消費税の増税が迫ってきました。
過去の酒類業界の傾向としては、増税直前の月には通常の1.5倍売れ行きとなる傾向があるとのこと。また増税後の2ヶ月間は通常の70~80%に停滞するのだそうです。
業界の営業さんからは「商品の出荷が追い付かなくて、商品が品薄になります。だから、今のうちに仕入れられるだけ仕入れて下さい(汗)!」みないなハッパをかけられております。
確かにワインなどの一部には品切れが発生しているようですが、流通全体でこんなハッパをかけ合いますから、流通業者は商品をより多く確保するような行動に出ているわけです。
それに販売を請け負う営業さんにとっては、増税後に売れ行きが鈍っても「しかたがないね」って話になりますが、増税前に売り上げがパッとしないのはいかにもマズいわけです。
そんなわけで流通業者によって商品の動きは良くなるのですが、本当の問題は、「果たしてほんとうに最終消費者は酒類のまとめ買いをするのか?」ということでしょうか。
街場の酒屋の傾向では、今までの価格から2.8%ほど高くなるだけですから、気にする人はたくさん買うし、気にしない人はあまり関心がない感じでしょうか。特に酒などの場合、あればあったで余計に飲んでしまったりもするわけです。
それでも、今日のように三連休の最終日でお天気がいいとなれば、「もうじき増税だし、まとめ買いにでも出かけるか!」みたいな状況でまとめ買いに来られた方は多いようです。
しかし、一昔前のように台車を山にして買い物をされるようなお客様はもういません。1万円分購入して約280円の節約で、缶ビール2本余計に飲めば節約分は消えてしまうような金額なんですね。
でも今日は、お天気だし、休みだし、お出かけしたいし、いくらかでも得して気分がいいし・・・・・みたいな状況が、たくさんではありませんが、まとめ買いにつながっているようですね。
お得感があって気分がいい!増税直前は買い物が楽しそうですね。
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