“酒屋の株話”の記事一覧

「酒屋の株話」ITバブルの高値は超えたが・・・

 

 

酒販業界もたいへんな業界なのですが、家電業界ってホントにたいへんな業界だったんですね。

それも酒販業界のように、ゆるやかなスピードでの斜陽ではないようです。

近年では、業界やビジネスモデル、ブランド力によって、状況がまったく違って来ているということなのでしょう。

 

日経平均株価は、ITバブル時の高値を上回った。けん引したのは右肩上がりの株価トレンドがハッキリとしている値嵩株ばかり。

他の銘柄も値上がりはしたが、トレンドフォローの買いが続かない様子。

週の前半には、ギリシャの債務問題は楽観視できるような話だったが、後半にはまた悲観的な雰囲気に戻った。

投機色が強かった中国株は急落。それも短期間に2割も。

どれぐらいのレバレッジなのかは分かりませんが、信用取引などで皆が 切った張った とやれば、上げるスピードも速いが、下げるスピードも速いということなのでしょう。

まるで、戦前の日本株市場で、証拠金取引が主流だったころの話でも聞いているかのようです。

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ギリシャ、為替、中国株・・・・・マクロは分からない。

また、同じ日本株の中でも、そのストライクゾーンは狭くなっているのかも知れません。

しかし、PERの高い右肩上がりの値嵩株をトレンドフォローで買う気にはなれない。

最近では「マシュマロテスト」というのが話題なのだそうですが、今日のマシュマロ1個より、明日のマシュマロ2個を信じて、じっくりと時間をかけて銘柄を保有するか、もしくは出遅れ感があるポテンシャルの高い銘柄を探す、あたりがホームランもしくはクリーンヒットを狙う道でしょうか。

なんだか「マシュマロテスト相場」とでも呼びたくなるような、忍耐力が試される状況ですね。

 

 

 

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「酒屋の株話」父の日リバーサルか!?

 

 

景気サイクルを示す指標として最も有名なのが「コンドラチェフの波」でしょうか。

その「コンドラチェフの波」は長期的な景気の拡大、株価の上昇を示しているのだとか。

それも2030年~2040年あたりがピークの目安となるというから、かなりの長期。

もしそうなら、例えば2020年の東京オリンピック前後で、景気、株価ともに大きく調整したとしても、ブルトレンドのなかでの押し目であり、まだまだ長期で強気なトレンドが続くことになるわけです。

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新聞によれば、相場の「反転サイン」が点灯したのだそうだ。

まず、先日の日銀総裁による「円安けん制」による「円売り・株先買い」の巻き戻しの動きが収束に向かっていること。

先物と現物株の裁定取引の残高がSQで一気に急減しており、需給好転のシグナル。

そして、東証空売り比率が6月18日に38.3%と公表が始まった2008年以降で最高。19日も35.8%と高水準で、空売りの買戻しにより相場が上昇しやすい。

 

「コンドラチェフの波」の上昇波のなかで、押し目を買い、吹き値で売り払おうとすれば、今もしくは、しばらくの間は、買い場が到来していると言えるようです。

それでも、ギリシャなどマクロの行方、為替市場、欧米諸国での夏季休暇シーズンなどで、盛り上がりに欠ける展開になるような気もするわけです。

強いファンダメンタルズと弱いセンチメントの状況が継続している間は、買い持ちの継続、もしくは、ほどほどにMr.バリュー様がご降臨されている、ポテンシャルの高そうな銘柄を買うのが、ベストな選択でしょうか。

 

 

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「酒屋の株話」 国策に逆らうな

 

 

いやはや・・・・為替市場のボラタイユさにはホントに驚かされます。

数ヶ月前のスイスフラン/ユーロのような、超が付くほどのパニックにはなりませんでしたが、それでも今回の日銀総裁による発言を受けて急激な円高への動きは過激でしたね。

その超高速取引などと呼ばれる瞬間的に大量の売買注文が執行される様は、まるで大量破壊兵器あたりで攻撃でもされているかのよう・・・・・・ポジションを持っているわけではないのですが、なんだか気持ちが痛い。

ミセス・ワタナベさんのレバレッジの水準は分かりませんが・・まったくもって「FXはおっかない!(汗)」

先週は、そんな為替市場にビビらされた印象の日本株市場でした。

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相場の格言に「国策に逆らうな」というのがありますが、国策は「円安のスピードが速すぎる」とみている様子ですね。

思い起こせば、数年前までの円高進行の局面では、日銀による積極的な円売り介入が行われておりました。そしてその結果、日本の外貨準備高は膨れ上がりました。

今となっては、素晴らしく投資のセンスのあるドル買い/円売り介入であったと言えるでしょう。

今回の「さらなる円安はない!」との発言のインパクトは、そんな「・・・・・これ以上円を売るんやったら、いくらでも為替利益を確定しながら、買い向かったるでぇ~!」みたいなニュアンスを、市場が感じ取ったのではないかとも思う次第。

ドル/円相場はようやく、調整もしくは一服するような状況に入ったということなのか。

それでも予想されているアメリカの利上げから、ドル買い/円売りの投機ポジション積み増しの流れは続くとみられ、心理的にもかなり強固なレジスタンスという印象の125円レベルを意識した値動きにしばらくはなりそうな気がする次第。

日本株市場にとっては、大型株は為替市場やマクロを見ながらちょっと一服、その代わりに小型株が活躍する感じでしょうか。

 

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「酒屋の株話」過剰流動性の荒波はどこへ

 

 

ドイツ国債の急落が他国に波及、東電株の急騰でヘッジファンドが空売りへ、マザーズ市場の上昇・・・・・と、過剰流動性の荒波は、いよいよその うねりを大きくしている印象です。

マクロ経済の詳しい事情は、正直よく分かりません。それでも、債券が下がれば株が上がるのという理解が、一般的なセオリーだと思うのですが、今回はドイツ国債が急落して、ドイツ株も下げた。

安全資産としてマイナス金利になるまで買い上げた国債が売られ、その資金はこの過剰流動性をより大きくしたとも想像できます。

問題は、その過剰流動性がどこに向かうのかでしょう。

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【日本経済新聞さんの記事】

たぶん、次に過剰流動性の荒波が向かう先には、日本株や、円売りも、候補に挙がるのではないかと思う次第。

旅行業界もひょっとしたら同じかも知れません。「海外旅行でどこに行きたい?」と海外の人にたずねれば、きっと事件やら情勢、物価水準、食べ物、買い物、観光、治安・・・・・などの魅力から、日本を選ぶ人が多いような気がします。

日本株強気論に警戒を促されておられる先生方もおられますが、人気化している銘柄は別として、今の状況での調整は限定的とみられます。

逆に、国債を売って威力を増したとみられる過剰流動性は、今まで以上にグイグイと日本株を引っ張り上げるとの想像もできるわけです。

スコットランドに本拠地を置く日本株専門のファンドには、過去に経験のないほどの資金が流入していると伝えておりました。

逆張りに徹していると言われている個人投資家だって、気が向かば、今回の東電株のように凄まじい勢いで買い上げたりもするわけです。

また、今まで相手にされていなかったとも言えるようなマザーズも、ここへ来て買われている様子。

過剰流動性の荒波は、いよいよ うねりを増して、日本市場へ本格上陸するような気がする次第です。

 

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「酒屋の株話」 記録ずくめでもガチな逆張りは・・・・・(汗)

 

 

セル・イン・メイの警戒をよそに、なんと5月は記録ずくめの上昇。

そんな状況は、真反対の成り行きではありますが、1990年1月にご祝儀相場での値上がりを期待されながら、実際には大幅な下げが始まったコトを思い出させます。

弱いファンダメンタルズと、強いセンチメント、さらにご祝儀相場のアノマリーが噂されました。平成バブルのピークを形成した、まさにそのときです。

そして、今回はその真逆。強いファンダメンタルズに、弱いセンチメント、そしてセル・イン・メイによる値下がりへの警戒。

・・・・・さらなるフォロースルーの予感がする次第です。

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【日本経済新聞さんの記事】

先日、新聞では、逆張りで巨額のドル売りを仕掛けていたミセス・ワタナベさんが、踏み上げたことを伝えておりました。

相場をリードしたのは、日本株と同じように海外のファンド。

5月の記録ずくめの日本株上昇をリードしたのも、売買シェアで6割を占めるといわれる海外ファンドです。

取引手法の多様化とも言えますが、帰納法によるテクニカル分析などを駆使して、個人投資家であろうとも、上昇相場に海外の巨大ファンドに立ち向かって、空売りを仕掛けるガッツはスゴイと思います。

それでも、海外のファンドはプロです。プロなら取引する前に、信用倍率の極端な偏りぐらいは必ずチェックするハズ。

演繹法的に考えて、もしその偏りが明らかに個人投資家によるものと推測されるなら・・・・・・・言い方は良くないかも知れませんが・・・・・・”狙われちゃう”・・・かも知れないと思う次第。

また、押し目買い需要の強さも感じられます・・・・・・・・ココはガチの逆張りで、いっちゃわない方が良いのでは、と余計なお世話かも知れませんが感じる次第です。

 

 

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