“酒屋さん”の記事一覧

業界と好まれる酒

酒類の販売を行っておりますと、各業界によって好まれる酒の種類にかたよりがあることに気づいたりもします。

もちろん時代の変化や、世代によって好まれる酒類は違ってくるのだと思います。それでも、それぞれの業界ごとに「業界関係での集まりや、贈り物にはこんな種類の酒!」みたいな暗黙の了解があるように感じるのです。

2014041413270000.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

代表的な業界の一つが、最近は人手不足で忙しい建設業界でしょうか。好まれる酒類のほとんどは「いも焼酎」。

大多数のこの業界の方が「いも焼酎」を好まれるようです。しかし、まだ少数派だと想像されますが「こだわりの地酒」のような日本酒を好まれる方々も増加しているようにも見えます。

それでも、建設関係といえば体の大きい男性が多く、また飲む機会も多いと想像できるため、いろんなことを気にすれば、やっぱり「いも焼酎派」がこれからも大多数を占めると考えられます。

もう一つ代表的な業界の一つが、たぶん不況知らずの医療業界。好まれる酒類はもちろん「赤ワイン」。

これは、たぶんイメージ通りなのですが、まったくその通りのようです。日頃から勉強しなければいけないことが多い業界なのだと想像されますが、さらにワインの知識も必要なのですから大変です。

また、金融業界の方々やIT業界の方々にも「赤ワイン」は好まれるようですが、医療業界ほどではないように感じます。

もちろん個人的にはウイスキーや他の焼酎、地酒などを好まれる方はたくさんおられます。それでも各業界ごとに暗黙の了解的に好まれる種類の酒は存在するように思うのです。

この時代、できるビジネスパーソンの心得として、酒を飲んだり贈ったりするシーンのための、「いも焼酎」と「赤ワイン」に関する情報をおさえておくのも良いアイデアなのかも知れませんね。

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

一人飲みの時代なのか!?

類は友を呼ぶということなのか、お客様方から「赤羽のめっちゃ怪しい酒場で・・・・・・よかったよ~」とか、「十条の隠れた名店でいっぱい飲ってね・・・・うまかったよ~」みたいな、飲んべーの一人としては非常にうらやまし過ぎる話をよく聞かせていただきます。

酒屋のオヤジはもちろん飲んべーの一人ですが、なかなかそんな酒場放浪ができる状況にないため、余計にうらやましく感じるのかも知れません。

それらの酒場では、ワイワイとみんなで飲む酒もいいのですが、基本は一人飲み。

ワインなどを提供するお店さんの話では、「最近は女子の一人飲みのお客さんも多いですよ!」とのこと。たぶん一人で飲んで居心地の良い酒場がうける時代になったのかも知れません。

PH_1210

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上司と一緒に飲みに行って「空気読めよ!」なんて言われるのは嫌だし、また部下にそんなこと言うのも嫌だし、まして仕事仲間と飲みに行って空気を読んで気を使わなきゃいけないのがそもそも疲れます。

家に帰れば帰ったで、またこれがいろいろとありますね。

それが一人飲みなら気分はラクチン!自分の好きな酒を、自分の好みのアテで20~30分楽しんで、気持ちよく家路につけるのです。

それでも、酒場の空気はマナーとして読まなければいけないわけですが(汗)!

気分よく、マナーよく一人飲みを楽しもうと思えば、やっぱり一人で入店して居心地の良い酒場でないといけません。イスに腰掛けて落ち着くよりも、立ち飲みの方が気楽な感じがしてよりベターな気がします。

お財布にやさしくて、気さくなお店の方が居て、アテと酒が美味しいのが、あたりまえですが良いですね。

また、人気があり過ぎていつも店内が込み合っているのは良くないし、その反対にお客さんがまったくいないのも困った感じでしょうか。

・・・・・・などとお客様方の話を聞いてイメージが膨らんでしまって、いっそう一人飲みに対する憧れが強くなってきている酒屋のオヤジです。

一人で居心地の良い酒場の魅力は、ますます高まりそうな気配ですね。

 

 

 

 

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

巨大ネット通販が酒の直販!

新聞によればインターネット通販最大手のアマゾンジャパンが酒類の直販に乗り出したのだそうだ。

2014040806260000.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「日本経済新聞の記事」

自社サイトに出店して酒類を販売する業者からは販売手数料などを徴収し、自らも酒類の販売を行うということのようだ。

つまり、「ボリュームゾーンはみんないただきまっせ!」ってことなのか。

通常ネット販売でのビール価格は、スーパーなどでの販売価格よりも高い場合が多いが、アマゾンは大手スーパーの店頭価格並みとするとのこと。しかも送料は無料で即日配送も可能なのだとか。

また、海外の酒類に関しては自社で平行輸入も行うため、スーパーなどよりも大幅に安い商品も出てくるらしい。

おそらく大手の酒類卸と組んでの商売だと推測されるが、その酒類卸さんや、実際に商品を運ぶ運送会社さんにとっては、商品のスーパー並みの価格を実現するために大変な努力を強いられることになるのかも知れません。

そして、アマゾンの登場により本屋さんが打撃を受けたように、酒屋のとってもさらに厳しい状況に追い込まれるのは明らか。

でも~、アマゾンが直販始めたからといって、それほど便利になるとは思えないんですけどね~。値段ももう既にけっこう安いし。

それでも、街場の酒屋として、生き残るためにこの変化に対応しなければ・・・・・(汗)。小規模業者なりに対応して行くにはどの道がベストなんでしょうか・・・・・・・・・・(汗)。

どの業界も同じなのかも知れませんが、小売業界はまるで戦国時代のようですね。もしくは仁義なき戦いか。

蹴散らされないようにしなければ!(汗)

 

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

バタバタの増税

消費税の増税がバタバタの状況でスタートしました。

「けっこう大変かな~(汗)!?」なんて思ってたら、ホントにすごく大変ですね。幸運にも4月初日である昨日の火曜日が酒倶楽部ステップの定休日だったため、休日返上で増税の準備でした。

朝から晩まで1日中作業してもまだ終わりませんでした。「そりゃ~営業できないスーパーさんも出てくるわけだわ(汗)!」と妙に納得した次第。

2014040213260000.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 まずは価格表示の変更ですが、こちらは2月ぐらいからボチボチと作業を進めてましたから問題はないのですが、大変なのはレジの設定変更です。

それまで税込価格で入力していた価格をすべて本体価格に変更。そして税率変更したわけです。しかし業務用商材では容器に保証金が付き、酒倶楽部ステップではその保証金に消費税を付けていないため、その辺の調整が大変。

税込価格での入力では保証金に税金を付けるかどうか気にしなくてよかったのですが、税抜き価格の入力では保証金に課税しないように設定しなければなりません。

幸か不幸か酒倶楽部ステップにとって増税初日の今日は来店されるお客様がほとんどなし。何とかレジメーカーさんに指示していただきながら、かたづけることが出来た次第。

そんなことで酒屋としては、もうなれない作業で脳みそに乳酸がズッシリとたまっちゃって、任務が成功してスッキリしたと同時に、ぐったりと脳みそに疲労を感じております。

それにしても、いざ消費税8%を金額で体感すると3%増加しただけなのに高く感じますね~(汗)!たとえば本体価格3万円なら今まで31500円でしたが、昨日からは32400円ですがら、なんだか販売する方もビクビクです。

こりゃ増税後の消費税に慣れるまでには時間がかかりそうですね。

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

新表示価格は「税抜き価格」?「税込価格」?

いよいよ増税が迫ってきました。

今回の増税では小売店での税抜きの本体価格のみの表示が可能となったようで、小売店によって価格表示の仕方がバラバラ。

「税抜きの本体価格」でも「税込価格」でも8%の消費税を支払うことは同じなのですが、小売店としては意外に頭を悩ませる問題です。

2014032613350000.jpg

 

 

 

 

 

 

 

小売店の価格を表示するスタイルの選択は大雑把に分ければ下記の3種類。

①「税抜きの本体価格」のみ表示

小売店サイドとしては一番安い価格の提示となり、さらに次回の増税時にも対応できるため気が楽かも知れません。しかし、外国人など日本の状況を知らない方々にはお叱りを受ける可能性も。

②「税抜きの本体価格」と「税込価格」の両方を表示

この場合どちらの価格を大きくするのかとか、どちらを目立つ色合いにするのかといった違いが出てきます。スーパーさんなどのチラシでは「本体価格」を大きく表示して、「税込価格」を小さく表示するところが多いようです。

③「税込価格」のみの表示

これが外国人なども含めた消費者にとって最も分かりやすい表示かも知れません。しかし、レジは「本体価格」で計算して最後に消費税を乗ずるスタイルが多いようですから、その場合には「税込価格」で計算した金額と、「最後に消費税を加えた金額」とで誤差が生じることになります。

また、小売店の価格設定によくある980円とか999円とかの表示がプライスカードから消えるため、販売する側としてはお客様のプライスカードを見ての印象が気になるところです。

 

 これらの中で一番無難なスタイルと言えるのは、スーパーさんなどで採用されている②の「税抜き本体価格」と「税込価格」の両方の表示でしょうか。

街場の酒屋としても、とりあえずこの増税が落ち着くまでスーパーさんなどと同じく②のスタイルで表示しようと思います。

それでも、その二つの数字のどちらを目立たせたら良いのか・・・・・・・・・・・難しい(汗)!

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

ページ
トップ