“清酒”の記事一覧

「しぼりたて無濾過生原酒」みずみずしく旨い

12月に入れば続々と入荷してくるのが、しぼったばかりで、ろ過も、火入れも、水も加えていない生の原酒。

みずみずしくて、フレッシュでフルーティーさもあって、味わいもたっぷりとしていて、そのボリューム感ある旨みは飲み応えがあります。

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 【出荷が始まった新酒】

この時期、寒い日が続くと飲みたくなるのが日本酒。

熱燗も美味いのですが、アツアツのお鍋やおでんをアテに飲るなら、冷た~くて爽やかさと、たっぷりとした旨味のある生原酒もまたおつな味わいなのです。

やや大ぶりのぐい呑みグラスに、やおら新酒の生原酒をトクトクトクと注ぎ入れ、アツアツでよ~く味がしみてる大根の上にチョンと赤ゆず胡椒をのっけて一口、ひとしきりその味わいを楽しんだ後は、いよいよその酒の入ったぐい呑みグラスを手にとり、その爽やかな旬の香りを楽しみつつ、グビ・・グビ・・グビグビグビ~っと・・・・・・・・。

飲み応えあるそのボリューム感と、爽やかでみずみずしい飲み口は・・・・いやはや日本の幸せですな~!

みずみずしくてボリューム感ある、しぼりたての生原酒は如何でしょうか?

 

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「大吟醸 雄町(寿虎屋)」山形の重鎮と肩を並べた!

≪第5回 雄町(おまち)サミット≫が夏に開催されました。

高級酒米「雄町」の産地である岡山県の農協が主催したそのサミットとは、「雄町」を使った全国の日本酒の鑑評会。その鑑評会の「吟醸酒の部」には、全国から80点のお酒が出品され、そのうち13のお酒が見事【優秀賞】に輝いたのでした。

最も吟醸酒の部で優秀賞が多かった県は、地元岡山県で4蔵、その次に多かったのが山形県の3蔵で、他は各県1蔵づつで計6蔵。

そして注目して頂きたいのは、2番目に優秀賞の多かった山形県。下の写真の「寿虎屋酒造」さんの「大吟醸 雄町」が山形県の日本酒業界の重鎮2蔵とともに受賞されたのでした。

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【寿虎屋酒造 大吟醸 雄町】AL15% 雄町100% 720ml 2,000円(外税) 1800ml 5,000円(外税)

 山形県で一緒に優秀賞を受賞されたのは、十四代で有名な「高木酒造」さんと、「出羽桜酒造」さん。両方のお蔵さんともに名門中の名門蔵です。

 つまり、知名度はともかくとして、その実力は肩を並べたと言うことなんですね。

お使い物用の日本酒としてももちろんおススメですが、自分用に「・・・・・たまには高いレベルの吟醸酒が飲みたいな~!」と感じた方におススメしたい日本酒です。

エレガントなフルーティーさのある、高く評価される「大吟醸 雄町」をお試し下さい。

 

 

 

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「昔の復刻酒」やさしい甘みの懐かしい味わい

「甘口の酒が欲しいんだよ!」とのリクエストに、酒屋としては三種類の甘みのある清酒を想像します。

ひとつは、フルティーな甘みを感じる吟醸系、ふたつ目はフルティーさが全面に出ているワインのような清酒、そしてもうひとつがお米の甘味を感じるいわゆる甘口タイプ。

そんな中で、いわゆる甘口の清酒ファンには、この一番後者の甘口タイプをチビチビ(軽快の逆)と楽しみたい方が多いようです。

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【昔の復刻酒】 AL16% 日本酒度マイナス2 一升 2,000円外税

 昭和中期のひと昔前に、一級酒、二級酒のさらに上質なお酒に特級酒というランクの酒がありました。これは、その当時の大吟醸造りの酒と普通酒を巧妙にブレンドされたもの。

年間出荷数量も限りがあり、口にした方もごく少数の当時としては高級しでした。その後、平成元年に級別廃止となり、特級酒としての出荷はできなくなりました。

この「昔の復刻酒」は「あの時代の酒の味をもう一度飲んでみたい・・・・・・・・・」そんな方のために当時の酒を復刻した酒なのです。

やさしい甘みと、口中に広がる旨みが感じられる昔懐かしい味わいです。

 最近はスッキリとしていてフルティーな味わいの清酒が間違いなく主流になっているように感じます。その流れに逆行するようなタイプのお酒ですが、その分新鮮に感じていただけるのではないでしょうか。

骨子のしっかりとしたボリューム感ある「あの時代の酒の味」は、同時に秋に旨い酒だとも思います。

しみじみと味わってみて下さい。

 

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ひやおろし「月夜うさぎ」秋の気配に美味い酒

「暑さ寒さも彼岸まで」などと言いますがほんとうですね。一気に秋の気配が感じられるようになりました。

秋の気配を感じたら、「いよ~、まってました!」って拍手を送りたくなるような、いまの時期に美味い酒っていったら、やっぱり「ひやおろし」ですよね~!

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 秋あがり 「月夜うさぎ」 こしひかり純米吟醸 ひやおろし AL15% 720ml 1,300円

 古くより酒通に珍重された秋ならではの味わいです。「こしひかり」を使うことにより、丸みがあり、ほんわかとした、やさしい味わいの「ひやおろし」になりました。

冷蔵庫でよく冷やして、ゆっくりと秋の夜長に楽しむのがおススメ。

 今年の夏の暑さでは、いくら冷たくても日本酒を楽しむには厳し過ぎたように感じます。しかしお彼岸を過ぎ、涼しくなった今、「暑過ぎた夏の反動か!?」ってぐらいに、このひやおろしがまた、ウマ過ぎる味わいなのであります。

 

やおら涼しくなったベランダに出て、ご近所迷惑はあんまり考えず、うちわを手にパタパタと七輪の炭をおこし、ちょうどいい塩梅のオキを用意します。飲んべー心は、もーうきうきであります。まさに飲んべーのこの世の春ならぬ、この世の秋。

 そこへ、今年は値段が高めの高級品となった脂のたっぷりとのっている、ぎらぎらと銀色に光り輝く秋刀魚を、ついに、ついに、あふれ出る生唾に耐えながら焼きに入るわけです。

「あっち、あちっち・・っ!」とその脂がぷちゅぷちゅと飛び跳ねて、部分的に黒くなるぐらいの焦げ目がつけば、いよいよ良く冷やした「月夜うさぎ」を飲りつつ、秋刀魚をたっぷりの大根おろしとともに、この世の秋を楽しむのであります。

 その美味さたるや、暑過ぎる夏に我慢していた分”倍返しだ~!”

 

 

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「風立ちぬ」の主人公「堀越二郎」直筆サインラベルの地酒

現在上映されている、スタジオジブリ制作の映画「風立ちぬ」の主人公「堀越二郎」の故郷の酒。縁あって仕入れさせていただきました。

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 日本酒【永遠の0 堀越二郎 感謝 巌】本醸造 1.8L 2,100円

ゼロ戦設計者である堀越二郎の故郷、群馬県藤岡市の地酒蔵、高井株式会社さんが郷土の偉人を顕彰するために造る清酒。

ラベルに金色で印刷された文字は、堀越二郎の直筆サイン。背景にはゼロ戦とみられる未公開設計図が印刷されております。

 第二次大戦中、無敵の戦闘機として活躍した日本海軍の零式艦上戦闘機を開発した。当時の海軍から示された性能に対する要求は、不可能としか思えない過酷なもので、短期間に完成するはずがないと思われていた。しかし、彼は血のにじむような努力で幾つもの困難を乗り越え、開発に成功し、昭和15年7月に当時世界最強の戦闘機、零戦の1号機を完成させた。

「日本人が、もし1部の人の言う様な模倣と小細工のみに長けた民族であったなら、あの零戦は生まれなかったと思う」・・・自伝「零戦ーその誕生と栄光の記録」より。

 「風立ちぬ」は1930年代の日本で飛行機作りに情熱を傾けた青年(堀越二郎)の姿を描くアニメ。スタジオジブリの作品は必ず観るというファンの方も少なくないと思います。

映画を観て感動した後には、主人公が飲んだのか、飲まなかったのかは分かりませんが、主人公の郷土の酒は如何でしょうか?

 

 

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