新聞記事によれば国内大手5社の今年1~6月のビール系飲料の出荷量は前年同期比で0.9%減となり、1992年以降で過去最低となったのだそうだ。
第三のビールは各社新商品を相次いで発売したことが奏功し2.7%増となったが、ビールや発泡酒は減少した。
高級レストランなどでの売り上げは、アベノミクス効果のためか伸びているようだが、少子高齢化をみすえた予想通り、ビール系の消費量は減少の流れにあるようだ。
米国の巨大小売チェーンのコストコでもビール全体での売れ行きは、ゆるやかな減少傾向にあるとのこと。
しかし、その内容は急激に変っており、なんとビールの売り上げの30%を地ビールが占めるようになったのだそうだ。
地ビールの売上を伸ばしているのは、他の小売チェーンも同じ。ニュージーランドのスーパーマーケットでも前年から1割近く売上を伸ばしている。
また、主要市場である都心部以外の、農村部など地方でも手造りによる地ビールを好む消費者が増えているのだそうだ。
消費者にとって、地ビールはワインや良質コーヒーと同じような部類に入り、注目の度合いを高めているとのこと。
最近の地ビールは伝統的な360mlぐらいのボトルに変って、750mlのワインボトルに詰められて、ワインのように販売されている。
日本国内でも最近は地ビール業界が盛り返してきている印象を受けます。飲食店さんでも地元の「コエドビール」や、茨城の「ネストビール」などを販売するところがポツポツ出てきた様子。
日本でも近い将来に、ビール市場の30%を占めるぐらいの地ビール人気が来るかもしれませんね!
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地ビール人気は世界的なトレンドなのです!
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