ワイン専門の情報サイト「ワイン・サーチャー」によれば、カリフォルニアでワイン製造機がもうじき誕生するようだ。
それは家庭用のワイン製造機で、ケータイに入れたアプリからコントロールして好きな味わいのタイプに仕上げる機械なのだとか。
水、酵母、濃縮果汁をワイン製造機に入れて、ケータイのアプリから好みのワインタイプを設定して発酵。三日間かけて750mlのワインが出来上がるとのことだ。
当初のワインのタイプは、トスカーナの赤、オレゴンのピノノワール、ナパ・バレーのカベルネ・ソーヴィニョンとシャルドネ、ソノマ・バレーのソーヴィニョン・ブラン、ブルゴーニュの赤と白。
機械は一台当たり$499が予定されており、また大型の製造機の製作も予定されているとのことだ。
どちらかと言えば保守的な酒業界ですから、たくさんの人からの賛同は得られないようだが、それでもワイン業界に大きな影響を与えることになるとのこと。
価格もジュースと同じ水準でワインが飲めるようになるようだ。しかも味わいのレベルも高く、伝統ある有名産地のワインに負けないぐらいの味わいらしい。
このワイン製造機は今年の5月までに市場への投入を予定しているとのこと。
濃縮果汁を水で伸ばし酵母を加えて発酵させる方法は、いわゆる安価なワインの製造方法として大手酒造メーカーで行われているのだと思います。それでも、この機械を使うことにより世界の有名産地ワイン風に自分で造れるのは面白いですね。しかも安価に。
人気になるかどうかはその味わい次第でしょうか。
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