長野新幹線の「佐久平」駅にほど近い人気のお蕎麦屋さんです。
注文させて頂いたのは、たぶんこのお店で一番人気と想像される「くる美そば」。信州のサラッとして、ひんやりとした感じの澄んだ空気の中でいただく、風味豊かで締まった食感の上質な手打ち蕎麦は最高です。
くるみのペーストがたっぷりと入った付け汁の、その独特の甘みとコクに、薬味のネギや大根おろし、わさびを好みで加えて、歯ざわりの良いお蕎麦をそのお汁に、やおら入れ込んでお蕎麦にくるみ汁をからませたら、静かに「ズルズルズル~ッ・・・・・・!」・・・・・・ウ・・ウマい!確かにウマい!!
「日本人で良かった~!」と思える瞬間でしょうか!ラーメンなどと違った、脂っぽさのないクリーンでデリケートな蕎麦の風味と、手打ち蕎麦特有の食感が、なんだか歳を重ねる度に、たまらなく美味しく感じるんですよね~。だからお蕎麦屋さんにはどちらかというとご高齢の方が多いのかな!?
欲を言わせて頂ければ、やっぱり飲んべーさんの一人としてはせっかくのこの機会に「蕎麦前」がしたかった(涙)!実にもったいなかった(涙)!この後に車を運転する用事があったためどうにもならなかったのですが。
メニューに載っていた「鯉のうま煮」をアテに、「ぬる燗」ぐらいに燗つけた信州の地酒で「蕎麦前」がしたかった。小骨を取り除きつつ、てかり輝いた茶色とくすんだ白身のコントラストがたまらなくウマそうな「鯉のうま煮」をつっつきながら、燗を付けてやわらかくなった信州の地酒を「コピリンコ!」ってのを熱望したわけですね。
ぜひとも次回のお楽しみとして、とっておきたいと思います。
ちなみに先日、信州の旅館に泊まった知人は、楽しみにしていた夕食の定番の「鯉のうま煮」が「信州産和牛」にとって代わられており、それにショックを受けて帰って来られました。飲んべーさんにとっては実に嘆かわしい出来事だったんですね!(笑)
も一つちなみに、お蕎麦はドイツ人も大好きみたい!たぶんそのうち蕎麦前とかやりだすかも!(笑)
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