父の日の昨日、「なにが食べたい?」と聞かれたものですから、中年のちょい悪じゃないオヤジらしく、地味にホッケの焼いたのをリクエスト。
焼き魚が最近は大好きなんです。
・・・・・で、どんなお酒を合わせたら「う~む、うまいな!」と唸るような相乗効果をもたらしてくれるのかと考えました。
長期熟成されたスパークリングワイン、辛口の日本酒、芋焼酎のお湯割り、地中海っぽくウゾ、魚介類に合わせることが多いというシチリアの赤ワイン、となかなか良さそうな組み合わせを思いついたのですが、ちょっとおもしろみに欠ける。
そこで、ちょっと変化球かとも思ったのですが、ちょっと熟成感ある辛口シェリーは如何なものかと試してみた次第です。
焼きホッケには、なんだかナッツのような芳ばしさがあるため、ナッツとバツグンの相性である辛口シェリーでも合うのではないかと想像したんです。
【辛口シェリー エミリオ・ルスタウ フィノ ハラーナ と 焼きホッケ(醤油漬け)】
合うのか、合わないかの結論から言えば、たぶん星二つぐらいでしょうか。
でも、合わないわけではありません。もし、これが炭火焼で煙に燻されていたなら、もっと相性が良く感じたのではないかとも思った次第。
それともう一つ、これがホッケではなく焼きタコや焼イカなら、けっこういい線行ったのではないかと思いました。
また、辛口シェリーは意外に万能でどんな料理にもそれなりに合うのかも知れないとも感じた次第。
流石はバルの文化を持つ国のお酒です。どんなタパスでも陽気に合っちゃうんですね。
辛口シャリーのアルコール度数はワインより高く、かなりドライな味わい。よく冷やした辛口のシェリーを夏場にチビチビやるのはなかなかいい感じなのです。
また、ワインの一種と考えれば、「なんでこんなにお得なんだ!」みたいな価格水準ではないかとも思います。
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