ワインの評価専門誌として世界で最も影響力を持つ、ロバート・パーカー氏創刊の「ザ・ワイン・アドヴォケート」から、初めての日本酒の評価がリリースされました。
中国在住のアドヴォケートのワイン評論家マーティン・ハオ氏、日本酒ジャーナリストの松崎春雄氏、ロバート・パーカー・ワイン・アドヴォケート社日本代表のアーネスト・シンガー氏により、日本全国から集めた800種の純米吟醸、純米大吟醸に絞り込みハオ氏が90点以上をつけた日本酒のみ78銘柄が掲載されました。
98点で最高得点となったのは新潟県の「久須美酒造の純米大吟醸 亀の翁 3年熟成」。定価は720mlで4629円だが、発表された直後に、米ドル建てで5000ドル(約50万円)の売値がついたようだ。
第2位の95点を獲得したのは2銘柄。
千葉県の「岩瀬酒造の純米大吟醸 岩の井 山廃」と、宮城県の「勝山酒造 純米大吟醸 勝山 暁」。
【岩の井 純米大吟醸 山廃】720ml 3550円+税 1800ml 7100円+税
当店、酒倶楽部ステップで販売致しております。ご興味のある方はお早めのご購入をおススメ致します。
勝山酒造の暁は720mlで定価10,800円。発表直後の米ドル建ては270ドル(約2.7万円)。
つまり、岩の井の山廃は、おそろしくコストパフォーマンスの高い日本酒ということになります。
以前、日本酒ジャーナリストの松崎春雄氏の試飲風景を見た、同業者の方が「まるで背中から鬼が透けて見えるようだ」と、その気迫の凄さについて語っておられました。
日本酒の試飲において松崎氏の右に出る方は、たぶん誰もいないのではないかと思います。
世界のダイナミズムに飲み込まれようとしている日本酒。ジャパニーズ・ウイスキーのようにならなければ良いのですが。
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カテゴリー:清酒