すみません(汗)!かなり遅いお正月休みをいただきまして、子供を連れて北海道へスキーに出かけてきました。最近話題の格安飛行機LCCを使って、これまた話題の地であるニセコ・エリアです。
その外国人による、外国人のための、日本にある世界基準のスキーリゾートは、正直驚きの連続!いや~ビックリした。
【エゾ富士とも呼ばれる羊蹄山】
何が驚いたかってJR函館線に乗って、ニッカウヰスキーで有名な余市蒸留所のある余市の先の、閉ざされた雪深い山の奥に突如として現れる白人ばっかりの超高級別荘地帯とスキーリゾート!
シーズン終了間際の4月でも訪れているお客さんはそこそこ多く、ほとんど全て白人とわずかなアジア系で、日本人客はほとんどいません。ほとんどがオーストラリア人でヨーロッパからのお客さんも少なくない感じ。
その別荘地帯は「スキーに来るだけなのに、こんな超豪華でデッカイ別荘が必要なの???」って正直思っちゃうほど。世界的に有名な外国人映画俳優の別荘や、現在の日本の総理大臣のペイントハウスなどもあるのだそうです。
「スキーリゾートとして世界一の雪質」「羊蹄山を望む壮大な景色」「北海道の豊かな食」「温泉」「本当に美味しい水」・・・・と日本人が見過ごしてきた、そのスゴ過ぎる魅力を、好景気に沸く資源大国のオーストラリア資本が世界基準のスキーリゾートへと変貌させているわけです。
この世界的リゾート地の印象は、変にお土産などの小物を販売するようなお店もなく、軽井沢や那須高原などの日本の有名リゾート地あたりはとっくに抜き去っている感じ。それに物価も安くない。それでも世界のスキーリゾートとしては”ヒジョーに割安感がある”のだそうだ。
その「世界一の雪質を誇るパウダースノー」は温暖な国の人達ばかりでなく、北欧やロシアなどからも、その雪質を求めて来るほどなのだとか。
「なぜこんな山奥にこんな超豪華な別荘を建てるのか?」日本人としてはなかなか理解しがたい状況なのですが、世界基準で考えてみれば、これほどの条件の整ったスキーリゾートで、なおかつオーストラリアで信頼されるブランドのデベロッパーや管理会社なら、より豪華で魅力的な建物の方が資産としての価値が生まれるのだと思います。それにまだまだ世界のそれと比べれば割安感もあるわけです。
今でも魅力的な場所は外国人どうしの争奪戦なのだとか。
好景気に沸く資源大国のオーストラリアでは最低賃金が時給2000円を超えるほどなのだとか。地元のタクシーの運転手さんは「オーストラリアはバブルらしいですよ・・・・・・・・・(汗)!」って。確かに中国やインドの経済が減速傾向では、いつかは供給過剰で調整局面を迎えるのかも知れませんが、世界基準での”世界一の雪質のスキーリゾート”としてのブランドはオーストラリア人によって確立されてしまったように思えます。
しかし、世界のスキーリゾートとして世界の富裕層を迎える環境はまだまだ。今後、北海道新幹線が開通する予定もあり、オーストラリア系、香港系、シンガポール系・・・・・・・日本系とますます凄いことになりそうな感じです。
この辺りにはいわゆる酒屋さんは見当たらず、中心地にオーストラリア人の運営するワインショップ(写真)が1軒と、オーストラリアワインを専門に輸入してニセコ・エリアの飲食業などに卸しているオーストラリア人の業者さんが1つあるだけらしい。
酒屋としては、このニセコ・エリアで世界の富裕層を相手に「日本酒、焼酎、泡盛、ワイン、北海道のウイスキー、地ビールなど」を扱うショップをやってみたい!」って思った次第。それに人生も楽しくなりそう!
もしやるんなら、オーストラリア経済の調整局面が狙いどころか・・・・・・・・・・!
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