“おつまみ”の記事一覧

ワイン発祥の地のワインのアテ”バドリジャーニ”

 

 

ワイン発祥の地であるジョージア(旧名グルジア)のワインを専門に輸入されている方が来られて、ジョージア料理の話になったんです。

「ジョージアの料理はスゴク美味しんですよ・・・・・・」みたいな話です。

ワイン発祥の地らしくどの料理もワインにスゴク合うのだとか。

その中でもジョージアの茄子料理である「バドリジャーニ」は特に赤ワインと素晴らしい相性なのだそうで、「もうね、バドリジャーニと赤ワインとパンがあれば、もう最高なんすよ!」みたいな話をされていきました。

そこで、そんなにワインに合う料理があるのならばと、物好きな酒屋のオヤジは自身でつくってみた次第です。

埼玉県の代表が高校野球で活躍しちゃって、なかなかTVの前から動けず、時間もあまりなかったのですが何とか完成しました。

 

 

 

 

 

 

【赤ワインとジョージアの茄子料理”バドリジャーニ”】

初めてつくって、初めて食べる料理ですから、出来栄えのレベルがどの程度なのかは微妙なところですが、なかなか美味しいし、確かにワインに合います。

この料理を平たく言えば、塩味をつけて焼いた茄子に、様々なスパイスで風味をつけたクルミのペーストを巻いたり挟んだり乗せたりした料理。

ポイントはもちろんクルミのペーストの味付けなのですが、生のすりつびしたニンニクの量が多かったようで、いつまでも喉の奥に辛さが残りました。それでもその分、元気になったような気もしましたが。

もうちょっとお皿の盛り付けがキレイなら、特別な日の料理としてワインとともに楽しんでいただけるのではないかと思った次第です。

「バドリジャーニ」のレシピ:

茄子⇒5mmぐらいの幅に切る、塩を振って1時間ほど置き、水分をふき取って油でこんがりと焼いてさます。

クルミ(けっこうたっぷり)ニンニク少々⇒すりつぶしてドライ・フェネグリーク、ドライ・パプリカ、ドライ・コリアンダー、ドライ・マリーゴールド(スーパーになくて使いませんでした)、白ワインヴィネガー、水、塩で味付けすしてペーストにする(加えるスパイスはレシピによって様々)。

ペーストを焼いた茄子で巻いたり、挟んだりする

 

 

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エッグ・ベネディクトをアテにカジュアル ピノ・ノワール

 

 

先日の朝、夏休み中の子供にせがまれてうちの近所に新しくオープンした、いわゆるロードサイドの大型喫茶店にお邪魔しました。

ちょっと苦手なパンの上に生クリームがてんこ盛りになっていたりする中部系の喫茶店ではなく、そこは関東系。外観は似た感じでしたが、メニューの内容はまったく違ってました。

朝食メニューはなんだか本格的です。

まえまえから食べてみたかった「エッグ・ベネディクト」なるものをメニューで発見しました。少々値段がいい感じでしたが、せっかくですから迷ううことなくそれを注文しました。

 

 

 

 

 

 

こくがあって、確かに美味しい。

・・・・・でも、酒屋のオヤジ的には、「このリッチな味わいのソースのかかったご馳走を、朝食にコーヒーと一緒に食べるんじゃあもったいない。」「たぶんこれにはコーヒーじゃなくてワインであり、そして朝食じゃなくてランチorブランチでしょ!」などと思ってしまった次第です。

そして、もしワインを合わせるとすれば、カジュアルなクラスの軽めの赤ワインが良いのではないかと考えた次第です。

自身の好みもあり、なんでもかんでも軽めの赤ワインに合わせたいと思ってしまうのですが、たぶんこのエッグ・ベネディクトとは、ほとんどのワインに合うような味わいだと思います。

酒屋のオヤジがイメージしたのは、軽めの赤ワインであるカジュアルタイプのピノ・ノワール。

 

 

 

 

 

 

 

【カジュアルなピノ・ノワール 左からニュージーランド産、イタリア産、カリフォルニア産】

エッグ・ベネディクトは卵料理ですから、休日のブランチと呼ばれるような時間帯に、一杯のグラスワインとともに食するのが理想的でしょうか・・・・・・絵になる感じです。

また、もしこのエッグ・ベネディクトの具がベーコンではなくサーモンなら、やはり軽めの樽の利いていないシャルドネあたりが良いのではないかと思う次第です。

多くの料理にフレンドリーなワインは如何でしょうか?

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やさしい味わいの食事には、やさしい旨味の国産ワイン

 

 

その日の夕食は夏休みの宿題と言うことで、次男がつくってくれた野菜炒めでした。

豚肉から炒めて、堅くて火が通りにくい野菜から徐々に加えて炒めていく。味つけは塩のみ。

野菜の旨みや甘みのやさしい味わいが素直に伝わって来て、たぶん母親に手伝ってもらったのでしょうが、なかなかのものでした。

シンプルな野菜炒めのやさしさは、なんだかノスタルジックな味わいですね。

これが豚肉じゃなくて魚肉ソーセージあたりだったら、もうノスタルジック過ぎちゃって、酒屋のオヤジなどはもう泣いちゃうかも知れない、などと思ったりもした次第です。

 

 

 

 

 

 

 

 

親ばかっぽくて恐縮ですが、次男が初めてつくった野菜炒めです。

そんなやさしくてシンプルな野菜炒めに合うワインと言えば、やはり味わいにやさしさのある国産ワインでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

【にごりスパークリング奥野田フリザンテ(白) と 奥野田ベリザンテ(赤)】

発酵中のワインをボトルに詰めた、やさしい発泡の残っているワインです。発酵の途中ですから当然アルコール分も低め。原料ぶどうは白がデラウエア、赤がマスカットベリーA。

やや辛口のやさしい旨味を感じる味わいのワインです。

国産の野菜と国産のワインですから、産地マリアージュとなるわけです。

また、この手のワインは小規模のワイナリーでしか造れないタイプの、贅沢なワインと言えるかも知れません。

 

国産ワインで ”やさしい & やさしい” のマリアージュは如何でしょうか?

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「海鮮BBQ」お盆のご馳走とワイン

 

 

近所のスーパーで買ったサバの半身を炭火で焼いてもらって食べたんです。

そしたらこれが、驚くほど美味しかったんですよ!

炭火焼の食品を美味しく焼き上げる能力の高さに、あらためて驚きました。

炭火焼きは、間違いなくご馳走と言えるでしょう。

個人的にはお刺身や肉料理などの典型的なご馳走よりも、ご馳走に感じる次第です。

と言うことで、このお盆休みにご家族で海鮮BBQは如何でしょうか。そしてもちろん海鮮BBQをアテにしたら、飲むのはワインでしょう。

 

 

 

 

 

 

海鮮BBQに合いそうなワインです。

白ワインは酸がやわらかく、ふくよかさのあるもの。赤ワインは果実味はしっかりとしているが渋味が少なく、冷やしても美味しいもの。特に写真右の微発泡のイタリアのボナルダはおススメしたいワインです。

 

 

 

 

 

 

まずは枝豆の塩茹でイッパイ。

 

 

 

 

 

 

夏野菜も美味しい。外でのBBQなら子供もむしゃむしゃ食べてくれます。

 

 

 

 

 

 

そして、海鮮BBQ。鮭、鯖、鰯、シシャモ、ホタテ、イカ、タコ・・・・なんでも炭火焼きにすればご馳走です。

 

家族での海鮮BBQにワインは如何でしょうか?

 

 

 

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土用丑の日、ウナギにローヌ

 

 

昨日のウナギはいかがでしたでしょうか?

今年はなぜか土用丑の日「つまりウナギの日」が2回あるとのこと。ご馳走であるウナギを食べる理由が、今年に限って2回あるのですからありがたいことです。

江戸時代に、かの平賀源内がウナギ屋に知恵を授けて以来、暑い時期の滋養食として食べられてきたという以外にも、縁起物として鰻上り(うなぎのぼり)にあやかるような食べ物なのだそうです。

お医者さんでもあった平賀源内は、今の医療業界に先駆けて長崎でワインを味わったかも知れません。と言うことで、ウナギに合わせるワインのご紹介です・・・・ちょっと強引ですが。

 

 

 

 

 

 

甘じょっぱいタレをからませて焼き上げてあるウナギにワインを合わせる場合、酸が立つような味わいのものではなく、酸が穏やかなワインの方が合うように思われます。

そこで、よく聞く組み合わせかも知れませんが、ローヌあたりの赤ワインは如何でしょうか。

 

 

 

 

 

 

【ローヌ・バイ・ロジェ・サボン コート・デュ・ローヌ】

非常に評価の高い生産者が造る自然派の赤ワインです。適度な濃度と同時にエレガントさのある味わいのワイン。

赤ワインとしての穏やかな酸味と、やや力強い感じがウナギの蒲焼におススメです。

次の土用丑の日にローヌ・ワインは如何でしょうか?

 

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