“焼酎”の記事一覧

ネットで人気の芋焼酎「蒼天の煌(青ラベル)」

インターネット販売で大人気の芋焼酎「蒼天の煌(そうてんのきらめき)」です。

何でも2006年に新設された新進気鋭の酒蔵なのだそうです。酒蔵霧島横川酒造と言う、確かに今まで聞いたことのない酒蔵さん。ここで焼酎業界の有名杜氏である五領三郎氏により醸されている焼酎なのです。

この蔵の良さは、何と言っても水が良い事。霧島山系の湧水で仕込んでいるのです。ミネラル分が豊富なためタンクの中に仕込み水を入れ、太陽の光に照らされると蒼く輝くのだそうです(酒屋のおやじの理解では、色の濃さは”蒼>青”で、かなり深い色合い)。

この霧島山系の湧水って、あの人気プレミアム焼酎「佐〇」(鈴木さん田中さんみたいな、日本に多い名字の名前)と同じです!

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芋焼酎 蒼天の煌(そうてんのきらめき)青ラベル 一升 2,990円。

原料の芋は、甘みが強く高価な種子島産の安納芋と、南薩摩産の黄金千貫を6対4で使用しています。

味わいは一言で言うなら、非常に洗練された都会的な味わい。スイートポテトの味わいに似た華やかな甘みのがあり、後味は爽やか。全体として綺麗な印象を与えてくれる味わいです。インターネット販売で人気があるのもうなづける感じなのです。

この蒼天の煌は、かめ仕込み、かめ貯蔵の手造りの芋焼酎。したがって限定品なのです。この青ラベル意外にも「綾紫芋」を使った赤ラベルと「栗黄金芋」を使った白ラベルがありますが、これらはもっと限定品。

おそらく、この「蒼天の煌」は、都心へ向けて開発された芋焼酎と推測され、飲み方はストレートかオンザロックがよろしい様です。

忘年会も近いですね。取引先の部長さんに「何かたまには旨い焼酎持ってきてよー!まさるちゃん~!」なんて言われた時にこの「蒼天の煌」なんかを持ってくと、「まさるちゃん、旨い酒知ってるね~!流石!仕事のできるヤツは遊びもよく心得てるね!」なんて言われますよ。きっと!こんな時って、コテコテに森伊蔵とか魔王を持ってく人がほとんどだから逆に目立ちますよ!でも”うんちく”もよーく勉強してかないと森伊蔵や魔王には勝てないかもね!

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

幻の芋”栗黄金”の芋焼酎「風憚(ふうたん)」

酒屋のおやじにとっては、NHKの子供番組をつい連想してしまうネーミングの芋焼酎「風憚 (ふうたん)」。

年間生産量7000本の限定品。

この芋焼酎「風憚 」原料芋「栗黄金(くりこがね)」は、現在、鹿児島でもほとんど知られていない品種なのだとか。栽培が難しく収穫量も通常の芋の6割程度と低いため、生産が途絶えていたのです。しかし、この「栗黄金」はバツグンの味わいを誇る芋だったのです。

この栗黄金を何とか復活させたいと、7件の芋農家が試行錯誤しながら復活させたのでした。「食べて美味しくなければ旨い焼酎にならない!」が生産農家の信念!

先日、雑誌「ダンチュー」にも掲載され、インターネット販売でも上位にランクされる程人気なのだそうですよ!

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芋焼酎「風憚 (ふうたん)」一升 3,890円

酒屋のおやじも試飲してみたのですが、たしかにプレミアムクラスの味わい。試飲グラスに鼻先を近づけると、やわらかい、いかにも”上品ですよ!”と言った感じの華やかな甘みのある芋の香りに満たされます。口に含めば、そのやわらかさの中に、とろりとした優しい芋の甘味がジワジワと伝わって来るのです。

芋焼酎の味わいは、まさに進化しているのであります。いわゆる、レギュラークラスの芋焼酎とは、まったく違うお酒の様。まったく悪酔いしなさそうな味わいなのです。

さらに、この風憚 (ふうたん)は熟成が進む程、魅力を開花させて行くのだとか。凄いポテンシャルを持った芋焼酎です。

ロックやストレートでも十分美味しいのですが、酒屋のおやじ的には、これだけ美味しい芋焼酎は前割り(美味しい水で、あらかじめ割っておき、しばらく置いて味をなじませる)しておいて、それに、ぬるめの燗を付け、よく味のしみた”おでん”などをアテにコピリンコと、和服の似合う美人おかみを前にしてやってみたい感じなのであります。そして、「今日は冷えるね~!」などとたわいのない話をするのが、良い感じですな~!(和服の似合う美人おかみが一人で切り盛りする小料理屋さん、ドラマのシーンで良く登場するパターンなのですが、実際にこんなお店があったら、大繁盛してしまうのではないかと、いつも酒屋のおやじは思ってしまうのであります。)

酒倶楽部ステップでは、もう一種類この「栗黄金」の芋焼酎(限定品)が入荷しております。また次の機会にご紹介させて頂きますよ!こっちも美味しいですよ~!!

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”賢者の贈りもの!?”麦焼酎その名も「オー・ヘンリー15年」

賢者の贈りもの!?間違いなく賢者からの贈りものなのです!

これはもう、麦焼酎のグラン・バンとでも称されても、まったく不思議ではない水準。酒屋のおやじにとっても、この旨さ、ただごとではないのであります!

製造元は石川県の日本発酵化成。この会社、藤野公平さんと言う方が、生まれ故郷の能登で創業され、昭和35年頃から麦焼酎の製造に全力を注ぐようになったとの事。何でも能登は平安時代に蒸留酒の技術が日本で初めて伝えられた場所なのだそうです。

藤野公平さんには、焼酎造りに関して不動のポリシーがありました。それは、単に安くて速く酔うだけの従来の焼酎を否定し、”もろみで1年間寝かせた後に蒸留し、蒸留後最低10年以上熟成させるまでは世に出してはならぬ! ”というもの。そして終始一貫、己のポリシーを固守して焼酎造りを続けてきた公平さんは、全財産を焼酎に投じた挙句、忽然と世を去ったのでした。

この公平さん、県議会議員を四期務めた末に、晩年、参議院選挙に打って出て落選。大変な借金をこしらえ、全財産差し押さえ。二百数十本の焼酎タンク全部に赤札が貼られてしまい、焼酎を売りたくても売る事ができなくなってしまったのでありました。つまり、公平さんが遺した焼酎の熟成年数は税務署の保証付きなのです。

このオー・ヘンリーの名前は、故・池波正太郎の元・書生であった鉢山亭虎魚氏(はちやまていおこぜ)が命名。この先生、食に関する執筆をされているのですが、飲むのは、もっぱらオー・ヘンリー。これほど料理のジャンルを選ばぬ酒は他にないのだとか。

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O.Henry 15years(オー・ヘンリー15年)28度 750ml 5,250円

国内産の大麦100%のもろみを1年以上寝かせ、減圧蒸留機で通常の倍の時間をかけてゆっくりと蒸留し、樫樽でまず1年間寝かせ、その後ホーロータンクに移してさらに15年熟成させたもの。

味わいは、ひじょーにまろやか!デリケートで澄んだ味わい。印象としては程度の良いワインとブランデーの中間みたいな感じ。ひょっとすると、普段、個性の強いシングル・モルト ウイスキーなどを飲みつけている方には、柔らか過ぎちゃうかもしれません。酒屋のおやじはには、スゴク美味しく感じるのですが。

このオー・ヘンリー、結構、こだわりのお蕎麦屋さんのメニューに載っていたりするんです。酒倶楽部ステップでも、こだわりのお蕎麦屋さんから問い合わせを受けて仕入れました。多分、鉢山亭虎魚先生の本などが影響しているのだと思います。もちろん天ぷらやお蕎麦との相性はバツグン!!

オー・ヘンリーをご購入頂くと、中に小さな本で、鉢山亭虎魚先生の「私的O・ヘンリー日記」が入っております。その中の1つをご紹介致しましょう!

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某月某日

酒を飲まぬくらいなら蕎麦屋なんぞに入るな・・・これが亡師・池上正太郎の口ぐせだった。不肖の弟子ながらこの教えだけは忠実に守っている。しかし蕎麦前も近頃はぬる燗の日本酒とは限らず、O・ヘンリーがあればO・ヘンリーを飲む。というよりはO・ヘンリーを置いていない蕎麦屋へは、まず行かない。

実際のところ、「ほそ川」一本槍である。ほそ川で名物「蕎麦豆腐の揚げ出し」を肴にO・ヘンリーを飲んだら、もう他の蕎麦屋へは行く気がしない。いささか遠いが、きょうも行った甲斐はあった。

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やるんかな、この稀代の佳酒にも一つだけ難がある。うますぎて、ついつい飲み過ぎること。だが流石、年代物の焼酎。他の酒だったら翌朝枕から頭が上がらないほど飲んでも、必ずスッキリ上機嫌で目が覚めるのだ。

尋常でない美味しさなのであります!!

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マンゴー酵母のハイコスパ泡盛「華忠孝」

酒屋のおやじが好きな、忠孝酒造さんから泡盛の新商品です。

沖縄県産マンゴー果実酵母仕込み「華忠孝」25度。

新聞にも取り上げられていましたが、マンゴー酵母を使う事により、古酒(古酒は3年以上貯蔵熟成されたもの)ではないのに古酒独特の風味がでるのです。つまり、コストパフォーマンスが非常に優れた泡盛なのです!通常、泡盛の古酒は720ml25度で2,000円~3,000円位はするのですが、この華忠孝は720ml25度で何と1,050円!明らかにお買い得!流石は忠孝酒造さん!!

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沖縄県産マンゴー果実酵母仕込み「華忠孝」25度 720ml1,050円、1.8L 1,980円。

マンゴー酵母は、泡盛古酒の甘いバニラ香の成分へと変化する4ーVGを、従来の泡盛酵母に比べ10倍以上生産します。(マンゴー酵母を使っているからと言って、マンゴーの味はしませんからね!念の為!)確かに、甘みと柔らかいコクがあり、新しい酒特有の荒々しい感じはありません。むしろ通常の古酒よりも甘みは強いかもしれません。

酒屋のおやじは思うのです。もしこの甘いバニラ香の成分が、従来の酵母に比べ10倍以上生産するのであれば、この「華忠孝」を古酒にしたなら、相当甘みの強い味わいになるはずだと。そしたら、甘いバニラ香が強烈で、非常に滑らかな味わいの泡盛になるかも!?将来が楽しみです。

最近、泡盛の人気が今一つなんです(酒倶楽部ステップだけかもしれませんが!?)。飲み会でもビール飲んで芋焼酎か麦焼酎かチューハイの流れに、泡盛は入って行けないのであります。泡盛は美味しいんですけどね~!なんででしょ?清酒と同じくマニアっぽい酒!みたいな捉え方をされているんでしょうかね?かくいう酒屋のおやじも飲み会で「オイラだけは泡盛飲んじゃうよ~!」とは、何だか言いにくいのです。何ででしょ?

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栗焼酎の王様!!「四万十大正」

栗焼酎の人気代表銘柄は「ダバダ火振」ですが、その最高級品がこの「四万十大正」なんです。

「ダバダ火振」は人気があり、酒倶楽部ステップでも1年に数ケースしか入荷しない品薄品。入荷後、直ぐに売り切れしてしまいます。

「ダバダ火振」と「四万十大正」の違いは、栗の使用量と熟成期間。「四万十大正」は国産の栗を75%の比率で使っているのです。(栗は芋や麦よりも当たり前ですが価格が高いんです。だから原価もう~んと高いんです!)熟成期間は何と四万十時間(約4年7ヶ月)地下洞窟で貯蔵熟成されます。

もちろん限定品!

四万十大正

栗焼酎「四万十大正」アルコール分35% 720ml 5,900円

香りは洋菓子のモンブランを連想させる甘~く芳ばしい感じ。口当たりは熟成酒ならではのまろやかさ。蒸した栗の味わいが高貴に凝縮された様なコクのあるリッチな味わい。ロック、水割り、お湯割りでも良いのですが、できれば、もったいないのでブランデーグラスにでも注いで、ゆっくりとくつろぎながら楽しみたいですね。

酒屋のおやじは数年前に、高知県にある「四万十大正」の製造元、無手無冠さんにお邪魔したことがあるんです。大正町と言う場所なのですが、四万十川の上流にある、それはそれは美しい場所。そこを流れる四万十川の川原で一日中物想いにふけながら、ダラダラと過ごせたら、そーとー穏やかな人間になれそうな気がしました。

小規模の蔵で、当初の栗焼酎造りは、地域の村おこしが目的だったとか。たしかに、この蔵から全国に栗焼酎を発送するのは、相当大変な感じ。全国の需要を100%満たせる感じでは、まったくありません。しかも、手作業が多い!設備も古いを通り越してアンティークの域。栗の処理は他の原料と比べ手間がかかります。これらを考え合わせると、間違いなく希少品なのです!

ダバダ火振り 008

この蔵の名物社長さん(すごいアイデアマン!)と、凄く古い搾り機!?美術館の様です!

いつまでも、この体制で希少品の栗焼酎を造り続けてほしいものです。

この蔵訪問の後、大正町から地図に載っている国道を通って四万十川下流へ向かったのですが、その道が凄かった!スゴイ山道のワインディング・ロード!車一台やっと通れる感じ!しかも片側は崖のところもあり「ここホントに国道だよねー?他に道なさそうだし!」みたいな感じ。そこを”山道攻めるぜ!”みたいなマニアにあおられたり、対向車があったり、すごいヘアピンカーブの連続で、酒屋のおやじは冷や汗でっぱなし!!凄い経験をさせて頂きました。

この山道、地図で見ると確かに国道!しかも他の国道よりも太い線で書いてあるんです。「こりゃあ、だれかが何とかするべきでしょう!!」などと思った事が一番記憶に残ってしまった旅行なのでした。

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

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