤジにとっての休日。そのやわらかでスムーズな泡立ちや、やさしくエレガントでふくよかな味わいに、思わず試飲を忘れて「ゴクリ」と飲みこんでしまった次第・・・・・って言うか飲みほしてしまった。

「こんなよく出来たシャンパーニュを飲みながら寿司とか食べたら、ホントに幸せだな~」と思わせてくれたシャンパーニュでした。

また、娘のアンジェリーヌさんは元モード系で勤務。これから「J.ラサール」のボトルやラベルのデザインはよりスタイリッシュに変化して行くのだそうだ。

上質なシャンパーニュとは、やっぱり偉大な飲み物なんですね。いや~ホントにおいしかったです。

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