“酒屋さん”の記事一覧

増税迫る!で、酒のまとめ買いは?

消費税の増税が迫ってきました。

過去の酒類業界の傾向としては、増税直前の月には通常の1.5倍売れ行きとなる傾向があるとのこと。また増税後の2ヶ月間は通常の70~80%に停滞するのだそうです。

2014032313400000.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

業界の営業さんからは「商品の出荷が追い付かなくて、商品が品薄になります。だから、今のうちに仕入れられるだけ仕入れて下さい(汗)!」みないなハッパをかけられております。

確かにワインなどの一部には品切れが発生しているようですが、流通全体でこんなハッパをかけ合いますから、流通業者は商品をより多く確保するような行動に出ているわけです。

それに販売を請け負う営業さんにとっては、増税後に売れ行きが鈍っても「しかたがないね」って話になりますが、増税前に売り上げがパッとしないのはいかにもマズいわけです。

そんなわけで流通業者によって商品の動きは良くなるのですが、本当の問題は、「果たしてほんとうに最終消費者は酒類のまとめ買いをするのか?」ということでしょうか。

街場の酒屋の傾向では、今までの価格から2.8%ほど高くなるだけですから、気にする人はたくさん買うし、気にしない人はあまり関心がない感じでしょうか。特に酒などの場合、あればあったで余計に飲んでしまったりもするわけです。

それでも、今日のように三連休の最終日でお天気がいいとなれば、「もうじき増税だし、まとめ買いにでも出かけるか!」みたいな状況でまとめ買いに来られた方は多いようです。

しかし、一昔前のように台車を山にして買い物をされるようなお客様はもういません。1万円分購入して約280円の節約で、缶ビール2本余計に飲めば節約分は消えてしまうような金額なんですね。

でも今日は、お天気だし、休みだし、お出かけしたいし、いくらかでも得して気分がいいし・・・・・みたいな状況が、たくさんではありませんが、まとめ買いにつながっているようですね。

お得感があって気分がいい!増税直前は買い物が楽しそうですね。

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

どうなってんだこの雪は!

2014021511520000.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真は酒倶楽部ステップ花壇の雪の重みで曲がってしまい、ごめんなさいしている木。

雪かきも大変ですが、週末にこの開店休業状態はホントに参ります。それでも他の地域での降雪量の大変さに比べれば、このあたりの雪などまったく取るに足りないような大変さのようですね。

なんでもここ100年で一番の大雪なのだとか。無理して ケガでもしたら余計に大変。ぼちぼち行きましょう。

オリンピックは夜中だし・・・・・大雪だし・・・・・商売は・・・・・・だし、ホントに疲れる週末です!

 それでもポツポツとお客さんが来てくれるから嬉しいです。

雪かきで疲れたら、さっさと酒でも飲んで、目覚ましセットしておふとん入って、夜中のオリンピックに備えましょうね。

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

店内にイスをご用意いたしました

成人の日の三連休あたりからなんだか商売が静かなんですよ。

酒屋のオヤジのブログネタ以上に寒すぎる陽気のせいなのか(笑)!?みたいな気もしますが、とにかく参りました!!

最近では業務店さんたちとのあいさつも「寒いですね~!」とか、「参りました~!(ひまで)」みたいなのが多いような・・・・・(汗)。

こうなると、ついつい悲観的な方向へ思考を巡らしてしまうわけで・・・「やっぱり街場の酒屋なんか、座礁して沈みゆくタイタニック号にしがみついているような状況なのかも・・・・・・・やっぱりさっさと脱出するべきか!(汗)」みたいなことが脳裏をよぎるわけです。

そんなとき、このブログを書いているパソコンの画面の後ろの壁に、紙のきれっぱしに書いて貼ってある言葉「すべからく、強いもの、大きなものが生き残るわけではない。変化に対応したものが生き残る」というダーウィンの言葉を見て、「少しでも変化しなければ!」と思い立ち、スゴく微小ではありますが変化してみたんです。

そんなことで話が長くなって恐縮ですが、ご年配のお客様用に店内にイスを置きました。

2014012313500000.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 近くのお寿司屋さんがご年配のお客様のためにお座敷にテーブルとイスを置いたのですが、それを見たときにギフトラッピングなどでお客様に店内でお待ちいただくことの多い酒屋のような業態でもイスは必要だと感じた次第。

ギフトラッピング以外にも、ちょっとまとまった買い物がしたいお客様や、ちょっと込み入った話を必要とした買い物の方など、少しお待ちいただくことがあります。また、ご年配のお客様には足腰が丈夫でない方もたくさんおられるようです。

 いまどきは、電気屋さんでも、メガネ屋さんでも、本屋さんでもイスが用意されているわけで、まったく珍しいことではないのですが、酒屋としてはなかなか良い感じで日本の高齢化に対応しているのではないかと思ってるんですよ。

 これで、「あそこの酒屋さんはイスが置いてあるから好きよ!」・・・・・・・・ってなことにはまったくならないと思いますが、とりあえず多少なりとも時代の変化に対応したことに、多少ではありますが満足した次第です。

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

2014年 酒屋の大局観

2014010310510000.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨年の後半は酒業界にとって「意外に良かった」と言えるかも知れません。

特に、ちょっと高額な商品がよく動いたように思います。また忘年会シーズンでは「みんなでちょっと贅沢をしようぜ!」みたいなムードもあったように思います。

そのためか、高額の定番品が品薄となり、年末だけの、年に一度の楽しみとしてそんな高額の定番品を求めにご来店されたお客様には、期待が外れてがっかりさせてしまったお客様もおられました・・・・・・すみません。

一緒に仕事をしている者からは「なんでもっと仕入れておかなかったのよ!(怒)」みたいなお叱りも頂き、「・・・・・・だって・・・そんな高級品を何ケースも積み上げられないでしょうが・・・・・・(汗)!」みたいな言い訳をしていた次第です。

 たぶんアベノミクスによる株高や円安、また被災地の本格復興、オリンピック開催の決定などが消費意欲を高めたのだと想像されます。

またこの流れは今年も継続するのでしょう。

しかし、しかしです。やっぱり日本市場には少子高齢化と人口の減少というクリアーなトレンドが存在しています。国内の消費全体の総量は減少せざるを得ないのです。

こんな状況下で大手小売りは、より大きく、より多く、より効率的に、より販売チャンネルを広げると、このダウントレンドの国内消費市場での販売シェアをより拡大しているわけです。

たぶんどの業界でも同じだと思うのですが、小規模業者が販売量を追いかけてたところで市場は縮小するし、シェアは奪われるしでどうにもならないわけですね。

どの業界でもその分野のカッティングエッジを追及するしか生き延びる道はないように思います。

吹けば飛ぶような街場の酒屋としては、市場規模は極めて小さくても独自のカッティングエッジを求めて行くしか、これからの酒屋としての存在意義を見出すことはできなそうです。

つまり・・・「国内消費が何とかなってるうちに、何とかせねば・・・・・(汗)」ってことでしょうか。 

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

2014年初日の出

あけましておめでとうございます。

2014010107010000.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2014年初日の出。

 昨年同様に穏やかなお天気に恵まれた2014年元旦。このあたりの元旦の隠れた名所と言えるかも知れない荒川の土手から見た初日の出です。

初日の出への願いは平凡ながら家内安全、商売繁盛。効き目がありそうなご来光でした。

また、元旦の土手からは昨年に世界遺産となった富士山もきれいに見えました。それも日の出の強い光を浴びて山の左側半分だけ赤富士。

そして、そのイメージが頭に焼き付いたようで、「あれ・・・ひょっとしたらオレの初夢は赤富士だったかも・・・・・」と、ほとんど記憶にないのですが、そんなイメージが頭に残っているような・・・・気がします。

「それって、もしかして一富士、二鷹、三なすび」の一番だ!?(汗)・・・しかも赤富士・・・」と、「ひょっとしたら2014年は素晴らしい年になるのではないか!?」などと感じる、今のところ、今までになくおめでたい気分のお正月を迎えている次第です。

 そんなことで、今年も今の社会に必要とされる酒屋を目指して、もがき苦しんでみたいと思います。

本年も引き続き宜しくお願いいたします。

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

ページ
トップ