“ワイン”の記事一覧

「バルバレスコ・リッツィ」敬老の日に穏やかで奥深いワイン

穏やかな飲み心地ながら、奥深くスーっと果実味が広がり、余韻も豊かに感じられるような味わいを、「エレガント」とか、「フィネス」、「ピノってる」などと表現されるのだと思いますが、このリッツィのバルバレスコはまさにそんな表現が似合うワインだと思うのです。

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【リッツィ バルバレスコ・リッツィ 2008 】 AL14% 750ml

日本の多くのワインファンに、エレガントさとフィネスさにあふれるようなブルゴーニュ・ワインが好まれるのは有名な話。しかしブルゴーニュ・ワインの価格はここ数年で、またさらにスタンダードもプレミアムも含めてお得感を欠く状況が続いているようです。

そんなエレガント系のワインはどちらかといえば、ある年代以上の方に好まれます。若いときにはもっと凝縮感のある、パワフルな味わいを好みましたが、ある年代を過ぎたころから、そんな味わいに疲れや飽きを感じるようになるんですね。

そして今度は、繊細でエレガントな、いわゆるブルゴーニュのような味わいのワインが、たまらなく美味しく感じるようになるわけです。

しかしブルゴーニュ・ワインの値上がりはスゴイ。そこで ”イタリアワインの女王” と呼ばれるエレガントさのある味わいのバルバレスコをおススメしたいのです。そんなバルバレスコの中でも、特に穏やかでエレガントさに優れるリッツィのバルバレスコがおススメなのです。

味わいの印象はまるで上質なブルゴーニュ・ワインのよう。「敬老の日」に人生経験を積まれたワイン・ファンに喜んでいただけそうな穏やかな飲み心地、上品に広がる奥行のある味わいです。

敬老の日のお食事に、特に穏やかでエレガントな味わいのバルバレスコ「リッツィ」は如何でしょうか?

 

 

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「ニコレッロ・ネッビオーロ・ダルバ2001」ヴィンテージ・ワインが超お得だ!

まさにこのワインは掘り出し物のヴィンテージ・ワインと言えるかも知れません。

飲み頃の2001年ヴィンテージのネッビオーロ・ダルバが、かなりお得感ある価格で楽しめるのです。それも蔵出しのため、コルクがボロボロなんてことはありません。

しかも2001年はピエモンテでのビック・ヴィンテージ。

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【カーサ・ヴィニコラ ニコレッロ ネッビオーロ・ダルバ2001】AL13% 750ml

「熟成されてこそネッビオーロは真の実力を発揮する!」

タンニンの強いネッビオーロだからこそ大樽でゆっくり熟成させる伝統製法にこだわったワイン。飲み頃になるまで蔵元から出さない姿勢を貫く、歴史あるニコレッロのスタイルなのです。

エレガントで熟成感ある味わいは、まるでネッビオーロの有名どころバルバレスコのよう。ほんとうにコストパフォーマンスの高いワインとは、このニコレッロのようなワインのことではないでしょうか。

まったくもって掘り出し物の飲み頃ヴィンテージ・ワインだと思います。

熟成されて飲み頃しなったネッビオーロを、お得感ある価格で楽しむのは如何でしょうか?

 

 

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「自然派ワイン」すうっと身体の奥深くに穏やかに馴染んでいく

あたりまえの話ですが、もともとワイン造りはすべてが完全無欠の自然派でした。

「その地域に生息しているブドウを収穫して壺に入れるだけ!」みたいな、生産性が良くないだけでなく失敗のリスクも高かったのだと思います。

それが近年、すべての他の農作物と同じように生産性の向上のために化学肥料が使われ、発酵の失敗のリスクをなくすために他から持ってきた酵母を加えて造られるようになったのでした。

その後、たぶん自然派ワインの始まりはフランスのボジョレー地区ではないかと思います。

自然なワイン造りに回帰し、その土地の自然環境を反映させ、自然な生態系から生まれた自然な酵母で、さらに収穫量を抑えるなどのテクニックを用いてより美味しいワインを造ろうという流れが広がってきたのです。

しかし、一般的に自然派ワインは手間暇がかかり、さらに自然な酵母での製法のため人間による発酵のコントロールが難しいため、大手のワイン生産者にはリスクが高い。

したがって自然派ワインの生産者はどこも小規模だと言われております。

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【自然派ワイン】

そんな自然派のワインの共通点はブドウの木の根が地中深く伸びているためかミネラル感があり、すうっと身体の奥深くに穏やかに馴染んでいくようなナチュラルさがあることでしょうか。

また、有機栽培の野菜がなかなか腐らないのと同じように、栓を開けてから酸化しにくいのです。そのワインにもよりますが、自身で試したときには20日間は大丈夫でした。ぜんぶ飲みほしてしまい、その後どうなるのか分かりません。

ひょっとしたらワインはある意味、健康に生きているのかも知れません。

だから月の満ち欠けと同じ周期で、ワインの風味が開いたり閉じたりするようです。自然派ワインは満月の夜に飲むのがイイんですね。

さて、自然派ワインと言えば、今やボジョレーを代表する自然派生産者となった「ジャン・クロード・ラパリュ」のボジョレー・ヌーヴォーのご予約受付もそろそろ開始致します。

「ボジョレーってやっぱりブルゴーニュだったんだね!」って思わせるエレガントさのある自然派ワインです。

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【100年以上前につくられた木製垂直式圧搾機を用いて、ゆっくりとプレスを行うラパリュさん】

すっと身体に馴染むような自然派ワインは如何でしょうか?

また、ボジョレーを代表する自然派ワインの「ジャン・クロード・ラパリュ」のヌーヴォーは如何でしょうか?

 

 

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イタリアの白ワインとボンゴレ・スパゲティ

イタリアの白ワインの多くは、スッキリとしていて穏やかさがありエレガント。強すぎない風味に心地良さがあるように思います。

では、なぜイタリアの白ワインの多くがそんなエレガント系の味わいなのか?

大好きなボンゴレ・スパゲティを食べて分かったような気がしました。

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【イタリアの白ワイン】

素朴であっさりとした味付けのボンゴレ・スパゲティには、穏やかでエレガントさがあり、あまり主張し過ぎていないイタリアの白ワインがとても良く合うなって感じたんです。

これがいわゆる新世界系のしっかりとした風味の白ワインや、樽の風味が効いている白ワインでは、せっかくの素朴な料理の味わいに個性が勝ってしまうわけですね。

そんな素朴なイタリア料理に合う、他のワイン生産国からの影響を受けていないイタリアの白ワインがクラシックなスタイルなのでしょう。流石は伝統的クラシックスタイルの組み合わせ、素晴らしい。

ボンゴレ・スパゲティの素朴な味わいは、どこか和食に似た感じもあるように思います。だから素朴な味わいの和食とも、イタリアの白ワインは良く合うのではないでしょうか。また、どちらかといえば繊細な味付けを好む日本人の嗜好にも良くマッチしているのだとも思うのです。

クラシックなスタイルの料理と酒のマリアージュはもちろん素晴らしいのですが、そこから発想したモダンなスタイルのマリアージュもまたいい感じだと思いませんか?

クラシックなスタイルのイタリア白ワインは如何でしょうか?

ちなみにボンゴレ・スパゲティに使うアサリの旬は春と秋の年2回あるのだそうですよ。

 

 

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高額ワインを地震から守る

有名ワイン産地の一つカリフォルニアのナパ・バレーで地震が発生。多くのワイナリーが多額の損害を被りました。

近頃では、自然災害の発生頻度が世界規模で高まって来たように感じられます。他人事ではまったくないのかも知れませんね。

ナパ・バレーの地震災害で最も損害の大きかったのは、おそらくビン詰めされたワインや樽貯蔵されているワインの被害でしょう。流れ出したワインを集めて再利用というわけにはいかないから大変です。

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【瓶ものは地震に弱い】

酒類専門の情報サイト「ザ・ドリンク・ビジネス」に、ワイン関係者やコレクターが、どんなワインのための地震対策を施しているのかが掲載されておりました。

1994年の地震の時には約3.5万本のワインをダメにしてしまった経験を持つロサンジェルスのレストランさんの、何億円という損害から生まれた管理方法は、

先ず高価なワインは木箱に入れて、その箱は高く積み重ねないこと。もしラックに寝かせる場合には、できるだけ低い地面に近い位置に並べて、金網や割れないガラスでガードする。それから、保険会社との交渉のために、すべてのワインの写真と購入レシートを取って置くことだそうです。

また、あるワイン業者さんは1994年の地震から学んだルールがあるとのこと。まず、ある高さ以上には絶対にワインを積まないこと。ワイン棚にはワイヤーをかけ、ボトルが飛び出すのを防ぐ。しかし、ワインを棚に保管するのは最も危険な管理方法であるため、できるだけ棚には置かないこと。

最善の管理方法はオリジナルの木箱に入れ固定しておくことだが、それにはかなり広いスペースを必要とするとのことだ。

あるワインコレクターはワイン保険に入ることが大切だと言う。アメリカでは意外に一般的らしい。自身のワインはオリジナルの木箱に入れ、固定してあるのだが、地震でその建物自体が崩壊してしまうようなことになれば、あまり保管方法に意味はないとのことだ。

完璧なワインの管理とは、かなりのコストを必要とするのかも知れませんね。

 

さて、最近では世界中の有名人がこぞって参加しているチャリティのための「アイス・バケツ・チャレンジ」なるものが話題になっていますが、ナパ・バレーの地震災害のためのチャリティを目的とした「ワイン・バケツ・チャレンジ」もスタートしたとのことです。

これは氷水ではなく、ナパ・バレーだけにワインをバケツに入れ頭からかぶるというもの。それも白ワインでは見た目に分からないため、赤ワインを頭からかぶって真っ赤になるチャレンジです。

カリフォルニア・ワイン・ファンの出番でしょうかね!

 

 

 

 

 

 

 

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