先日の急落で逆張りの買いを入れた個人投資家の方々は、この戻りでゴッソリと売って利益を確定されたようですね。
「なぜ、さらなる上値を狙わなかったのか?」・・・・日本の一流企業である東芝さんの不正会計も、売りのタイミングを早めさせたのかも知れません。
またそんな、「不正と分かっていても上司に逆らえない企業風土って、日本企業では・・・・・・」みたいな理解もあり、さらなる広がりを懸念したのかも知れませんね。
「御社は上司の意向に逆らえない文化を持った企業風土なの?」
試しに、うちに営業とか納品に来られる企業の方に聞いてみたんですね。
「そんなのあたり前っすよ!ぼくが入社したころなんか副支店長とかが竹刀持って立ってましたからね!そんなもん逆らえないっすよ!」
「そんでもって、”チャレンジ”に近いこともやることになるんですが、度を超えてホントに”チャレンジ”しちゃうと処分されちゃうんですよねぇ~(汗)」
ってのが、酒屋のオヤジのような日本人にとって、「日本の会社っぽいな~」って思った次第。
それでも、社長が外国人になって、余計にそんな文化が強くなることもあるようで、一概に日本の文化とも言えないようなんです。
話はそれましたが、今回の事件を教訓として、さらに日本企業の透明性が増し、より信頼されるようになれば日本株市場にとって、また日本の社会にとっても、素晴らしいことではないかと感じた次第です。
それにしても、よくまあ三代も続けて隠してましたね。
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