「酒類販売管理者研修」に参加しました。酒類の販売業者としての義務です。
そのテキストの中に興味深いデータが掲載されておりました。
この目に見えて若い人が減少している少子高齢化の昨今、急性アルコール中毒で搬送される人は、なんと年々増加しているんですね。
しかも、そのほとんどが20代の若者です。
「・・・あれ、最近の若い人ってお酒を飲まないんじゃなかったっけ!?」みたいな認識はひょっとしたらちょっと違うのかも知れません。
指導官の方曰く、「世の中が変化して以前のように若い人に対して、お酒の飲み方を教える機会がなくなったためではないか」と。
以前は先輩から酒の飲み方を教わったのか・・・・・はちょっと疑問ですが、今の若い方々は普段お酒を飲む機会が少ない分、お酒を飲んだ時に量の目安がつきにくいのかも知れません。
そこで、今回の研修でご教授いただいたアルコール健康医学協会の啓発する「適正飲酒の10か条」をご紹介します。
①談笑し 楽しく飲むのが基本です
②食べながら 適量範囲でゆっくりと
③強い酒 薄めて飲むのがオススメです
④つくろうよ 週に二日は休肝日
⑤やめようよ きりなく長い飲み続け
⑥許さない ひとへの無理強い・イッキ飲み
⑦アルコール 薬と一緒は危険です
⑧飲まないで 妊娠中と授乳期は
⑨飲酒後の運動・入浴 要注意
⑩肝臓など 定期検査を忘れずに
毎日スゴイ量のお酒を飲み続けても、80歳を過ぎて元気という方は確かにおられます。しかし、アルコールを代謝する能力が人によって驚くほど異なることは、酒屋には良く分かります。
飲酒もまた「足るを知る」ことが大切なようです。
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