鰻の蒲焼などに使われる醤油ベースのタレづくりに、日本酒の熟成古酒を使えばより深みのある味わいとなるようです。
タレ自体の熟成も、そのタレに使う材料の熟成も、熟成こそが贅沢な深みを感じる味わいをつくりだすのかも知れません。
そして、もちろんそんなタレを使った鰻の蒲焼などの深みのある料理には、日本酒の熟成古酒が最強のマリアージュと言えるのかも知れません。
そこで、今回は鰻の蒲焼と一緒に楽しんでいただきたい、日本酒の熟成古酒の最高峰のひとつをご紹介いたします。
【木戸泉 長期熟成酒 ニューアフス(AFS)1973】
ヴィンテージもののシェリー酒か、上品で質の良い紹興酒か、といった印象の黒色の熟成日本酒古酒。
通常の日本酒とはかなり印象が違うのですが、だからと言ってひねた印象はなく、驚くほどスムーズさのある飲み心地。様々な味わいが幾重にも重なり合っているような複雑感と深みのある風味。
高温山廃仕込みと呼ばれる高い温度で仕込むことにより、非常に力強く、しっかりとしたボディの長期熟成タイプの酒となるのだとか。
その後に長く熟成させることにより、ヨーロッパの伝統的ワイン生産地のワインと同じように、その可能性が開花するお酒なのです。
1973年ものですから、かなり希少なお酒です。
特別感ある土用丑の日に、鰻の蒲焼に合わせて日本酒の熟成古酒は如何でしょうか?
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