“酒屋さん”の記事一覧

春の味わい、春の景色のマリアージュ

 

 

ふきのとうの天ぷら、菜の花の辛し和え、茹でたアスパラガス・・・・春はイイですね。そして、やって来る桜の季節。

春らしい桜のような華やかなお酒が良く合いそうです。

 

 

 

 

 

 

<春らしいお料理をアテに、春らしい景色を愛でながら楽しんでいただきたい、華やかさのある味わいのお酒>

ピュアーな味わいが春の食材にうれしい自然派ロゼワイン。華やかさのあるうま味の生酒。華やかな香りの芋焼酎。真っ赤なベリー系の風味たっぷりのフルーツビール。満開の桜を愛でながらうっとりと楽しみたい甘いロゼワイン。

最近ではワインが楽しめるお蕎麦屋さんも珍しくないようですが、蕎麦前に春の香り高い山菜の天ぷらでやるワインはいいですね。

また、菜の花の辛し和えをアテにやる華やかさのある生酒もなかなかどうして。

年度末で忙しいし、花粉も飛んでる。昨日は暖かかったけど、今日はひどく寒い。それでも春はおいしいし、景色もまさしくこの世の春を迎えようとしております。

春らしい味わいのお酒は如何でしょうか?

 

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あらゆる酒は、やっぱり寝かせた方が旨い!

 

 

ワイン、ブランデー、ウイスキー、焼酎、日本酒、そしてビールも、あらゆる酒はやっぱりある程度寝かせた方がだんぜん美味しいのです。

もちろん大手ビールメイカーの新鮮しぼりのような例外はあるのですが。

ある著名ワイン評論家は、「若いボルドーワインの飲むのは、ワインを無駄にしているようなものだ」と語っておられます。

また、ウイスキーやブランデーなどは、熟成期間が12年より古いものの価格が急激に高くなっているのは周知の事実。

ビールだって、特に瓶内二次発酵により造られたものなどは、ある程度の時間の経過が味わいには重要でしょう。

もちろん焼酎や日本酒だって同じなのです。

世界で最も有名なワインの評価雑誌「ワインアドヴォケイト」が、昨年もっとも評価した日本酒も3年熟成でした。

 

 

 

 

 

 

<冷蔵庫で低温熟成されている生酒>

 

 

 

 

 

 

<甕や樽で熟成されている本格焼酎>

 

 

 

 

 

 

<イタリアの熟成ヴィンテージスパークリングワイン>

 

やっぱり酒の醍醐味は熟成でしょう。

熟成酒は如何でしょうか?

 

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友だちにご馳走して幸福&健康

 

 

またまた日経新聞の記事ネタで恐縮なのですが、記事によれば「お金を家族や友だちのために使えば、自分のためだけにお金を使うよりも明らかに幸福感は高くなり、そればかりか体にも良い影響が表れる」のだそうです。

つまり、一人で飲むよりも友だちにご馳走して飲めば、よい幸福感を得られ、また健康にもよいということでしょう。

また、江戸っ子の「宵越しの銭は持たぬ」とは、お金を人のために使えば経済の活性化をもたらすことを示した言葉なのだとか。

遊びに使う程度のお金を、家族や友だちとの食事に使うだけで、こうした変化が認められると米国の博士がおっしゃっておられるのだそうです。

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<写真は日本経済新聞の記事>

あるお店さんから、いわゆる「クリぼっち」セットと呼ばれるお一人様セットが人気だと聞きました。また、酒場での一人飲みは確かに心地よく感じたりもします。

それで十分ならそれで良いのでしょう。

それでも、まだ満たされない!

そんなときに、友だちにご馳走して、他人のためにお金を使えば、より幸福にそして健康になれるわけですね。

すばらし~!

おごり、おごられで、おごった方は幸福感と健康を得て、おごられた方はただ酒、ただめしを楽しむ。

幸せなお金の使い方ですね。

 

 

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ドイツ食文化の魅力

 

 

蕨市の姉妹都市のひとつである、ドイツのリンデンから来日していた交流団の方々が帰国されました。

ドイツでは春、夏、秋、冬とそれぞれに長期休暇があるというから、うらやましい限りです。

さて、ドイツのエンゲル係数(収入に対する食費)が極端に低いのは有名な話ですが、ではドイツ人は飲食に対してあまり興味がないのかと言えば、まったくそんなことはないようです。

むしろその逆で、こだわりがあるからこそエンゲル係数が低くなるという、まったくもって賢い食文化を持っていると感じた次第です。

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<写真はピノ・ノワールから造られたドイツの白ワインとプレッツェル>

以前、ドイツの方からいただいた手づくりジャムの美味しさに感動したことがあるのですが、そんな美味しいジャムを自宅でつくることが出来れば、ジャムをお店で購入する必要はまったくないわけです。

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<庭で採れた各種リンゴをブレンドして、シナモンやらバニラやらを加えて作ったジャム>

都心では無理ですが、ちょっとヨーロッパの郊外に出れば裏庭にリンゴの木などがある家は珍しくないのだと思います。

今回の交流では、リンゴのもう一つの楽しみ方を聞きました。

ドイツでは「アップフル・ワイン」と呼ばれる自家製の「リンゴの発泡ワイン」です。フランスでは「シードル」、英語圏では「サイダー」と呼ばれているお酒ですね。

庭で採れた各種リンゴを絶妙にブレンドして、つぶすだけ。リンゴの皮に自生している天然酵母を利用してお酒にします。

たぶんここで重要なのは、酵母の働きを弱くしないために農薬などは使わないことと、各種リンゴの絶妙なブレンドでしょうか。

このお宅ではドライなタイプの「アップフル・ワイン」に仕上げるのだそうです。

世界的に「リンゴの発泡ワイン」でもっとも有名なのはフランスの「シードル」なのだと思いますが、どうも甘ったるい感じのものが多く、正直あまり好きにはなれませんでした。

それでも最近、アメリカのシアトルでつくられるドライな味わいの「シアトル・サイダー」というリンゴの発泡ワインを飲む機会があり、そんな固定観念は吹き飛びました。

そんなドライタイプのリンゴの発泡ワインは、平たく言えばフレッシュさのあるビールのような味わい。

大きいパイントグラスでチビチビ飲っても、ビールと同じように飲み飽きしない味わいでした。アルコール度数もクラフトビールなどと同じレベル。

そんな経験をしたばかりだったこともあり、まだドイツには行ったことがありませんが、ドイツに行ったならぜひ手作りの「アップフル・ワイン」の味わいを利いて回りたいと思った次第です。

日本でも同じなのかも知れませんが、ドイツの食文化の魅力はホームメイドにあるのかも知れません。

 

ちなみに上の写真のピノ・ノワールから造られたという、珍しいドイツの辛口白ワイン(やや紫色がかっている色合い)は、しまりのある味わいでなかなか良く出来た白ワインです。

最近の温暖化の影響でドイツでは冬に雪があまり降らなくなったとのこと。その代りにピノ・ノワールのようなブドウ品種のワインの出来が良くなっているようです。

 

もうひとつおまけに、ドイツの方が日本の「とんかつ」食べて、「これ完全にドイツ料理でしょ!?」って言ったらしいのですが、ドイツに行ったら、そんなドイツの「とんかつ」も食べてみたいと思った次第です。

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陸の孤島になった酒屋さん

 

 

台風の今日、朝からけっこう電話がかかって来ます。

「・・・・おたくに行けないんだけど!!」って。

そうなんです。台風による大雨で、酒倶楽部ステップの周りの道路が冠水しまして、通行止めなんです。

だから、車ではステップに近づけないという、困り果てた状況なのであります。

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「どうしたらいい?」と聞かれても・・・・・・どうにもなりまへん(汗)。

「夕方にでもまた来てみて下さい」としか答えられません。

そんなことで、今日の午前中は一気に酒屋の力仕事をやっつけまして、ややバテ気味であります。

こんな日は、はやくうちに帰っていっぱいやりたいものです。

 

お疲れ様です。

 

 

 

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