アメリカで日本の庶民の味「B級グルメ」が人気です!
日経新聞より
新聞によりますと、日本政府観光客(JNTO東京)の2009年の調査で、日本を訪れた米国人観光客が訪日前に期待したことは「日本の食事」が歴史的建造物などを抜き、初めて首位に浮上したのだそうです。
それも、すしや天ぷらなどの伝統的な和食だけではなく、おにぎり、そば、焼き鳥、など日本の庶民の味への関心が高まっているらしい。
また、アメリカ国内でも日本のB級グルメの人気が高くなっており、日本の若い人達のファッションやアニメと並び人気があるのだとか。
先日もYNマンハッタン南東部のイーストビレッジ地区の一角に、屋台村「ジャパン・タウン」が出現。並んだのは、お好み焼き、たこ焼き、焼き鳥、ラーメン、餃子などを売る店。そこには大勢の市民が詰めかけ、あまりの混雑に警察が出動したとのこと。
マンハッタンでは最近、日本のラーメン専門店が続々と開店しており、日本のラーメンブームさながらに行列を作ってる米国人の姿が目立っているのだとか。
以前、日本でもイタリア料理がブームになり、日本全国にイタリアンレストランが続々と開店していきました。それに伴い、イタリアワインの需要も伸びました。その結果、今では相当マニアっぽいイタリアの地ブドウを使った、まさに「地ワイン」まで日本に居ながら楽しめるようになりました。
今や情報はインターネットを通じて時差なしで世界中に届く時代です。日本の地酒や焼酎も、有名銘柄でない相当にマニアっぽい日本人でもほとんど知られていないような日本の酒が、米国市場に流れ込む様な事が起こるかも知れませんね。
先ずは、せっかく日本に食事をメインの目的に観光に来てくれるのですから、より多くの外国人観光客に日本の酒を幅広く飲んで頂くチャンスをつくってあげないといけないのかも知れません。
また、日本の酒蔵やワイナリーは観光するのに十分魅力的です。もちろん、言葉や文化の違いの問題はあるのですが、この辺りを観光資源として利用出来れば、外国人観光客の方々に、より日本の酒を好きになってもらえるのではないでしょうか。
フランスのワインに代表される様に、国内外関係なくそのお酒を好きになってもらい、流通する事はとても良いことだと思います。今後、日本の酒市場が世界市場を相手にどの様に変化して行くのかが楽しみです。
でも、お酒もB級グルメ的に日本ぽい「カルピスサワー」とか「焼酎の玉茶割り」とかが受けちゃったら困っちゃいますね(笑)!(実は、来日すると必ずカルピスサワーを飲む外国人を知っています!(汗)今どき、カルピスサワーがメニューにあるお店を探すのも大変なのですが・・・・・・!(汗))
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