飲み会の多い12月、家族を含む飲み会のお酒にはワインが好まれるようですね。
「でもお料理に合わせたワインをどうやって選んだらいいの?」と悩まれる方もおられるのではないでしょうか。
あるワイン関係の記事によれば、「それほど悩まなくても、ベーシックなマッチングの方法を知っていれば難しいことではない!」とのこと。また「芸術的なワインとお料理のマリアージュなどは、ワイン業界と食品業界の宣伝のための誇張表現なのだ!」とも書いてありました。
たぶんその通りだと思うのですが、それでもお料理とワインで相性の良し悪しは感じるわけです。
お料理にワインを合わせる場合のベーシック・ルールとは、「濃厚な味わいには濃厚なワイン」「デリケートな味わいにはデリケートなワイン」「刺激の強い味わいにはフレーバーの強いワイン」といった組み合わせ。またスパイシーな味わいには甘みのあるワインがバランスがとれて良いのだとか。
お料理と同じようなタイプのワインが基本的には良いが、正反対の味わいのワインもお料理によっては良いということでしょうか。
参考例として、シーフードなどで柑橘系の果汁を絞りかけるようなお料理には、酸味がしっかりとしていて、柑橘系の風味があるワインが合う。合うワインはたくさんあるが一般的なところではソーヴィニオンブラン種などで、柑橘系の風味のあるものが良いとのこと。
また鶏肉や豚肉の場合には肉類の中でもマイルドな味わいのため、やや軽めの赤ワインが合うとイメージされるが、カレー風味などのスパイシーな味付けも多く、その場合にはマイルドさを消し去ってしまうため、また違ったタイプのワインが合うことになるのだそうだ。
スパイシーなお料理に合わせるワインは難しい。この場合にはタンニンがしっかりとしていて、樽香の効いたワインを合わせる傾向があるが、この場合のワイン選びのポイントは適度なアルコール度数としっかりとした酸なのだそうで、それらが口の中の油分を洗い流してくれるのだとか。そしてほのかな甘みも重要で、口の中のバランスを良くしてくれるとのこと。
この場合リースリング種やアルザスのピノグリ種が理想的なようだ。また、赤ワインを好む場合にはジンファンデル種、シラーズ種、マルベック種が甘みを感じるため良いとのこと。ワインを選ぶ時にはアルコール度数をチェックして13.5%以下のワイン、ジンファンデルの場合には14%以下が良いようだ。
酒屋のオヤジ的には、塩の焼鳥に赤のゆずこしょうをちょっと乗せて、軽めの赤ワインのアテにするのが最高だと信じております。
お料理に合わせてワインを楽しんでみて下さい。
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